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夢幻犬鏡 ※整備中  作者: 奥瀬
第四章 小山若犬丸の乱② 盟友小田五郎直高のこと
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断章 無用語り⑤

 いや、切ないねぇ、悲しいねぇ。

 せっかく兄貴のように慕える仲間ができたってのにねぇ。

 でも、この五郎のおかげで若犬丸はいろんなものを学んだんだよ。

 それは生涯、若犬丸のなかで生かされてさ。ってことは、若犬丸のなかで小田五郎が生き続けたってことかな。


 それにしても、今回の狐女ってちょっとひどくない?

 愛しい男と因縁の男の子ども、どっちが優先されるかってことだけどさ。

 このころには秀郷の子孫たちへの恨みはなくなってたはずなんだけどな。

 何たって、将門の死から四百年以上も経ってるんだから。


 いつからって?

 まぁ、きっかけがあったといえば、あったんだ。

 愛する男を失うことより悲しい目にあってさ。

 これも話すべきかなぁ。

 ――うん?

 あぁ、話してもいいか。

 舞台は京の都さ。

 将門公を失った狐女はね・・・・・・


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