表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
爆笑三姉妹〜陽翔・結音誕生から、燈真・灯乃、彩羽・悠翔誕生まで  作者: リンダ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/145

光子の第二子出産日記

「えりょじゃい呼吸で押し切れ!」—光子、春の出産記


午前10時すぎ。

博多のリビングで洗濯物を畳んでいた**光子(青柳)**が、ふいにお腹を押さえて立ち止まる。


光子「……うにゃっ(来た)。」

翼「え、今の“うにゃ”は“本当に来た”の“うにゃ”!?」

光子「“ガチうにゃ”! タクシー、今すぐ!」


リビングの隅には、入院セット一式がきちんとスタンバイ。

翼は慌てず騒がず、カートに荷物を積み、タクシーを呼ぶ。


翼「よし、段取りどおり。陽翔、結音、ばぁばに預けるね!」

陽翔「まま、がんばれ〜!」

結音「うんばぁ〜!!」

光子「その“うんばぁ”強すぎるけん、笑わせんで〜(痛っ、でも好き)!」



タクシー内:すでに前座が始まっている


運転手「産院まで全開で行きましょう!」

光子「すみません、“全開”言わんで。テンション上がるけん(うにゃっ)!」

翼「妻は“うにゃ”が出るとギアが一段上がります」

運転手「初耳のギアだ!」


信号待ち。

光子は呼吸を整えようと、例の“あれ”を口にする。


光子「すー……はー……すー……はー……

え・りょ・じゃ・い・ま・お・う(きざみ呼吸)!」

翼「リズム天才」

運転手「えりょじゃい呼吸、これは流行る」



病院到着:分娩前ホールがすでにコント会場


受付「青柳さまですね、こちらへ!」

看護師A(小声)「本物だ、“えりょじゃい呼吸”の人だ……」

看護師B(小声)「笑うな、絶対笑うな……っ(肩プル)」


廊下の折り返しを曲がるたびに、光子の“うにゃ語彙”が増える。

「うにゃっ(波来た)」「うにゃにゃ(波去った)」「うににゃ(やや強)」

※記録係の助産師、真顔でカルテに“うにゃ強度”メモ。


翼「立会い書類OK。タオル、水、飴、テニスガット……は要らんか」

光子「ガット張り替えてる場合かい!」

看護師C「(吹き出し)す、すみません……!」



分娩室:BPM=“えりょじゃい”


助産師長「じゃあ、波に合わせて呼吸ね。はい、すー、はー」

光子「え・りょ・じゃ・い・ま・お・う!」

助産師長「(耐える)……ナイスBPM」

看護師A「え、BPM=“ぼけパー・ミニッツ”ですか?」

助産師長「ビート・パー・ミニッツ!」

看護師一同「失礼しました!」


翼「光子、肩はリラックス。コートは取れる」

光子「ここ、コートちゃう!分娩台!」

助産師B「(肩プル)」


陣痛の波が強くなる。

光子の目がぐっと座り、呼吸がぴたりと合う。

“えりょじゃいピッチ”が、まるでドラムマシンのように正確に刻まれる。


助産師長「そのリズム、そのまま——はい、もう一回!」


光子「え・りょ・じゃ・い・ま・お・う!」

翼「ナイスショット!」

全員「(そこは“プッシュ”!)」



クライマックス:全員笑い堪えチャレンジ


助産師長「次、いきますよ。合図で“ふー”!」

光子「ふー……ぶはぁ——は、ダメ!今は“ぶはぁ”出したら笑う!」

看護師C「(爆笑寸前)やめてください……!」

翼「“うんばぁ”は?」

助産師長「“うんばぁ”はOKです!」

一同「基準とは!?」


光子「よし、行くよ——え・りょ・じゃ・い——

……うんばぁぁぁぁ!!」


助産師長「はい、会場——じゃない、分娩室、一体感! もうひと押し!」


光子「——っうにゃぁぁ!」


――泣き声。

小さな、でも確かな産声が、室内を満たした。



誕生


助産師長「おめでとうございます、元気な男の子です!」

光子「やった……!ようこそ、うちの“ギャグ銀河”へ!」

翼「ありがとう、光子。よく頑張った」


胸の上に乗せられた、あたたかい重み。

光子はそっと頬を寄せ、指先で小さな手を包む。


光子「あなたの名前は——燈真とうま

小さなあかりを、まっすぐ“真”に、ひとに分けられる子に」


翼「燈真、はじめまして。パパとママは、笑いで君を守る」


助産師B「(目を潤ませながら)素敵……」

看護師A「“うにゃ強度”の欄、完了……(鼻すすり)」


廊下のスピーカーに、家族通話のピコ音。

ばぁば・美鈴「無事!?」

光子「無事!“えりょじゃい呼吸”で押し切った〜!」

美鈴「やっぱり出産もギャグで制すんやね……(呆れ笑い)」



エピローグ:産声と合いの手


窓の外は、やわらかな春の光。

燈真が小さく指を動かすたび、翼と光子は目を細める。


翼「……ところで、えりょじゃい呼吸、特許取れるかな」

光子「多分ムリ」

助産師長「医療ガイドラインに“笑いの効用”として追記しておきます」


そのとき、病室のスマホに家からのビデオ通話。

画面の中で、陽翔と結音がそろって手を振る。


陽翔「まま〜! とうま〜!」

結音「にぃに、だいしゅき〜! うんばぁ〜!」


光子「……はい、優勝」


分娩室は最後まで、やさしい笑いで満ちていた。






――病室。産声第一声。


燈真「うにゃ〜」


助産師さん(肩ぷる)「……今、うにゃって言いました?」

翼「言いました(即答)。」

光子「産声から“うにゃ”て……この子、生まれ秒で芸風決まってるやん。」


モニター越しに陽翔&結音も参戦。

陽翔「とーま〜!うにゃ〜!」

結音「とーま〜だいしゅき〜!うんばぁ〜!」


看護師さんたち、笑いを堪えきれずに小声で拍手。

助産師長「本日、分娩室はコント会場となりました。健やかに爆笑、合格です。」


光子、胸にのった燈真を見つめてニヤリ。

「はじめまして、燈真。お笑い、制してもたね。……よう来たね。」


翼「家訓:泣く前に“うにゃ”。困ったら“うんばぁ”。」


病室、笑いと春の光で満タン。

——“うにゃ〜”から始まる、ギャグ銀河のニューフェイス誕生です。






春の午後、病院の個室。

カーテン越しにやわらかな光が差し込む中、光子は赤ちゃんの燈真を胸に抱きながら、満足げに笑っていた。



光子「ふふっ、うちの燈真、もうプロやねぇ……」


翼「ほんとにね。飲むテンポが完全に“えりょじゃいBPM”やもん」


助産師さんも笑いながら記録をつける。

「青柳燈真くん、母乳の勢い◎、リズム安定、“うにゃ吸い”強度A判定です」



2回目の育児とあって、光子の動きに無駄がない。

沐浴も、おむつ替えも、すべてが手慣れたもの。

「うにゃの湯加減、ちょうどよかね〜」と笑いながら、お湯をすくう手つきも安定感抜群だ。


翼「光ちゃん、プロすぎる……助産師さんより早いで」

光子「そりゃあもう、陽翔と結音で“実践2年コース”終わっとるけんね」

翼「でも飲む量すごいね」

光子「そうそう。おっぱいが、ちょっと萎むどころか“空気抵抗ゼロ”状態やけん!」

翼「吸引力の変わらんただ一人の男やな……」

看護師さん、必死で笑いをこらえる。



そしてまた、燈真の「うにゃ〜」が響く。

光子は目を細めて言った。


光子「うにゃ〜の鳴き方まで、陽翔そっくり。

 もうこの時点で、“笑いDNA”完璧やね」


翼「家系図のとこ、書いとこう。“初鳴き=うにゃ〜(確定)”」



こうして、出産翌日から病室は笑いに満ちあふれた。

医師の診察すらもコントに変わり、

「母子ともに健康、そして例によって爆笑。」とカルテに記されるほどだった。







爆笑通信・燈真とうま誕生記念スペシャル 〜うにゃぁで始まるギャグ銀河〜


――2048年3月25日放送。ファイブピーチ★、ファイブシード★、そして爆笑発電所全支部が一斉中継でお祝いムードに包まれる。



【オープニング】

(テーマ曲「ぶはぁ〜&うんばぁラプソディ」軽快に流れる)


ナレーター:

「本日も安定稼働中の爆笑通信! 今回はついに——

“ギャグ界のニューフェイス”が誕生!

青柳光子&翼夫妻に第二子、青柳燈真とうまくん誕生〜!」


(スタジオ中、拍手と「うにゃ〜!」の大合唱)



【中継:博多の青柳家】


カメラが映すのは、満面の笑みの光子、隣にはふわもちぷにすけコンビ=陽翔&結音。

光子の腕の中では、スヤスヤ眠る燈真。


光子:「え〜、うちの燈真、産声が“うにゃ〜”やったけん、

生まれた瞬間に“爆笑通信正式デビュー”決定です!」


優子(中継):

「ほんとやね! もうギャグの呼吸しよったもん!」


拓実(隣で爆笑):

「“呼吸法:えりょじゃい式”ってカルテに書かれとったらしいで」


看護師(ビデオ出演):

「分娩室、あの日だけ笑いで酸欠なりかけました」



【コーナー①:ふわもちぷにすけから祝福メッセージ】


陽翔(1歳10ヶ月・うちなる声で):

「ちょうま、ちっちゃくてかわええなぁ〜」

結音(同じくうちなる声で):

「ちょうま〜。うにゃ〜って言うたとき、もう完敗やね!」


ナレーター:「すでにお笑いヒエラルキーが揺らいでおります!」


光子「ほんと、あの子らもすぐ“弟ボケ選手権”開く勢いやけんね」



【コーナー②:爆笑発電所女性部からのお祝い中継】


古賀真理子:「いや〜もう、産声から“うにゃ”て、これは将来有望ばい!」

中原志穂:「“えりょじゃい呼吸”に次ぐ新トレンド、“うにゃ吸い”誕生やね!」

森本さやか:「わたし、もうTシャツ作った。“うにゃ〜 is born.”」

全員:「爆笑発電所、今日も満タン稼働〜!」



【コーナー③:ファイブピーチ★ 緊急コメント】


奏太:「この子が大きくなったら、ベース教えちゃるけん」

さおり:「その前に爆笑のタイミング教えんとね」

小春:「いや〜、ファイブピーチ★第二世代、もう尊い!」

翔太:「ゆくゆくは“ベビーピーチ★”結成やな!」



【エンディング:光子からのメッセージ】


光子(カメラを見つめて):

「たくさんの祝福、ありがとう! 笑って泣いて、うにゃって生まれたこの子と、

みんなの笑顔でこれからも世界を照らしていきます。

——爆笑発電所は、今日も平和稼働中です!」


(エンディングBGM「うにゃの奇跡」)


ナレーター:「青柳燈真、爆笑通信デビュー! そして次回は——

“優子ママ、灯乃ひの出産カウントダウンSP”でお会いしましょう!」


(画面テロップ)

《爆笑通信・燈真誕生記念スペシャル 提供:笑顔エネルギー株式会社》

《本日の稼働率:120% 笑い漏れ注意報発令中》







陽翔はると結音ゆのんは、まだ発音が未熟なため、弟・燈真とうまの名前を「ちょうま」と呼ぶ。

•呼び方:

 陽翔「ちょうま〜、おはよ〜」

 結音「ちょうま、だいしゅき〜!」

•家族やご近所でも「可愛すぎる誤発音」として話題になり、SNSでは「#ちょうま現象」「#兄姉あるある」などのハッシュタグがバズる。



爆笑通信・続編シーン抜粋(陽翔&結音登場)



(博多・青柳家のリビング。朝の光が差し込む)


光子:「おはよう、陽翔、ゆのん。ちょうま、もう起きとるよ」

陽翔:「ちょうま〜! うにゃ〜して〜!」

(燈真:小さく伸びをしながら「うにゃ〜」)


優子(ビデオ通話越し):「うわっ、完璧な“兄妹ユニゾン”やね」

拓実:「“うにゃ〜シンクロ率”120%突破!」


結音:「ちょうま、ちょうま、これどーじょ〜(おもちゃを渡す)」

光子:「ありがとう、ゆのん。優しいお姉ちゃんやねぇ」

陽翔:「ちょうま、ぼくのボール貸したるけんね」

翼:「おぉ〜、兄貴風吹かせとる!」



SNSコメント欄:

•「“ちょうま”呼び尊すぎて朝から浄化された…」

•「兄姉あるあるの最上位語、“ちょうま”爆誕」

•「次は“ちょうま語録”辞典作って!」



光子(ナレーション風に):

「笑いとやさしさが、またひとつ増えました。

これが青柳家流、“愛の言葉はちょっと間違ってるほうが可愛い”方式です」











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ