↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
15/21

パート15

困った。残り30キロほどのところで、まさかのエンコ。


エンコって何だ?知らない言葉だ。まぁいい。車が突然止まってうんともすんとも言わない。さっきまで快調だったのに…。


携帯電話で…誰をよこせばいいんだろうか?警察?いやわからない。


でもとりあえずそれしかないか。知り合いがいるわけでもなし。


すると、スルスルッと後ろからトラックが寄って来た。


「きゃっ」


「きゃってダンナ…、どうしたんだい?」


「車が急に止まっちゃって、あと一時間で高崎に行かなきゃならないのに」


「どれどれ、あーこりゃ、ガス欠だよ、ガソリンがない」


「えっ、ガソリン?」


「ほらこのメーター、キーをひねってもEのままで、ほら、黄色いランプがつく」


「な、なんて事、Eって何?」


「エンプティ、空っぽって意味だ。ダンナ、英語はからきしかい?」


「た、たまたまよ。たまたま」


「まぁ、みたところマニュアル車だし、無免許ってことはなさそうだな。どうする、ダンナ、スタンドまで乗せようか?」


「たっ、高崎まで、乗せて!」


「いいけど、車はどうすんだ?捨てるのかい?」


「捨てるわ、こんなポンコツ!」


「ヒュー!、やるねぇ、じゃあ高崎まで行くぜ!」


「神様!どうか間に合って!」


どうなるんだ、俺のダイハツ!、とんだ小道具扱いだよ!、まだローン終わってないよ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。