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1章 1,異世界転生

不定期だけど休日の力を使いました(引きこもってたよ)

………先ほどまで闇の中にあった意識がだんだんと明るさを取り戻し俺は意識を覚醒させ、ぼんやりとまぶたを開けていく。


(………ここは病院?救急車間に合ったのか?)


 今の自分にある一番鮮明な記億は、脅迫メールをもらい、廃ビルに駆け込み、テロリストを三人を押した後…撃たれた、そして………咲(愛しい妹)の泣き顔


 俺はそれを思い出すと動きづらい体を動かしながら左右を見渡す。するとそこには小さな赤ん坊が一人。………はっ!ちょっと待て何で心臓を撃たれたはずの重傷人の横に赤ん坊がいるんだよ。ってうわ起きた、こっち見た、なんかふぇって顔してるんですけど、えなになんか泣き出した~~~


 俺はいきなり泣き出した赤ん坊にテンパりながらもとりあえずその子をあやそうと頭に手を伸ばそうとしてそこでふと違和感を感じる。俺の手が………小さい?!


「おぎゃー」(なっなんじゃこりゃ~)


 そこには警備会社の鍛錬で一般的な17歳の手にはとても見えない豆ができては潰れてを繰り返した無骨な手ではなく。柔らかそうな赤ん坊のきれいな小さな手があった。すると俺が騒いでしまったせいか隣の赤ん坊がさらに泣き出してしまった。俺がそんな中さっきよりもましておろおろしていると部屋に誰か駆け込んだ来た。


「ーーー!ーーーー、ーーー。」


 駆け込んできたのは二十代ほどの女性で、何かを話しているようだがその言葉は日本語ではないしましてや英語でもない、それは自分が知らない未知なる言語であった。(よく仕事に同行していたのであと英語ほどではないがドイツ語とロシア語もいけた)しかし驚きはその後にやってきた。なんとその女性は最初の赤ん坊が泣き止んだ後、放心状態の俺を抱き上げ、あやし始めたのだ。俺は先ほどもいったように鍛えているので同年代の奴らよりは筋肉質で重かったはず。ましてや見た目俺と大して変わらない女性に軽々とだっこされるよう図体ではないはずなのだ。


(俺はガリ〇ーさんよろしく巨人の世界にでも迷い込んだのかよ。)


 俺がまだ放心状態で間抜けな顔をしていると、その女性は何を思ったのか俺の目を見た後に頭に手を当てた、するとその手が光り、それと同時になんとも言えない心地よい感覚が俺の中に流れ込んでくる。俺がつい「あうぁ~」と声を漏らし眠りそうになると女性は安心と驚きが入り交じった顔をした後に、頭に当てていた手でそのまま俺の頭をなで俺をベットに戻した。そして隣の赤ん坊のあたまも同じようになでるとまた部屋を出て行った。俺はその後眠くなり、またふわふわとしてきた感覚の中で、ああこれ多分俺どこぞのアニメよろしく地球じゃないどこかの異世界に転生してるなさっきの手が光ったのとか多分魔法だよーーーと確信してからまた眠りについた。



~  ~  ~  ~  ~


 俺はこの世界にて自我を持ってから数日後、一種の悟りを開いていた。なぜならば


「ーーー、---」


 何を言っているかは今はよく分からないがあのときの女性ーーーこの世界での母であろうかそれにしては若いーーーに今現在もう一人の赤ん坊と並ばされておしめの交換をされているためだ。そうおしめのである………下半身まっぱである………だって仕方ないじゃんいくら記憶があって心は17歳でも体はまだ赤ん坊なんだから生理現象にはあらがえないよ!でもさこれがおばあさんとかおばちゃんとかそんな感じの人にやられるならこっちも色々割り切れるよ!ほんとなんで今俺のおしめ交換している人はこんな美人な人なの!もうほんとなんかいたたまれない気持ちでいっぱいです。


 女性ーーーもう状況からして母さんでーーーは俺たちのおしめ交換を終えるとちかくにおいてあるいすに腰掛け本を読み始めた。ーーーそれからしばらくするとドアの向こうから誰かの声がして母さんはそれに気づくと俺たちに一度笑顔を向けてからドアの向こうの呼び主の元へ向かっていった。



~  ~  ~  ~  ~


 それから俺がこの世界で意識を取り戻してから約1年の月日がたち、俺は読み書きなどはまだ分からないものの。母さんやたまに来るご近所の人?たちの会話を聞いているうちにこの世界の言語を理解することができるようになった。前世での影響で語学学習に関する下地があったのもあるが、やはり体が赤ん坊になったこともこの上達スピードに影響しているのだろう。本当にするすると覚えられたので前世で苦労していたのが少し悲しくなるレベルだった。


 まあ、そんなことよりも俺は言葉が理解できるようになってから必死に行った情報収集したことによって今の状況についていくつか分かったことがある。


 一つ、今俺がいるこの場所にはうち以外民家が一つも無いということだ。これは6ヶ月前あたりから色々隙を見つけてははいはいやつかみ立ちを駆使して窓の外をのぞくことで分かった。なぜならうちに来た客は全員うちの前の一本道を通って帰っていき、その行き先の向こうでなんかいも夕食時の煙を見たからだ。


 二つ、俺の家族の名前だが母さんの名前は【リリアーナ】、そして今も俺の隣で眠っている女の子は【ルナリア】ということが分かった。母さんの方はよくやって来るおばちゃんたちにリーナ先生と呼ばれているので何かしら常人では扱えない技術ーーー多分最初頭に当てられた光が関係するのではーーーを持っているのではと俺は思っている。それとそのおばさんたちは俺たちのことをたまに面倒を見てくれるのだがその時ごくまれにどこか遠いところを見ながら母さんについてぼやいているので俺は俺たちの存在についてなんとなく察しがついた。


 三つ、これはそのおばさんたちのぼやいていた内容の一つであるが、俺たち二人が捨て子であるということだ。そしてその話の内容と今の体の大きさから今の俺たちは生後2年ほどであることが分かった。それと俺たちが捨てられていたのは1年と半年程前だったらしく、つまりは俺たち二人は生後半年の段階で捨てられていたことを知った。


 そして大きな事柄では最後の四つ目、それは俺の名前である。それは【シュバルツ】、その名前は俺たち二人が捨てられていたときにくるまれていた布にそれぞれ刺繍されていたと聞いている。


 俺はここまでのことを考えた後、今の状況を整理していく。

 妹を守り死んだ前世の俺、目の前にいる俺と同じで存在を周囲にあまり快く思われていない女の子。そんな俺たちを育ててくれている母さん。


 そしてこの状況において俺の中の何かが確かにうずく。


 そして俺は想うーーー今度は彼女たちを守ろう。


(もう、同じへまはしない。俺はこの世界でなんとして俺を大切にしてくれる人………家族を守り通そう)


 こうして俺、五木集もといーーーシュバルツはこの世界での自分の今後の人生の進み方を決定した。





(全てはまた、俺が後悔しないために)



さてもうこっから不定期です。書きためなどはしていないのでm(_ _)m

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