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「謙信の甥に転生! 龍馬の日本を戦国から始める」  作者: 27Be


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185/268

第185話 1539年 9歳 三好氏の攻略をするぞ (松永久秀対三好家)

<流言と決戦前夜>


長尾家は松永を嫌っている。


だから松永と三好が戦っても、長尾家は松永を助けないだろう――。


そんな流言が町に流れた。


三好家でも流言の真偽が検討された。

すると、上杉龍義は松永を八つ裂きにすると言っており、松永が滅んだ方が長尾家にとって利が多い、という報告が入る。


三好政康・三好長逸は、松永家と長尾家をどう各個撃破するか思案した。


そこへ、三好実休(飯盛城)に向け松永軍が進軍して来たとの報が入る。


生駒山地西麓で決戦となる。


三好政康・三好長逸は、かなり無理をして七千の兵を集めた。


松永軍四千を素早く撃破し、その後長尾軍一万と良い形で戦う算段だ。


松永軍の後方には長尾軍一万が控える。

第一軍団重装歩兵にはヤンキーの井口剣一がいる。


この男も西洋帆船を沈められたことに腹を立てている。


松永軍を見て――


ヤンキー

「人の舟を沈めやがって、お前ら沈めてやるからな」

「ふざけてんなよ、後ろから矢を打ってやんよ」


様々な悪口雑言を浴びせる。


我慢する松永軍。


松永軍は紡錘陣形(♢)を取る。

一方、三好は鶴翼陣形だ。


【 東:生駒山地(高地)】

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


      三好軍 本陣(高所寄り・背後安全)


左翼     本隊     右翼


■■■■ ■■■■ ■■■■ █████ ██████ █████


       ▲

      ▲▲▲

     ▲▲▲▲▲

      ▲▲▲

       ▲


     松永軍:紡錘陣形


      長尾軍(後方待機)

███████████████████████


<緊迫の包囲>


松永軍は愚直に三好軍に突っ込む。


松永久秀は陣頭に立ち、兵を鼓舞する。


四千対七千。

数的劣位。


それでも松永軍は崩れない。


三好軍が鶴翼を閉じ(凵)として松永軍を包囲する。

退路を残した方が早く崩れるはず――三好はそう読んでいた。


しかし、松永軍は崩れない。


松永軍の血は流れ、絶命の叫びがあちこちから聞こえ、兵の心を揺さぶる。


それでも耐える。


    【 東:生駒山地(高地)】

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


      三好軍 本陣(高所寄り・背後安全)

        ██████████████

      █████      █████

     ██              ██

     █       包囲陣形      █

     █    ┌────────┐     █

     █    │  松永軍 ◇ │     █

     █    └────────┘     █


            長尾軍一万

█████████████████████████████

左翼(井口)               右翼(雷蔵)


これを見るヤンキー。


(アイツら根性あるなー)


同時に、三好軍が長尾家に背中を見せていることにも気付く。


井口は近くの雷蔵に告げる。


井口「三好軍の背中を攻めたい」


雷蔵「俺もそう思っていた」


そこへ若様からの命令が届く。


雷蔵

「流石、若様わかってらっしゃる」ニヤリ

「行くぞ井口、お前ら左だ。俺達は右だ。」


<崩れる均衡>


長尾軍は(凵)の左右の壁を後方から攻める。


長尾軍の片手十字槍が、三好軍の背中へと突き立てられていく。


三好軍は混乱する。


長尾軍は傍観するんじゃなかったのか?

松永と組んでいたのか!

どうなっている。


撤退命令が出る。

兵はまとまりなく飯盛城へ退いていく。


長尾軍は追撃する。


趨勢は決した。


長尾、松永軍の勝利。


ヤンキーが松永軍の近くを通る。


松永軍の兵士はヘタリ込み、あちこちから血を流し、肩で息をして、疲労困憊だ。


ヤンキーは気の毒に思い、部下に命じて水を配らせる。


松永軍の兵士は礼を言い、一心不乱に水を飲む。


ヤンキー

「お前ら大変な大将の下にいるなー」


松永軍兵士の感情が溢れる。


「わかって頂けますかー大変なんですー(涙)」


ヤンキーもウンウンと愚痴を聞いてやる。


「大変だよなー」

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