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噛ませ犬スキルで異世界転移 〜俺が本当の相棒に出会うまで〜  作者: 二階堂次郎
第4章 賭博の町 メローヌ
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第47話 幕間

読んでいただきありがとうございます!

感想お待ちしております!

 使用者が自身を犠牲にすることによって味方に超強力なバフを乗せることができるスキル、アンダードッグ・パラドクス。

 付与する効果は六種類。

 攻撃力上昇。

 防御力上昇。

 素早さ上昇。

 体力、魔力、限界突破。

 エクストラスキル解放。

 運命力極限。


 これら全てがムツミと、そしてミクに与えられる。

 フードの男たちは杖を奪われ、クガネの三叉槍は俺の腹に突き刺さった。そして俺はわざと前方へ倒れ込むことでクガネがスキルで槍を回収するのを防いだ。


 超強力なバフを持った二人と、手ぶらな男たち。

 その戦力差は歴然だ。ムツミの戦力はともかくとして、杖一つで男たちをボコボコにしていたミクが負けるはずがない。

 俺は安心して、自分の視界を奪う暗闇に身を任せることができた。

 だが、とも思う。

 このスキルに頼っている限り、いつまで経っても俺は真の意味で強くなれない。

 最終的に誰かに頼ることでしか、敵を倒すことができない。

 わかっていたはずなのに、わかっていなかった。


 あの日、初めてこの世界に来て、ヤマトたちに裏切られ、噛ませ犬スキルを使って殺されかけた時。もう二度とこのスキルには頼らないと誓った。

 だが俺はいざという時、このスキルなしではどうすることもできない。役立たずだ。


 結局今回も、ミクたちに頼ることでクガネを倒すことになってしまった。

 自分の目的にミクを巻き込んでしまった。

 情けないと思う。


 普通スキルは勝利の女神アフタエルの力によって使えるものだが、クガネ曰く、ユニークスキルだけはその限りではなく、女神デスティネルによって授けられるという。

 運命の女神デスティネル。

 この世界にダンジョンを作った張本人。

 俺が倒すべき相手。


 クガネの言う通り、女神が俺にこの噛ませ犬スキルを与えたのだとして、それはいったい、なんのために──?

読んでいただきありがとうございます!

もし少しでも続きが読みたいと思っていただけましたら、ぜひブックマークをよろしくお願いします!

その上☆☆☆☆☆までしてくれると、とても嬉しいです!

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