第2話 転生後1530年 0歳だぞ
いきなり母に殺されそうになる主人公。赤子が殺されそうになるのをどう逃げるかをお楽しみ下さい
生まれた時、どこだここはという驚きでほとんど泣かず産婆さんに尻を叩かれ思わず泣く
情報を把握しようとキョロキョロし他の赤ちゃんと大きく違うので気味悪がられる。悲しい
普段本当に泣かずオシッコウンチは手で場所を教え、食べたい時は口を手で指しコミュニケーションをとった。
生後3ヶ月のある日母が小刀を俺に向けて俺を刺そうとしてきた。
止めろと声を出そうと思っても喋れない。避けようにも無理。
ニコニコ笑って可愛いアピールをした。
母は少しひるんだ。もっとニコニコ笑った。
しかしまた母は思い直して小刀を構えた
拍手してみる。母怯む。
『やはりあなたは特別な子』
俺の殺害を諦めたか
『だからあなたは上杉に災いをもたらす子よ』
母は小刀を持ち直した。
俺大ピンチ
生まれて来てすぐ死んでどうするんだ。
とにかく出来る限り大きな声で泣いた
普段泣かないのに大声で泣いた。
結果、幸い近くにいた女中が飛び込んで来てくれた
女中の悲鳴でまた人が集まってきた
俺は何とか命を取り留めた
しかし、赤子を殺すとしたら普通首を絞めるか、濡れた布を置く事が一般的なのに小刀を使うなんて母はかなり気の毒な人だ。
母は別宅で軽軟禁状態となりおれには守役安田実秀の妹が乳母となった
なかなかハードなスタートでしたが、ここからは戦国らしい政治・軍事・内政が本格的に動きます。
龍義がどう成長していくのか、次回以降もぜひお楽しみく




