第11話 現す
■ 第11話「現す」
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深い山奥。人の気配など存在しない古代遺跡。巨大な石柱が並び、その表面には誰にも読めない文字が刻まれていた。
ザルク「ここですか……」
ヴァルゼインは黙って遺跡を見上げる。
ヴァルゼイン「ああ……ここには錬金術の全てはが眠っている……」
ザルク「錬金術……!それは…!」
ザルクがつぶやく。
ヴァルゼイン「貴様ら怪人もアルケミスシステムも全て錬金術により作られたものだ…」
ヴァルゼインとザルクが遺跡に入っていく。
ザルク「なんだこれは……?」
ヴァルゼイン「1万年以上前に滅びた錬金術師の文明の神器だ…」
ザルク「神器……?」
二人は遺跡の奥へ進む。奥には巨大な鏡が存在していた。
ザルク「鏡……?」
ヴァルゼイン「これは呪いの鏡、3代神器の1つだ…触った者を呪う物だ、どんな呪いかは定かではないがな……」
ザルク「3代神器……」
ザルクが困惑する。そのときヴァルゼインはほかの物に目をつけた。
ヴァルゼイン「この扉は3代神器の時の扉…」
ザルク「扉……!」
ヴァルゼイン「エネルギーを溜めれば自由に時を飛ぶことができる……」
ヴァルゼインとザルクがさらに奥に進む。
ザルク「これは……!?」
2人の眼前には5体の巨人そして、巨大な怪物が封印されていた。
ヴァルゼイン「古代人が作った5代巨人だ……古代人は誰も操れなかったらしいがな…」
ザルク「こ、この化け物は…!?」
ヴァルゼイン「アゾート、古代文明が衰えたのはこいつが暴れたからだ……」
ヴァルゼインが扉に指押さす。
ザルク「あちらは…?」
ヴァルゼイン「古代人はアゾートから逃げるために自らを封印した…勇敢に立ち向かい封印まで追い込んだ者もいたようだがな……」
ヴァルゼインがザルクに命じる。
ヴァルゼイン「こいつらのデータを取っておけ」
ザルク「はっ!」
ヴァルゼインはザルクをその場においてさらに奥に進む。
ヴァルゼイン「これが最後の3代神器……創造の腕輪……」
ヴァルゼインが手に取ろうとする。
ヴァルゼイン「ぐっ…!やはり使うことはできないか……ならばデータを取るのみ…」
凛のアジトにて
光「ヴァルゼインって強いんですか…?」
凛が話す。
凛「ヴァルゼイン……奴は俺たちと同じくアルケミスシステムを使う」
光、葵「!?」
葵「そうなの!?」
葵が驚愕する。
凛「だが父さんとの戦いの跡地に破片が落ちていた…もしかするとそこで破損、傷がついたかもしれない……」
葵「でも8年もあったらアルケミスシステムは……」
凛「ああ……完成に復活してるだろう……」
凛がつぶやく。
光「でもきっと3人なら怪人たちから人を守ることができるはず!」
葵「そうだね……」
凛と葵が微笑む。
3人は気づいていなかった。もうすぐそこに終わりが近づいてきていることに……
■ 第11話「現す」完




