15話 I.C.N.M.S
残った極少数の魔物を兵団が仕留めた後、山脈地帯は封鎖され、特別調査団が派遣されるらしい。避難していた祖母と子犬に戻っているシルバと合流して診療所へと戻る。
少なからず、被害は出てしまった。
死者 王国兵団 34名、自警団 5名が殉職という形になってしまった。
重傷者は121名、軽症者は312名である。
500名弱の兵力で良く、あの防衛線敷いて戦っていたと思う。
波大抵の覚悟では出来ない芸当だ。
3日後 「独立機関、icnms の調査団」が村を訪問する。
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国際大陸国家間魔術安全保障局
International Continent National Magic Service
『l.C.N.M.S』
魔物殲滅特化軍
monstar extermination specialized army
通称『MA軍』
icnms直属の魔物殲滅に長けた精鋭の軍。
取り決め
いかなる国、組織、団体、個人にも属さない独立機関。人類や多種族の安全と平和を守るために数世代前の転生者と召喚者の尽力によって設立された。ストレンジ王国に本部が置かれており、全ての地域に支部がそれぞれある。ソルン(南極)が発生源とされている知能無き魔物に対しての対策が主な任務である。
軍隊や冒険者の手に負えない様な有事の際にはMAが出動する。
国同士の戦争などの争い事には一切の介入は許されない。魔物に対して開発された武器等を人同士の争いに用いることは厳禁。武器そのものは勿論、情報の漏洩も許されない。職員がそれを行うことは勿論、施設に侵入を試みた者は厳罰に処される。
あくまでも平和のための戦力や技術なので情報管理は徹底されなければならない。
運営費は国際会議にて国同士が援助を行う。その代わりにicnmsは平和と国の安全を保証する事で成り立っている。
icnmsにはいくつかの部がある。
安全保障局・技術開発部・危機管理部・情報管理部・職員選定部の大まかに五つの部門に分かれている。
「安全保障局」
この機関のトップ。局長をはじめとする組織の運営陣が集まる。
MA軍は保障局に直属。
有事の際に技術開発部と危機管理部と連携して各国と共に対応する。
(MA軍)
「吸血生物特殊対策課」「猟奇的、重犯罪取り締まり予防課」「通常魔物対策課」
「技術開発部」
主人公が自由勤務ではあるがしばらく勤める部となる。
MA軍が使用する武器や魔法の開発が主な活動。
「危機管理部」
各国と各支部と常に情報交換や連絡を行い、魔物の襲撃などの危機的状況が無いか、
調べている。有事の際にはすぐ保障局へ通達するのが任務。
また、事後の被害確認や事実確認を行う、特設調査部隊がある。
「職員選定部」
各学院などから優秀な人材を調査している。また、善良な人材かを見分けるための魔法や道具を日々他部と連携して開発中…




