トオイの森探索任務1
俺の名前は、うえお
この国ポンの騎士である
騎士である俺は国の民を守る為日々モンスターや敵国や悪人から人々を守る存在である
「よう、うえお。相変わらずお前は来るのが早いな」
こいつは俺と同じ騎士団に所属し一緒にパーティーを組んでいる
けんじだ
職業はナイトだ
あ、ちなみに俺の職業はクルセイダーである
「そんな事無い。30分前行動は当たり前だ、むしろみんなが遅いんだ」
「おっはよう-!」
元気良く来たこいつはさおりで職業はクレリックである
何年もクレリックでいい加減ビショップになれよって思うくらい成長が遅い
「おはようございます」
そして最後に来たのがウィザードのたつみである
たつみは凄い奴でハイウィザードと言っても良いくらい凄い
「ねーね-何話してるの?」
さおりが楽しそうに聞いてくる
「みんなが来るのが遅いって話をしてたんだ」
「そんなこと無いよな?うえおが早すぎるんだよな?」
「指定の時間に任務に出発できればいいんだからこれくらいいでいいと思うよ」とさおりが言う
「そんな事は良いですから今日の任務を聞きに行きましょう。ホントに遅刻するとまた退屈な夜の見張りの勤務になってしまいますよ!」とたつみに言われ
それだけはごめんだとばかりにみんな騎士団受付へ向かいリーダーのけんじが受付する。
「おはようございます。二の96番隊です、今日の任務はどこですか?」
「えっとー東のトオイの森でのモンスターの調査討伐となってますね」
「えっ?」声をあげたのはさおりである
みんなそう思ったようで不思議そうな顔をしておりけんじが受付に質問する
「何故トオイの森なんだ?あそこは低レベルの騎士や冒険者の訓練所みたいなもので俺達が行くような場所では無いはずですが何かの間違いでは?」
「えっと・・・あ-補足の添付文章がありますね。
それによりますと・・・すみません極秘レベル1書類です、ホントは私は見てはいけなかったですね(笑)私は見てないって言うことではい隊長さんに渡しておきますね後で隊長さんから聞いてください!任務不服申し立て受付はあちらですので。
はい!次の方どうぞー!」
そう言ってさっさと次を呼ぶ受付
捨てられたら俺ら
「でなんて書いてあるんだ?」
うえおがけんじに聞く
「読むからちょっと待って」
「ねーなんて書いてあるの?」
「・・・」
「ねーってば!」
「要約するとだな。森のモンスターが連携をとったり策を労して初心者や商人襲ってるから調べて倒せるようなら倒せと言うことだ。実際はもっと面倒な任務だ。ただ達成した場合俺らはBランク騎士に昇格らしい」
「ラッキーお給料アーーーーーーップ!」
険しい表情のけんじとは裏腹に嬉しそうなさおり
「まぁとりあえず準備して行きましょうか」
「そうね♪」
「おう!けんじ行こうぜ」
「あぁ・・・」
そして順調に森に着いた一行
「なんか雰囲気違うわね」
「プラシーボだろ」
「そうかしら・・・」
「みんな最大限の注意で行く。先頭からうえお、俺、たつみ、さおりで行くさおりは後方にも注意するように!うえおは少し離れておとり代わりに進んでくれ」
「うぃ」
森は不気味な程静かでまるで侵入者の様子を伺っているような風にも思えた
そしてついに最初のモンスターにであった
うえおが左手を剣の柄に手をかけて右手の盾を構える
うえおの装備は鉄のフルプレートに右手にタワーシールド左手にショートソードである
一方けんじはハーフメイルに両手持ちのクレイモアと狭いところで使う一般的な騎士剣だ
「みんなゴブリンだ、数は3匹」
敵を警戒しつつ観察を続けるうえお
「ゴブリンファイターだ!みんな気をつけろ!どこかにアーチャーとマジシャンが潜んでるかもしれないぞ!」
大声を出して敵の注意を引きつつみんなに状況を説明するうえお
これがこの4人の基本的な戦法である。
ちなみ説明をしておくと俺は10歳で騎士見習いになってからひたすら壁役としてステータスを上げ続けた生粋の壁である
誰が最初に言い始めたのかこの世界は神と言われる(見たこともない)存在がお遊びで作った世界だそうで
実際誰にも説明ができないのがステータスプレートと言われる物だ
これはその人の名前とステータスと言われる数字が表情される
これは身体能力を数値化した物なのだがとても奥が深く未解明な部分が多い
最初は(筋力)(体力)(気力)(知力)(器用)くらいしか表示されないのだが
数字を上げていくと細分化されたり変な物が増えたりするのである
例えば筋力は速筋と遅筋に分かれる
体力を上げていくと遅筋にボーナスが付いたり細胞修復力なんて物が付いたり
耐性という項目がでたりする
耐性も育てると肉体耐性と精神耐性にわかれたりする
しかも俺たちにはこの数字が絶対で何をしても成長はない
たまに異世界から来る人間は凄い奴がいるらしいしそいつ等は勉強とか筋トレなる物をすると勝手に数字が変わるらしい
ちなみ俺たちが筋トレをするとステータスポイントがもらえるそれを割り振って成長するのである
俺は騎士になってからはステータスポイントの為になんでもしたと言うのもみんなは気が付いてないのか新しい事知らない事やった事が無い事はポイントがもらいやすい
それらを振ったのである
そして手にいれたこの体だ
「おら!ゴミども俺を倒してみやがれ!」
俺の一声で敵は俺をどうしても攻撃したくなるのである
ステータス名Mのおかげだ
ひゅ!
鋭い音と共に矢がうえおに飛ぶが軽く鎧に弾かれる
「アイスニードル」
「あそこの木の上にアーチャーが居るぞ」
ドス!
うえおが言い終わるが早いか同時かたつみの魔法がアーチャーをしとめる
それと時間差で挟み撃ちするようにファイターが一斉に攻撃してくる!
「っ!」
うえおは全身の筋肉に力を入れファイターの攻撃を受ける一匹は盾で受けたがさすがに三方から同時に攻撃されては受けきれず攻撃を受けてしまう
ど!が!どん!
鈍い音が鳴る背後をついてうえおの関節防具のない場所を突いたゴブリンが顔を横に傾げる
「?」
意味が分からないと言った感じで武器を見ているがそれが致命的である
ザシュ
その隙を見逃さないけんじが素早くファイターを殺す
そうこうしている間に盾で受けたファイターをうえおが突き殺しとどめはさおりのメイスフルスイングである
「えいやー」
ぐっしゃーーーーーー
ゴブリンファイターの頭部がスイカのように砕け散った
「終わったわね。うえお回復いる?」
「いやいらない怪我してないから」
「相変わらずおまえの体は化け物みたいだな、なんで剣で切られてるのに切れないんだよ・・・ゴブリン驚いてたじゃないか(笑)」
「ここ数年怪我してるのを全然見なくなりましたがまだ体力系に振り続けているのですか?」
とたつみが呆れたように言ってくる
「ああずっと振ってるぞ、怪我したときの細胞修復の効果が楽しみなくらいだ(笑)後最近は重さってやつにも振ってる」
ととうぜんのようにうえおは答える
「まだそんな細胞修復なんかに振ってるのかそれにポイントを振っているのはうえおくらいなもんだ、ところで重さってなんだ?」
けんじが初めて聞くステータスに疑問と驚きを混ぜて聞いてくる
「重さって言うのはどうやら俺を動かすための力の様だ、このステータスを上げて俺は不動の肉壁になる!」
自信満々で最高に嬉しそうに言う俺にまたもや言葉が飛んでくる
「それは必要なのか?」
またもやけんじだ
俺はみんなの顔を見てみるとみんなはけんじ以上に馬鹿かお前と言う顔で俺を見ている
「当たり前じゃないか!ゴーレムやドラゴンが相手で俺が一発で弾き飛ばされたら誰がみんなを守るんだ!」
力説するうえお
「さすがにゴーレムはともかくドラゴンは逃げようよ・・・」
とけんじが言いうんうんとうなずくさおりとたつみである
「しかしこれではFランクの騎士や冒険者じゃとっても勝てない、それどころか下手すると全滅だぜ」
「全くですね。油断すると我々cランクですら痛い目にあいそうです」
「よしじゃまた同じ様に進もうみんな油断するなよ!」
「うぃー」
「ねーたつみ、うえおってさ鎧必要なのかな?裸でも死にそうに無いよね(笑)」
「・・・」
「おーいさおりちゃーん森が静かだから聞こえてるよー」




