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先生・あずさ


4月から赴任した堺先生はワタシより9才上で身長は151センチのワタシより9センチ上の小柄な人だ。

今まで音楽活動をしていたらしく今年度からブラスバンド部の顧問になった。

去年までのブラスバンド部はというと先輩が5人居て入部したばかりのワタシという6人だけの部活だった。

最低限学園行事でやる曲だけしか練習はせず暇が多い部活だった。

高校までガッツリ吹奏楽ライフを送っていたワタシにとってあまりにもつまらなさすぎて辞めようか悩んだが、ワタシが抜けたら部員が来年からいなくなるからと事務顧問に引き留められていた。

先輩方が引退して二年生になる頃、堺先生がやってきた。

棚にあったアルトサックスを取り出すといきなり小洒落たジャズを吹いた。艶があって色っぽい音色だった。

帰り道、先生とたくさん話をした。たった10分の道のりが輝いていた。

気づいてしまった。

これが…一目惚れ?

ワタシはセンセにコイをした。

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