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たまにだから

焼き物が桜鱒の西京味噌焼き…。

「美味しい♪」

はなが嬉しそうに焼き物を食べた。

「こちらの桜鱒…お味噌の香りが高く、味も濃厚で…。」

月光さん…

「月光…食レポみたいだよ?」

…食レポって…日和子さん…(汗)

「失礼致します。こちらのお鍋に火を付けますね。」

スタッフさんが鍋に火を…。

「こちらは国産牛のすき焼きで御座います。」

「すき焼き?!」

かなと君…目がキラキラ…。と…

「この後も…結構ボリュームあるな…」

山内がお品書きを見て言った。

「この夢月美御膳はボリューム…満点。」

「ボリュームもだけど見た目も味も満点だよ♪」

日和子さん。

「本当に…。こんな贅沢を…いいのかしら…。」

「月光さん…。たまにだから良いんです。」

「山内さん…。」

たまにだから…。


…食事の雰囲気が良いからか?美味い物を頂いてるからか?山内のヤツ、月光さんと普通話し始めた。

「月光さんは好き嫌いは無い?」

「…苦手な物ですか…?あります…。」

「何ですか?」

「茎たちです。」

「クキタチ…。」

「はい…。」

この辺りでは菜の花を茎たちと呼ぶ。花が咲く前の新芽をお浸しや煮物で食べるんだけど…。

これ…たまに強烈な

「茎たちの苦味が苦手でして(汗)」

「なるほど…。」

「あの茎たちって薬みたいに苦いよね~」

日和子さん…だっけ?



お刺身も焼き魚も美味しい♪

これからお鍋も…。

「さ、そろそろお鍋の蓋を開けますよ。」

お姉さんがお鍋の蓋を開けてくれた♪

「はい♪…わぁ…」

お鍋にお肉とお野菜と?これナニ?

「これは…生麩ですか?」

…なまふ?…

「はい…。こちらはさくら生麩です。」

「生麩って…なーに?」


あ…はなの無限

「はなちゃん、このお麩食べてみて?」

「え?」

「焼き麸とは違うから。」

「焼きふ?」

…と…よう子さん。

「もしかして…はなちゃん、お麩食べた事無い?」

そういえば…。食べさせた事無いな。




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