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「あの人、膝のところに子供をぶら下げてるよ」



目の前には同じ授業を受けていた石山くんが、他の人と話ながら通っていた。



「子供っていうか、赤ちゃん。水子は脚にぶら下がるから、彼の子供かも…。なんか必死な感じで捕まってるから、脚が重いんじゃないかな~」



大変だよね。うふふ。


アヤシちゃんは、他人事のように(他人事だけど)笑った。





数日後、たまたま隣の席に来た石山くんに、私は訊いてみた。



「ねえ。最近、脚が重いとか…膝が痛いとか…ないよね?」



突拍子も無い問いで、笑ってごまかそうとしたら、石山くんがちょっと驚いた顔をする。



「誰かから聞いた? よく知ってんじゃん。左脚が重いっていうか、痛いっていうか、そんな感じ。これ、病院行ったほうがいいのかな」



暫くして、石山くんが彼女を妊娠させて逃げた為に、その彼女は中絶したという話をサークルの先輩が聞きつけてきた。



その後、石山くんの脚がどうなったのかは聞いていない。




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