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-少年編- 五話

あれから数年経った。

僕は今でも零の元で修行している。

ユウナは水・土・草の属性魔法を習得しているようだった。


魔法とは、見えない精霊が力を貸してくれる事で魔法を扱う事ができる。

魔法は色々な属性がある。火・水・風・土・氷・草・雷・光・闇・無とある。

また、無属性の魔法を扱える人間は今の世の中にはいいないらしい。だが、存在もしていると零は言っていた。

魔法を扱える人間自体少ない、ちゃんと魔法学校で学べば魔法を使えるようになるみたいだが

魔法は危険なため、国に申請する必要がある。


因みに、僕やユウナは独学にとなるため、登録はしていなかったのだが、それを知った叔母さんが国に申請してくれていたらしい。

本当に・・・この人には適わないと思う。

申請したからと言って、必ず学校に行く必要はないから助かっている。あれから色々な修行をして、色々な武器と魔法の扱いを覚えた。

僕は一通り魔法を使えるようになっている。


僕が持っている零という剣は、龍の里から剣を通じて喋っていると言っていた。正直、僕は意味が分からなかった。っというのも、龍の里というのは文字通り、龍が住んでいる里らしいのだが、まだ人の世では見つかっていない。


零は色々な武器に変形する。片手剣・双剣・槍・弓・盾・鳥・魔法を放つ銃のような形の武器である。鳥って言う武器は、零が分裂して鳥のような形になって色んな角度から魔法を撃っていたので、そこから名付けた。

今日も、あの洞窟で修行していたのだが、突然零が言った。


『お主も十二分に我を扱えるようになった。そして、魔法も色々習得している。そろそろ無の魔法を教える。そして、無の魔法は1つしかない。龍神聖火フレアだ。それを習得してもらう。』

「分かった。」


しかし、『龍神聖火フレア』か・・・どういった修行なんだろうか、想像ができないな・・・。

何であろうと、今まで通り必ず習得してみせる。ただそれだけだ。


「ッ!」

『ほう・・・どうやら・・・カイラに魔物の群れが来たようだな・・・ここ1年の成果見せてもらうとしよう』

「分かった。見ててくれ。」





―――――――――――――ユウナside―――――――――――――


少しでもお兄ちゃんの役に立てるように私は、回復系や補助・防御系の魔術を学んだ。


実はカレンは、魔法も使えるみたいだった。属性は火。カレンには似合っているように感じる。

なので、私の師匠はカレンになるのかな?でも、カレンは魔法はイメージだって言って理屈とかそういうのは理解していないみたいだった。零さんにも杖を通して聞いてみたのだが、イメージだと言っていた。

では、魔法学校で学んでいる事ってイメージトレーニングなんだろうか?

なんて考えてみたりする。


まぁ私の学校は、普通の授業・・・魔法以外の生活に必要な字や計算と言った授業だったので、実際魔法学校がどういう授業をしているのか分からない。


そんな事を考えていたら、いきなり物凄い音が町の外から聞こえた。結構近い・・・。


「・・・ま、まさか・・・!」


嫌な予感がした。ガナフィの時みたいに魔物の群れが来たんじゃないかと・・・。

私は、動きやすい服に着替え、杖を持って音源に向かった。


「こっちの魔物はなんとか抑えられる!向こうを頼む!!」

「治癒魔法を使える者がこっちに頼む!」


これは・・・凄い数・・・魔物の群れは500くらいになる群れで攻めてきていた。

町に居た兵士と冒険者達を魔物討伐に力を貸している。

だが、数が数だけに徐々にこちらが押されていた・・・。


「手を貸します!土の精霊よ・・・我らを守る盾となれ!岩壁アースウォール!!」

「荒れる水の精霊よ・・・彼らを撃ち飛ばせ!水波ウォータウェーブ!!」

「ユウナがやるって言うなら手を貸すよ!火の精霊よ・・・あいつらを燃やせ!火弾ファイアボール!!」

「カ、カレン!?どうして?」

「あんたが走っていくのが見えたからよ。全く・・・私達は子供なんだから避難した方が兵隊さん達の迷惑にならないのよ?」

「分かってるけど、何かしたくて・・・」

「まぁ・・・この数だもんね。正直、逃げたいけど・・・ユウナ、頑張ろうね!」

「う、うん!ありがとう!」

「お礼は良いわよ・・・!」


照れたように魔物の方を向いた。


なんとか押し返せそうだったのだが・・・


「ふははははははは!!面白いやつが居るようだな!皆の者!下がるが良い!」

「な、なんだ・・・こいつ・・・!さっきまでの魔物と違う!」

「ワシは、デビルオーガ!ワシを楽しませろ!」


さっきまでは、ゴブリンやスライム、キラービーやオークと行った色んな魔物が居たのだが、それでも下級の魔物であった・・・。

でも。このデビルオーガと名乗った巨大で斧を持ちドス黒いオーラを放っているこの魔物は中級の上位の魔物だが、どうやらそれだけじゃない、魔物は“普通”なら人の言葉は喋らない。

何か特別な力があるのは明らかだった。


「確かに巨大だが・・・5人で行けば!」


兵士がそう言って、連携で攻めた5人の兵士は一瞬で吹き飛ばされた・・・。


「だ、大丈夫ですか!今治療を!」


そう言って、ユウナは兵士達の治癒魔法を使っていた。


「う・・・嘘・・・こんなの・・・」


勝てない、カレンはそう思ってしまった。正直ここまで圧倒的な力が見せ付けられると

まだ13歳になる子供だ・・・。逃げたい・・・でも腰が抜けて動けないで居た。


(・・・カレンは?なっ!)


不味い・・・カレンが立ち竦んでいる。だから私が叫んだ。


「カレン!危ない!!逃げて!!」

「ッ!」


気づいた時には、目の前にデビルオーガが立っていた。


「残念だったな・・・?お嬢ちゃん?ふははははは。死ねえええい!」

「ッ!」


その時、この場が白い光に包まれた。

眩い光は収まり周囲を見渡すと1人の人間がカレンを抱えて魔物と対峙していた。

その人は、白い服を着て蒼いマントを羽織っていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――


「さすがに、ここからだと少し距離があるな・・・」

『なら、諦めるか?』

「冗談を言うな。俺はこの日のために力を付けたんだ。」

『ならば急ぐがいい。どうやら500は魔物が居るみたいだぞ。それに1つだけ巨大な邪を感じる。』

「分かった。」


よし、町が見えた!

目を凝らすと、カレンが巨大な緑と黒の大男の斧の餌食になろうとしていた。


「残念だったな・・・?お嬢ちゃん?ふははははは。死ねえええい!」

「ヒッ!」

「させるか!」


カレンに降り下ろされる斧、だが、それは当たる事はなかった。

魔法とかの自分なりにおさらいした感じです。

それよりも!ようやく戦闘に入れました。自分としても嬉しいですが・・・

結構グダグダな感じがします。

申し訳ございません。

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