後日談
驚くぐらい短いです。これで一学期編終了です。
下半身会計は、毛玉君にボコされた後、入院し、そのまま人間不信にでも陥って学校をやめたらしい。
生徒会は、会長、隗、渕上弟、安住君の四人で今頑張っているらしい。
まぁ、人手が足りないっていってたけど。
小長井先輩の所の風紀は人数が減ったからって風紀のメンバーを募集している。
麻理ちゃんは毛玉君がつぶれた後も、教師をする事にしたみたいで、いまだに担任だ。
篠塚君と真希、春ちゃんは俺の隣で笑ってる。
親衛隊メンバー達は、下半身会計と副会長が居なくなったけど、相変わらず俺を慕ってくれている。
原口さん夫婦は、毛玉君を見捨てて、ちゃっかり仕事をこなしてるらしい…。
ちなみに望の彼女は、結局真希の家に引き取る事になったんだそうだ。
「てかさ、真希。
俺、一学期まるまる毛玉潰しに使っちゃったよ!」
「あー、まぁ仕方ないんじゃないか? あいつしぶとかったし。
てか居なくなってくれてよかった。香川に告白されるとか、本当怖かった…」
「まぁ、そりゃあね」
結局、俺は一学期間、毛玉君潰しをしていたのだ。
……二学期は、毛玉君居ないし、楽しくなるかな?
俺はそんな事を思って、笑った。
平和な学園生活を、二学期は満喫できると、本当にいいなぁ。
【親衛隊隊長を一応やってます】end
→【親衛隊隊長を一応やってます・2】に続く(二学期編)
あとがき
此処まで読んでいただきありがとうございます。この作品は元々エブリスタに公開していた、数年前の作品になります。王道をひねった話が好きで、そういう面白さを求めてBLを読み、よし書こうと思い立って書いたものになります。
エブリスタの方で二学期編の途中までは公開しており、その後更新止まっていたので、しばらく時間をおいてからそちらも追々公開していこうと思います。
理人の親友のお話も、近いうちに公開しますので。そして、こちらで完結させる予定ですので。
2015年8月29日 池中織奈




