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プロローグ2

前半ひらがなで読みずらいかもです。でも、こどもってこんな感じですよね?許して!!

ぼくのなまえはオルク・セルナード。ゆいしょあるセルナードこうしゃくけのじなんだ。

じなん・・・、なんだ・・・。


ぼくがうまれたのは、あめがたくさんふっていたひのよるだったらしい。そんなぶきみなてんきとじかんたいのときに、ぼくはうまれた。

おとうさまもあかあさまも、さいしょはよろこんでくれたらしい。こうしゃくけはながいあいだいいこどもたちをたくさんだしていたから。

でも、それはすぐにとまどいにかわった。そのりゆうはかんたん。



うまれたぼくが、くろいかみにあかいめをしていたから。



これはおかあさまがぼくにどなってきたことのなかでしったんだけど、くろいかみは〝むのう″のしょうめいなんだって。それに、あかいめはみたことがないって。

これをきいたときはいみがわからなかった。かみのいろがちがうだけでなんでここまでおこられるんだろうって。


そのあとしばらくして、おにいさまがぼくのところにやってきた。おにいさまがぼくのところにくるのはめずらしいから、なんだろうっておもった。


「おい、むのう。」

「ぼく、むのうってなまえ、ちがう。オルク。」

「ふんっ!そんなことどうっでもいい!おまえはおれのはなしをきくだけでいいんだ!」


なまえでよんでほしかったのに、おこられた・・・・。


おにいさまのながーいおはなしは、かんたんにいうと、「おれはゆうしゅうだから、もうべんきょうをしているぞ。おまえはむのうだからなんにもしらないんだな。ばかが!」ってことらしい。

ききたくないけど、きかないとたたかれるから、きかなくちゃ・・・。


つまらなくていやなおはなしがずっとつづく。なんでずっとひどいこといえるんだろう・・・。もういなくなってよぉ・・・・。


「そうだ。おまえ、なんでじぶんが〝むのう″かしってるか?」

「え、し、しらな」

「それはな、」


ぼくのはなしさいごまできいてよ!


「くろかみだからだよ。」

「そ、それはしってるもん。」

「で、なんでくろかみが〝むのう″かっていうとな。まほうがつかえないからだよ!ははっ、だっせえ!」

「ま、まほう?」

「おまえ、まほうもしらないの?まほうっていうのはなあ・・・・」


おにいさまのはなしはながくてそっちゅうひどいことをいうので、まとめると。「まほうはせかいのだれでもつかえるもので、それはいくつかのぞくせいがある。ぞくせいは、かみのいろでわかる。」らしい。

おにいさまのかみのいろはあかいろだから、ひのまほうがつかえるんだって。


「でも、くろかみのやつはなんのぞくせいももたないから、まほうをつかえないんだぜ。」


おかあさまがいっていたのは、そういうことだったんだ・・・・。

まほうつかいをいっぱいだしているのに、まほうがつかえない〝むのう″だったから・・・。


「だせえよなあ、まほうがつかえないなんて。みーんなつかえるのによー。」


やめて、そんなこといわないで・・・・。


「はーあ。なんでこんなのがおとうとなんだ・・・って、おまえ、もしかしてないてる?」

「っ!!」


ないているところなんてみられたくない。ひどいこといったおにいさまにはとくに。

でも、おにいさまはようしゃなくみてくる。かおをかくそうとしたら、うでをむりやりつかんでくる。おにいさまのほうがちからがつよいから、とじれない。


おにいさまは、ぼくのなきがおをたくさんみたあと、うれしそうにかえっていった。







お兄様がぼくに〝むのう″の理由をつげてから、三年がたった。ぼくは今日、6さいの誕生日をむかえた。もちろん、お祝いしてくれるひとはいない。いや、一人だけ、ぼくの2つ下の弟だけは「おめでとう」っていつも言ってくれていたから、今日言いに来るんだろう。


あいかわらずお兄様はぼくを馬鹿にできるものをみつけては言いに来る。最近は魔法の勉強もやり始めたらしく、ぼくに魔法を打ってくる。といっても、本当に怪我をさせるようなものではなく、あくまでもびびるぼくが見たいみたい。ぎりぎりに打ってはうれしそうに帰っていく。

お母様は、ぼくが4さいになったくらいから、怒鳴るだけでなくたたくようになってきた。力はあまりないけど、長いつめがあるから、切れるといたい。

お父様は、あったこともない。遠くにちらっとそれっぽい人を見たことはあるけど、それだけ。たぶん、生まれたときから会ってないと思う。


「お祝いもしたし・・・、もう寝るか。」


どうせ誰も祝ってくれないんだからと、3さいの誕生日から日付が変わった瞬間にお祝いするようにしている。一人でお祝いしてからベッドにもぐる、ってことをしている。


だから、こんかいもそうなる予定だった。



「おい、お前!ついてきなさい!!」


いきなりぼくの部屋に入ってきたお母様は、それだけ言うとぼくをむりやり引っ張り出した。

つかまれている腕につめがくいこんでいたい。


「ど、どこにいくんですか?」

「うるさい!静かにしていなさい!」


お母様は、どうやら酔っているようだ。顔が赤い。


言われるまま連れてこられたのは、裏にある庭だった。そばには噴水がある。


「お前が生まれてきたせいで!私は!ずっと!笑いものよ!どうしてくれるのよ!」


お母様は叫びながら、ぼくをたたいてくる。しばらくたたくと、手が痛くなったのか、脚で蹴り始めた。ヒールが刺さっていたい。


しばらく蹴り続けられたのだろう。全身がいたいなと思ったころ、急に蹴りが止まった。


「・・・?」

「そうだ、そうだわ。いなかったことにすればいいのよ。わたしはこれを産んでなんかいないわ。そうよ、そうよ!なんで気づかなかったのかしら!」


ついに、狂ったのか、お母様は・・・?




「っ!!??」


感覚がマヒしたせいだろう。気づいたらぼくは、水の中にいた。


「あっははははは!!!!これで、これでーー!!」


お母様は狂ったように嗤っている。

押さえつけている手をどかそうとするが、殴られ続けたせいでまともに動かない。



もう、だめだ・・・・。

しかいがチカチカしてきた。胸が苦しい。


くそっ、なんで、ぼくがこんな目にあわなくちゃいけないんだ・・・っ!!

ぼくは、悪く、ないのに・・・・!!!


くそっ、くそっ、くそっ・・・・!!!!




そこで、ぼくの意識は途切れた。



次から本編始まる・・・・かも??

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