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プロローグ

この作品は作者のお初のものであり、その原動力は99%の願望と1%の自己満からできております。そのため読んでいただいた場合色々つたない点を目にし何これと思うときがあるかもしれません、しかしそんなときは生暖かい目でお読みくださいなぜならそれは作者のこじらせた中二と願望と低脳の産物のため回数を重ねなければ直りません(回数重ねても変わらないかもしれませんが……)、とまあ前置きはこの辺でとりあえずこの世界をお楽しみください。m(_ _)m

20XX年 某所


タッ タッ タッ


 俺はスマホを握りしめながら暗くなってきた路地裏を走り抜ける。遠くの道路からはトラックの音がうっすらと聞こえてくる。


「ハァ、ハァ」


 立ち止まったのは寂れた一つの廃ビルの前、そこで俺は数時間前に送られてきたメールを再度見る。


ーーー無題ーーー

女は預かった解放してほしければ20:00までにこの場所に一人で来い。連絡はするな、その携帯は監視している。



 そしてこのメールには二つの写真が添付されていた。それは呼び出し場所を示すマップのスクリーンショットといすに手足を縛られ猿ぐつわをかまされた中学生くらいの女の子の写真………。


 僕は彼女を知っているなぜなら彼女は俺の義妹(いもうと)であり、かつ俺にとってはかけがえのない………そう例えるなら命よりも大切な存在である女の子、名前を五木(イツキ) 咲(サキ)という現在で中学二年の14歳の俺の家族である。


 彼女とは俺が7歳の頃家族になった。なぜなら俺が7歳の誕生日の日に俺の両親は俺の誕生日プレゼントを買いに行った帰りに居眠り運転のトラックと正面衝突をして帰らぬ人となってしまったからだ。そしておれは警備会社をやっている父の兄夫婦のところに養子として引き取られた。しかし最初の頃は両親の死という大きく絶望していた俺に叔父さんと叔母さんはうまく話しかけられなかった中彼女だけは俺の手を握ってくれた。当時まだ4歳なのにも関わらず、いや子供故に何かを悟っていたのか唯々手を握ってくれた。俺はその時今この手を握っていてくれるこの小さな手をこれから先一生守り続けようと涙を流しながら決意した。


 そしてその後、俺は叔父さんに頼み込んで職員さんたちの訓練に参加させてもらい、柔術や十手術といった古流武術に現代的な警護技術、はたまた上流階級の社交の場で必要なマナー等といった多くの技術を教えてもらい、既に今ではいくらかの仕事を任せてもらい経験と場数を踏んできた。………それもこれも全てこのようなことが起きたときのために。


ブブッ ブブッ   プルルルルッ プルルルルッ


 手に持っているスマホの着信音と同時にやってきたメールの通知を確認し、後者がきたことに安堵してから電話に出る。


「約束どおり一人で来たぞ、咲は無事なんだろうな」


「もちろんだとも、お嬢さんはこれからも使う交渉の道具だ今のところは何もしてないよ」


 聞こえてきたのはボイスチェンジャーで変えたような機械的な声、そしてその声はその後も俺に命令を伝えてくる。


「そのまま目の前のビルを五階まで上がってこい、そしたらまずはお嬢さんに逢わせてやろう」


「分かった」


 おれがそう返答すると連絡は一方的に切られる。俺は先ほどのメールの送り主を再度確認し、スマホをポケットにねじ込みつつ目の前の廃ビルの中に入っていく。


 今回の事件だがおおよそは見当がついていて犯人はこれまでの叔父さんたちの警備会社によって色々と邪魔されてきた某国のテロリストの一派であろう。言い忘れていたが叔父さんのところの警備会社は大物政治家の方や大物俳優などに仕事を依頼されるほどの実績と信頼があり、職員さんたちの戦闘力も相当高い。つまり真正面からうちに報復することができないので今回の咲の誘拐という絡めてで攻めてきたのであろう。そのことに関してうちが何も対策を取っていないということはないーーー俺はそう思いながら階段の最後の段を上がる。


「咲ッ!」


 !ッ ンーンー


 俺が来たのに気づき咲が声を漏らす、そしてそのタイミングで犯人であるテログループのやつらも俺に反応して向けられた銃口………、数は目の前に三………そのほか様子をうかがうように周りに九


「やぁ、よく来たねイツキJr感動の再会のところ悪いがこちらの要望を聞いてもらおうか」


 今度は声を変えていないようで肉声、ほんの少し感じるネイティブな感じやはり犯人は予想どおりのようだ。


「わかっている、俺は何をすればいい」


「何簡単だよ君はメッセンジャーになってくれればいい。今ここで見たことそして我々の要望を正確にね」


 そう言いながら犯人は俺と咲の頭に突きつけている銃にぐっと力を込める。無骨なその金属の塊はひやりとした殺気を出しつつそれらが俺たちの命を簡単に奪えるものであることを告げている。


 俺は肯定の意思を伝えるために両手を挙げつつうなずく


「素直なことはいいことだよボーイ、要望は一つ君たちが今受けている政治家の依頼それを降りることと、それと今後我々の仕事の邪魔をしないことだ」


「前者は分かったが、後者はどういうことだ」


 今うちが受けている依頼のクライアントである政治家はたしか日系会社の工場を各地に多く作っていく政策を推していたはず、つまりこの目の前のテロリストたちはそれをよしとしないやつららしい。そして後者はやはりーーー


「フッ、簡単なことだイツキが手を出せない集団それだけでもこちらで活動するには十分な箔がつく。」


 こういうことだ、つまり奴らは今後の安全がほしいのだ。だから咲を誘拐してこの交渉の場を作った。咲もその事が分かったのか悔しそうな表情を浮かべる。


「わかった咲の安全のためだ社長も分かってくれるだろうこれからその事を伝えてくる」 ブブッ


 俺はポケットから感じた感覚ににやけないようにしながら手を下げつつ安心してくれるように咲を見つめ、そして犯人の目を見た。その様子を見て咲に銃を突きつけていた方のやつが銃にこめていた力を抜き俺と話していたやつに視線を向ける!今


「疾ッ」


 俺が袖から小型のトンファーを出しながら駆け出すと同時に後方から二つほど物体が投げ込まれる、俺が目の前でさっきまでしゃっべていたやつに肘を前に出した体当たりを決めた瞬間先ほどまで暗かった廃ビルの部屋が昼間のように明るくなった。それと同時に駆け込んでくる複数の足音。足音の主は五木警備会社の職員。では何故連絡を入れていないのに彼らがここにいるか、簡単なことだ連絡を入れなかったことが連絡したことになっているのだから。なぜなら俺は毎日遅くても18:30までには会社の携帯で連絡を入れている、そしてその連絡が無かった場合19:00までには、そしてそれを過ぎると咲に関することで異常事態発生ということが会社に伝わるように前々からみんなで決めていたからである。


 俺は職員の人たちが周りをかたづけていてくれているうちに中央の残り二人トンファーを投げつけながら肉薄。まずは近場で手ぶらだった男のが飛んできたトンファーにひるんだところで腕を取りそのまま先ほどの体当たりで伸びているやつの上に一本背負いで頭から……落とす!。


 視線を上げると既に周りでは半分ぐらい制圧できているようだ………!するとそこにはうちの社長である叔父さんが………え!叔父さんなんでいるのいつもこういう時はは会社の司令室にいるはずなのに!。


 そこには我らが指揮官であるはずの叔父さん(社長)が敵である叔父さんと比べて二回りはでかい男をぶん殴って吹っ飛ばしていた。………まぁおおよそ娘のことでこれが初めての出来事だから司令室は叔母さんに任せて現場に飛んできたのであろう………。


 俺は頭を切り換えると最後に先ほどまで咲に銃を突きつけていた男の下を取り古木倒しで先ほどの二人の上にまた投げつけた。俺はそのまま咲の元へ向かい猿ぐつわやらロープを外しにかかる。少しきつく苦戦しながらも全て外し終わると咲に抱きつこうとしたその時ーーー


「にぃまだ」


 咲が叫ぶ俺はとっさに振り返ると一番最初の男が最後の男の銃を手にこちらに突きつけていた。俺はその時自分も叔父さん同様高ぶっていたことを自覚した、いつもなら相手が銃を持っていたら最後それを蹴り飛ばし再利用され内容にすることまでがセオリーのはずなのにその事を忘れていた。もうすでに銃口はこちらに引き金は半分引かれていた。俺は間に合わないと悟ると咲をかばうように体を広げーーー


ポシュ


 サプレッサーによってでる気の抜けたような音とともに俺の左胸が熱くなる。


「集にぃ!!」


 咲の叫びとともに周りもこちらの異変に気付く


「集!!」


 叔父さんはすぐに駆け寄って俺を撃った男を羽交い締めにし落としながら周りに救急車等の指示を出す。その間も咲は俺にすがりつくようにして泣いている。あぁお願いだ泣かないでくれ俺はそんな顔をおまえにさせたいわけじゃないんだ、俺がそんなことを咲につぶやいていると叔父さんが上着を脱ぎながらちかより俺の胸に上着を当て止血を始めつつそんな俺を「馬鹿野郎!」と怒鳴りつけた。


「死ぬな集すぐに救急車くっから、まだ目ー開けてろ!」

「集にぃ!いやぁ…やぁ死なないで」


 俺は意識が朦朧としながらも二人の言葉を聞く、そして遠くから誰かのトランシーバーからか叔母さんの声も聞こえてくる。俺はそんな中、ちょっと早すぎるけど両親のところにいくのかなと思いつつ再度咲の顔を見る。全くなんて顔なんだ俺は大丈夫だからそんな顔すんな、俺はそう言おうとしたけど口からは空気が漏れるだけで音をなさず、俺は咲の泣き顔を視界の真ん中にとらえながら意識を暗闇に落とした。


20XX年某所の廃ビル内にて俺 五木(イツキ)集(シュウ)は17年という短い人生に終わりを告げたーーーーー



ーーーーー新しくできた未練とともに





先に書いておきます………不定期です。m(_ _)mあとごさっしの通り休日の思い立ったらの見切り発車でございます。

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