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説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
孤児院の改築
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再びベラムへ

街道を歩き1時間毎に15分の休憩を取っては

歩くを繰り返していると夕暮れに

ベラムへと辿り着く。

その間、魔物との戦闘があったが

シルが活躍してリリィの護衛達は戦わずにいた。

ベラムへと入る門の列に並ぶと順番が来た。

「あれ?トキ君じゃないか!

 君は朝方護衛依頼で出たのでは?」

そこにいたのは警備隊隊長のクルスがいた。

「色々あって護衛依頼終了して

 戻って来たんですよ。

 今浮かしてる馬車の中に人が居て

 その人の護衛してます」

「ふぅん…だからいつもの口調じゃないのか」

「ですけど何か?」

「いや、問題無いよ

 今から検査するから馬車降ろしてくれるかな?」

トキはクルスに言われて馬車を降ろす。

馬車を降ろすと扉が開きリリィが現れる。

「これは…リリィ=メディウス様ではないですか!」

「はじめまして、暫くの間世話になりますので

 よろしくお願いしますね」

リリィは頭を下げてお願いする。

「こちらこそよろしくお願いします。

 では、こちらへ」

クルスが慌てて頭を下げて返事をして

頭を上げて検査室に同行させる。


「メディウス公爵の長女」

リリィ=メディウスはベテル=メディウスの長女。

年齢は16歳。

なんでもサミン王子の婚約者だとか…。

俺はシルに諜報させて色々と嗅ぎ回る。

周りの護衛とかは

ベテル=メディウスの関係者であり

リリィの幼馴染やベテルを敬愛している

貴族の部下などが配置されていたらしい。

貴族至上主義を思想として持っている者達らしい。

そりゃリリィと衝突する訳だ。


トキは諜報を終えたシルと密談してると

リリィ達が検査室から出てきた。

「お待たせしました、トキさん。

 これからはクルス隊長が用意する馬車で

 移動するので護衛は大丈夫です。

 馬車も修理して使えるようにするらしいので

 指定された場所に置いてもらえば大丈夫です」

「では、自分とシルは依頼達成と判断して

 馬車を指定された場所に置いた後、

 冒険者ギルドに向かいますね。

 依頼達成の旨を伝えないといけないので」

「分かりました。

 では、ありがとうございました」

リリィがお礼を告げると依頼達成の証に

メディウス家の家紋が描かれたコインを

トキに渡した。

「これで依頼達成の証になると思いますので

 機会があればお会いしましょう!」

リリィが告げるとトキは頭を下げて

その場から離れた。


「ここで良かったかな?」

トキは浮遊魔法で浮かしてる馬車を

指定された場所に置いた。

「これは俺達でも直せそうだし直しちまうか!」

「ワン!」

トキは馬車の損壊状況を見て

車輪が損壊してるだけだと判断し

ストレージから木材や鉄関係を取り出すと

その場で直し始めた。

車輪はどうせなら…と全て取り外し

ゴム付きの車輪へと変更し

車軸はバネを使って振動軽減装置を作成し

取り付けた。

「これで良いだろ」

「何が良いんだい?トキ君?」

補修いや改修終えてスッキリしたトキの後ろから

クルス隊長が声を掛ける。

「わ!びっくりしたな…

 クルスかよ…

 一応、直しといたぞ?」

「直しといたぞ?じゃないんだよ。

 勝手に触ったらいけないの

 承知してるはずだよね?

 壊したらどうするつもりだったのかな?」

「それは…一応、関係者だし?

 専門家として直したほうが早いかな?って

 思ったからよ」

「ふぅん…まぁ改造してる所は気になるけど

 直してくれてありがとう」

「どうも!一応、メンテナンス関係も

 終わらしてるから直ぐに動かせれるぞ?」

「たまに思うけどトキ君って自由だよね?」

「道理が通ってたら道理のまま進むし

 道理から外れてても我が道を行く。

 それが俺だからな!」

「ワン!」

トキは自分の理念を伝えると

シルが同意する様に吠える。

「取り敢えず、終わったから

 冒険者ギルドに向かうけど

 リリィ達は何処に住むんだ?」

ふとした疑問にクルス隊長へと問う。

「ベラムでも別荘があるからそこに

 住むんじゃないかな?

 そろそろ冒険者ギルド行かないと

 混み合う時間じゃないかな?」

「そうか…ありがとうな」

トキはクルスにお礼を告げると

冒険者ギルドへと向かった。


トキは冒険者ギルドに着くと混み合ってたが

受付にて依頼達成を告げる。

受付で報酬を貰うと冒険者ギルドを後にして

孤児院へと帰っていった。

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cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
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