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自殺


アヤシちゃんと一緒に買い物に出掛けた。



「ねえ。自殺したらどうなると思う?」



ぴたりと足を止めて、やや上空を見て、アヤシちゃんが言う。



「ずーっと、ずーっと、自殺するんだよ。失敗したと思ってずーっと繰り返すの」



アヤシちゃんの指が目の前のビルの屋上を指差した。



「ほら、あそこ。ずーっと繰り返してるの。何度も飛び降りてる」



どこにでもある普通のビル。



「柵を乗り越えて落ちるの。地面に叩きつさられた次の瞬間に、また屋上に戻ってるんだよ」



アヤシちゃんは、くるりと私のほうを見た。



「自殺は駄目だからね」



「する気も、予定もないけど(^^;」



「うん。よかった。自殺したら、ずーっと死に続けるから辛いよ」





いつもにこにこしてるアヤシちゃんだけど、このときはちょっと哀しそうな顔をしていた。


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