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金で極道に売られた女。姐になります!  作者: satomi


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第89話 外伝⑤ 小姑対策

 

 ケビンは早々に探し出してくれた。

 ケビンの親族って事は外国人?もしくはハーフ?

「香!うちの親族で伊藤ジョシュア21才がいる。こいつが明日ここに来る」

「えーと、ここの組のことはご存知なのでしょうか?」

「あ、知らない?Smith・Anderson international company って裏の顔はマフィアなんだよ?こいつはわかっててここに来るけど、全く気にしてないよ。日本生まれの日本育ち。ただハーフなだけ」

「助かります。大和さんに話を通しますね。あと、四代目と三代目とユキさん」


 大和にはケビンからの紹介ということで話をした。

「まぁ、ケビンからならなぁ」

 ケビンに何か弱みでも握られてるの?昔遊び相手だったって聞いたからその時の黒歴史とかかな?



 やってきた伊藤ジョシュアさんはとても礼儀正しい青年だった。

「初めまして。伊藤ジョシュアです。もう21才という年齢なので、起業してしまいました。上手くいくといいんですけど……」

 そう言いながらも、すでにかなりの知名度のある企業。…の社長。若社長。

「あらあら、お忙しいところ申し訳ないわ」

「いえいえ、たまにはリラックスしないと。可愛いお子さんですね。男の子ですか?」

「よくすぐわかりましたね。この子は私と大和の子で、大地って名前です」

「力強い良い名前ですね」

「あ、…あの私は大和の妹で大佳って言います。えーっと大きいって字に佳いって書くんですけど、わかりにくいなぁ。誰よ名付けたの!」

「俺」

 四代目が現れた。

「「父さん!」」

「大和も大佳も俺が名付けたんだよ」

 大佳さんはジョシュアさんに首っ丈状態になったみたいだし、よかったぁ。

「父さん。この場に大己とか大翔とか来ないでしょうね?」

 大佳さんはあの二人の胸の大きさに劣等感みたいなものあるんだろうか?

「ジョシュアは大和に用があるんだよ?大己と大翔は関係ないだろ?」

 安心してるみたい。よしよし。


 大和はジョシュアに大佳さんの第1印象など聞いていた。

「可愛いね。まだ女子高生なんだろ?俺みたいな年上でいいのか?」

「嫁・小姑問題が解決されればいいさ。ついでにブラコン矯正」

「はぁ、ブラコンで小姑が嫁に食って掛かってるのかぁ、そいつは香さんが大変だね」

「香はやらんぞ!俺のだ」

「わかってるよ。大佳だって無下にはしないさ。ケビンさんからの推薦だからね。ああ、最後にケビンさんに挨拶に行きたいんだけど?」

「大佳に案内させるか?」

「いいねぇ」


 ジョシュアは大佳さんの案内でケビンの所まで行った。

「ケビンさん。この度はいい話をありがとうございます」

「その様子だと上手くいった感じだけど?」

「これからですか?」


 その後大佳さんはジョシュアの連絡先を入手。忙しいから連絡していいものか?と昔の蘭さんのような事を言いながらも(姐さんから色々聞いている)、ジョシュアとうまく行ったようです。




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