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雑魚寝


夜通し喋ったり飲んだりして、皆でそのまま寝てしまった翌朝。



アヤシちゃんが首をかしげていた。



「どうしたの?」



「ん~。昨日、私のこっち側って、誰が寝てた?」



アヤシちゃんと壁の間。


ちょうど1人分ぐらい空いている。



みんな適当に寝てたので、二人で誰がどこに寝てたか確かめていたら、みんなも加わり始めた。


「髪の長い女の子が向こうむきで寝てたんだよね」



髪が長い子は3人しかいなくて、1人がアヤシちゃん。1人は私だけど、私は別なところにいた。もう1人もアヤシちゃんの隣に寝てない。



でも狭い部屋で、詰めないと場所がない。誰か寝ていたからアヤシちゃんの隣が空いていたわけで…。



「だれがアヤシちゃんと壁の間だった?」



「誰かいたよね?」



そんなことを言うけれど、誰1人として、そこに寝ていた人のことは覚えていなかった。




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