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爆笑三姉妹〜陽翔・結音誕生から、燈真・灯乃、彩羽・悠翔誕生まで  作者: リンダ


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103/145

優馬さんのやらかし

――その夜のニュース番組。


アナウンサー(真顔):「続いては……“鼻からコーヒーで全国爆笑”の話題です」


スタジオの後ろに映し出されたテロップには、

大きく――


『ブラジル直送・青柳ブレンド』

“鼻コーヒー2025”旋風、全国を席巻!



ナレーション:

「今月上旬、人気ユニット**M&Y(光子&優子)**の公開配信中に、

青柳翼さんが爆笑のあまり鼻からコーヒーを噴射。

この“事件”が瞬く間に話題となり――」


(映像:SNSのコメントが画面を覆う)

『#鼻コーヒー2025』

『#整骨院送り確定』

『#ブラジル直送青柳ブレンド』



ナレーション続き

「この出来事があまりの社会的インパクトを持ったため、

ことしの新語・流行語大賞の候補に急浮上。

審査委員会では“カフェインより強い笑いの覚醒”と評されています」



インタビュー(街の声)


主婦(博多):「朝見てたら笑いすぎて、コーヒー冷めました!」

サラリーマン(名古屋):「満員電車で見て、鼻からスポドリ出たわ」

先生(島根):「これ、保健体育の“呼吸器系の授業”に使えるかも!」



週刊ピーチ通信の見出し:


『青柳家、笑いで社会現象! 鼻コーヒー、まさかの流行語大賞ノミネート!』

~整骨院・耳鼻科・コーヒー業界、三者会談へ!?~



美鈴コメント(取材より)

「もううちの家系、笑いでしかニュースにならんね。

でも、“笑って倒れるなら本望”って思うとる」


優馬コメント(得意顔)

「いやぁ、俺の“鼻プリン事件”のDNAが、しっかり翼に受け継がれたな!」

美鈴「あれは誇らんでいいっちゃ!」



審査員談話(流行語大賞運営)

「“鼻コーヒー”という言葉は、ただの爆笑ではなく、

ストレス社会における“笑いの爆発口”を象徴しています」



光子コメント

「人は泣くより笑う方が健康にいいっちゃけん!」

優子

「爆笑は免疫力アップよ。医療費削減や!」

翼(鼻ティッシュ姿)

「……賞もらったら、鼻で受け取ります」



エンディングテロップ


今年の流行語大賞ノミネート作品

・「鼻コーヒー」

・「整骨院送り」

・「ブラジル直送」

・「ムギュ→ポス」

・「ジュピター優馬伝説」


スタジオのアナウンサー(つい笑いながら):

「以上、笑いとコーヒーの融合――“鼻コーヒー現象”の最新ニュースでした☕️」


\ドッカーーン!/(エンドBGM:ファイブピーチ★《笑いは地球を救うmix》)





――金曜の夜、21時42分。

仕事終わりの飲み会。

南福岡駅のホームに、ふらりと現れた男。


そう、小倉優馬(50代・自称地球人一ビッグな男)。

ネクタイはすでにハチマキ状態。

顔は真っ赤。テンションは木星級。



優馬(千鳥足で独り言)

「ん〜……ジュピター優馬伝説、第二楽章は帰宅の調べやねぇ……」

(と言いながらSuicaをおでこでピッとタッチ)


電車が来る。

「南福岡〜博多間、約7分」。

この短い距離で寝落ちした者は、もはや伝説。



乗車2分後

「……(スヤァ)」

――夢の中で、ファイブピーチ★が木星ライブを開催中。

「お父さん、寝たら木星に置いてくけんね〜」という光子の声も虚しく。



現実:40分後・基山駅発車

ガタンッ…ガタンッ…


優馬(目をこすりながら)「……あれ?ここ、博多じゃなかと?……え、きやま?きやまて……山!? なんで俺、山におると!?」


周囲の乗客(静寂)→クスクス笑い。


優馬「ま、まぁ、久留米は実家方向やけん、たまには孝行でも……(言い訳)」

車掌(車内放送):「次は田主丸〜田主丸〜」

優馬(青ざめ)「いやいやいや、もう葡萄畑ゾーンやん!?」



久留米駅到着。

改札を抜けた瞬間、スマホが震える。


美鈴からのLINE


『今どこ?晩ごはんの味噌汁、まだ温かいよ』


優馬(返信)


『味噌汁のかわりに筑紫平野の風吸ってる』


美鈴(即レス)


『あんたそれ、酔って久留米行ったろ。帰宅ルート=逆転送確認済み。』


優馬(観念)


『南福岡→博多→夢→久留米。軌道エラー発生』



タクシー内(深夜1時)

運転手:「兄ちゃん、寝とったらまた久留米戻るばい?」

優馬:「もう寝らん。次寝たら佐賀に突入するけん……」



翌朝。

青柳家+柳川家+光子・優子がそろう朝食の場。


光子:「昨日の優馬さん、GPSで見たら久留米温泉近くにおったよ?」

優子:「あの人、電車の終点を家と思っとるっちゃろ!」

美鈴:「あの人にだけは、ICカードに“帰巣本能システム”付けたいね!」


コーヒーをすする:「俺、鼻から噴射よりこっちの方が事故率高いと思う…」

優馬(神妙に):「……俺はただ、博多まで夢を見ただけや」

光子&優子(同時に):「夢のスケール間違っとる!!!」



数日後:爆笑通信 特別回「博多発・夢行き優馬号」

•主題歌:「乗り過ごして、愛の久留米」

•効果音:列車のガタンゴトン+美鈴のため息

•SNSハッシュタグ:#久留米送り #夢行き優馬号 #飲みすぎ注意



美鈴・エンディングコメント

「この人ね、GPS見たら次は“鳥栖”行きそうやけん。

次回、“佐賀突入事件”でお会いしましょう。」


\ガタンゴトン…ズコーーーッ!!/







――ファイブピーチ★公式記者会見(福岡ドンタクホール)


光子と優子が笑顔で登壇。

背後のスクリーンには巨大なジャケットタイトルが映し出される。


M&Yニューアルバム『夢行き優馬号~久留米の奇跡~』リリース決定!



記者A「新作のテーマは?」

光子「“酔っても家族愛”ですっ!」

優子「サブタイトルは、“目覚めたら基山”!」

(会場:ドッッッ!!)


光子「お父さん(優馬)の“飲みすぎ帰宅事件”を、音楽的に再現してみました」

優子「1曲目は“南福岡で夢落ちて”」

光子「2曲目が“博多で起きたら久留米”!」

優子「で、ラストは“愛の折り返し運転”。」



アルバム収録曲ラインナップ


『南福岡レクイエム(乗車して3分で夢」

「目覚めたら基山ブルース」

「博多行きが久留米行き」

「愛の折り返し運転」

「美鈴のため息ソナタ」

「終点アナウンスfeat.車掌ボイス:美香」

「ボーナストラック:帰宅できんラプソディ」



優馬(マイクを取りながら)

「……いやぁ、これ、アルバムにする話じゃなかろ!? 俺の恥やん!?!?」


光子「恥は芸術に昇華できるんです(真顔)」

優子「“乗り過ごしも人生の途中駅”やけん」

優馬「いや、そんなポエムいらん!!」



ファンの反応(SNSより)

•「爆笑アルバムなのに泣ける。愛が深い…でも笑える」

•「車掌アナウンスが“次は後悔〜後悔〜”で腹筋崩壊」

•「これ聴くと終電逃しても許せる気がする」

•「久留米観光協会、聖地巡礼マップ作成中」



発売特典

・初回限定盤には“優馬GPSシール”付属(南福岡→博多→久留米ルート表示)

・ボーナスDVD「実録・優馬、久留米に立つ」収録

・サイン入りポスター:「俺は地球人一、乗り過ごす男」



最後に、美鈴が登壇して一言。


美鈴「あの夜の出来事が、こんな形で残るとは思わんかった。

でもね、どんな失敗も、笑いに変えれば“家族の名曲”になるっちゃ」


優馬(頭を抱えながら):「……俺の黒歴史、ついにCD化かぁ……」

光子&優子(声を揃えて):「やめて〜って言われたら、採用確定やけん!!」


\会場大爆笑&拍手/


――こうして、“優馬さんの迷走”は、令和の名作アルバムとして

オリコン週間1位を獲得することになるのであった。





――日曜の夕方、青柳家リビング。

テーブルには、香ばしいローストチキンと、優子が手土産に持ってきた甲州ワイン。


優子:「拓実が山梨の大会帰りに買ってきたっちゃ。せっかくやけん、ちょびっとだけ飲も?」

光子:「よかねぇ、葡萄の香りも楽しめるし」

翼:「俺、飲まんけど、みんなの“ちょびっと”が信用できん…」


(優子、すでにワイングラスなみなみ注ぐ)

優子:「これ、“ちょびっと”よ?」

光子:「いや、重力的に“満タン”っちゃ!」

優子:「うちは“情熱の表面張力”っ!」



カンパーイ!

(全員で乾杯。子どもたちは葡萄ジュースで参加)


最初は上品に香りを楽しむ2人――

だが、ものの5分で光子の目がトロンとしはじめ、優子のテンションが振り切れる。



光子(頬を真っ赤にしながら):「……ふへへ……ぶどうしゃん……また会えたねぇ……」

優子(語尾が伸びる):「甲州ぶどうぉ〜♡あなたの果汁ぅ〜……が、私の血ぃ〜」

翼:「あ、出た。“M&Y酔っ払い組曲”発動」


美香(小声):「これ、数年ぶりの幼児化モード来るぞ……」



(10分後――完全にモード移行)


光子(幼児声):「つばしゃ〜ん、あーんしてぇ〜」

翼:「やめぇぇ!ワインぶどうを直接食べさせに来るな!」

優子(ツインテールを自分で作りながら):「みっちゃん、あたしたちプリキュアよぉ!ぶどうキュア!ひかりとやさしさの変身っちゃぁ〜」

光子:「へへへ〜。じゃあ、つばしゃんは“バターナイフマン”ね!」

翼:「なんで朝のパンネタ引っ張るん!?!?」



光子&優子、完全幼児化モード突入。


光子:「ねぇねぇ、優子しゃ〜ん、あたしのチューバふいてぇ〜」

優子:「やだ〜!あたしドラマでトロンボーン役する〜!」

(なぜか互いに子どもの楽器を奪い合う)


結音(2歳):「まま、おとななのにちいちゃくなった〜!」

陽翔(2歳):「にーに、ママたち、うごきおもしろい〜!」

翼:「うごき……どころか、理性がオフやぞ!!」



そして、ついに――

優子ろれつまわらず:「おいしいねぇ〜甲州ぶどうぉ〜」

光子(椅子からずり落ちながら):「おいしいぃ〜……けど……床冷た〜い」

(そのまま転がり寝)


翼(頭を抱える):「……博多の星たち、今、ただの“床星”になった。」



翌朝。

SNS「#爆笑発電所」トレンド入り。


「M&Y、甲州ワインで幼児化⁉︎」

「プリキュアごっこから床寝までの流れが完璧」

「甲州ワイン=危険物指定」



美鈴コメント:「“ちょびっと”の単位、博多換算だと“1グラス=1瓶”やけん」

優馬コメント:「うちのDNA、酒入るとボケに加速つくけん気をつけろ」



そしてその夜。

光子と優子は正式にこう発表した。


「M&Yの次回新曲、“ぶどうキュア★甲州で幼児化”制作決定!!」


――ワインの香りと笑いが残る博多の夜。

まさに、酔笑転生の姉妹であった。





――その通り。

もはや青柳家・柳川家にとって、

「光子&優子の幼児化モード」=一大エンタメ行事。



その夜。

光子はちゃぶ台の下でスヤスヤ、優子はソファの背もたれに顔を埋めて「ねむねむ〜」状態。


翼(小声で):「……また始まったね、年に数回の“みっゆうフェス”」

美香(頷きながら):「幼児化モード=笑いと癒しのリラクゼーション。副作用ゼロ、幸福度MAX」

優馬(ワインを一口):「うむ、これが家族の文化遺産や。俺が基山で迷った時より尊い」

美鈴:「比較対象おかしかろ!」



春介&春海、すかさずスマホを構える。

春介:「よっしゃ、今日も“幼児化コレクション2025”更新や」

春海:「タイトルは“プリキュアぶどうと床冷たいの舞”にしよっか!」

光子(寝言):「つばしゃん……あーん……ぶどうぉ……」

翼(頭抱えながら):「撮るな撮るな!全国配信するなーっ!!」

(が、撮影はすでにクラウド保存済み)



翌朝、グループLINE「爆笑発電所ファミリー」には通知が鳴り響く。


春介投稿:


【新作】#幼児化モード #ぶどうで変身

再生数:3分で1万超


美香コメント:


もうこれ、“光優モードON!”でライブできるレベル。


郷子@博多ブロック


うちの旦那も見て吹いたwww 公式イベント化してぇ〜


泉@山口第一中


“幼児化選手権2025”エントリー待ってるっちゃ



その後。

青柳家では“幼児化観察ノート”まで作られる。


タイトル:「みっちゃん&ゆうちゃんの進化と退化」

第1章:2049年・甲州ワイン事件

第2章:2049年・お屠蘇テンション暴走記

第3章:2049年・シャンパン泡トランス


翼(解説口調):「この時期の光子は、言語能力が2歳児レベルに低下するが、表情筋の可動域は通常比350%になる」

美香:「観察じゃなくて愛でてるやん!!」



SNSでもトレンド入り

•「#幼児化モードはご褒美」

•「#酔うた双子は天使」

•「#床で寝ても光の戦士」

•「#ファイブピーチ精神にアルコールは勝てない」



そして、毎回恒例の締めの一言。

優馬(誇らしげに):「うちはなぁ、酔うても泣かん。酔うて笑うんが家訓やけん!」

美鈴ニコニコ:「でも次は“おこちゃまワイン”にしとくけんね」


翼・拓実・子どもたち全員(声を揃えて):

「賛成〜っ!!(でも次も録るけんね!!)」



――こうして、

「幼児化モード」は笑いと愛の象徴として、

青柳・柳川両家の年中行事に正式登録されたのであった。





――西暦2049年・冬。

福岡市・青柳邸。

例年どおり、年末恒例の“笑い納め幼児化フェス”が開幕していた。



テーブルの上には、

優子の夫・拓実がストックホルム遠征の帰りに買ってきた

「甲州ワイン・プレミアム2049」。

ボトルには金色のラベルでこう刻まれていた。


“This wine may cause temporary regression in emotional age.”

(※このワインは一時的に年齢が下がる可能性があります)



光子:「……あれ?注意書き増えとるやん?」

優子:「たぶんうちらのせいやね」

翼:「いや“確実に”や」

拓実:「酒造メーカーさん、学習しとるやん…」



乾杯の瞬間。

光子と優子、もうグラスを掲げる時点でテンション最高潮。


光子:「せーのっ、“光とやさしさはぶどうから!”」

優子:「……いったれぇぇぇ〜〜っ!!!」


(ゴクッ)


…5分後。



光子(目がトロン):「へへへ〜、ぶどうさん……また会えたねぇ〜」

優子(舌足らず):「おねえちゃぁ〜ん、今日は〜ぶどうのおうちに行こっか〜」

光子:「じゃあ〜、つばしゃんが〜おうまさんっ」

翼:「……出た。“おうまさん役指名”ッ!」

(拓実:ワイン吹き出す)



幼児化モード2049、発動。

春介と春海がリビングの隅から中継スタート。


春介:「#幼児化モード2049 発動中!」

春海:「今回は“ぶどうプリンセスver.”でーす」


結音(3歳):「まま、ちいちゃくなった〜!」

陽翔(3歳):「わーい、また“ままのちいちゃい日”きたーっ!」



光子、チューバケースを抱いて寝転がる。

光子:「これねぇ〜、ベッドなのぉ〜」

翼(苦笑):「いや、それ高級楽器やけん!!」

優子(ソファの上で逆立ちしながら):「見て〜!これ“逆立ちぶどう!”」

拓実(止めに入る):「ちょ、やめて〜!足グラスに入ってるって!」



翌日、SNS大炎上。


「#床で寝る光の戦士」

「#ぶどうキュア2049再臨」

「#青柳家、今年も平常運転」

「#酒は笑いの燃料」



さらに――

ロサンゼルス、江津、札幌、キーウ、パースの爆笑発電所支部にも

この様子が生配信され、各国で腹筋崩壊者が続出。


キャサリン・ウィリアムズ(LA支部長)


“Every year, they get younger and funnier.”(年々若返ってるし、面白くなってるわね)


マリーナ(キーウ支部)


「あの双子は笑いのワクチン。世界が元気になる」



夜更け。

光子と優子はこたつで寝落ち。

毛布をかけながら、美鈴が静かにつぶやいた。


美鈴:「この子たち、笑いながら歳を取って、笑いながら子に戻る……

ほんと、うちらの“原点”そのものやね」


優馬:「そやな。…老いも笑いも、等速直線運動やけん」


(美鈴:スリッパでツッコミ)

美鈴:「その物理いらんっちゃ!」



こうして2049年冬――

“幼児化モード”は世界配信イベント化。

スポンサー:甲州ワイン協会。

キャッチコピー:


「飲めば笑える、笑えば若返る。M&Yワールドツアー “Re:ぶどうフェス2049”へ。」


――この家族、やっぱり笑いと愛の重力圏から逃れられないのであった。

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