第88話 外伝④ 嫁・小姑問題
まだ、問題はありました。大和の妹の大佳さん。彼女、ブラコンなのかなぁ?私が大和と結婚したことがなんか不満みたい。どんな人だったら認めたんだろう?
大地はまぁ可愛がってもらえるけれど、私のことは好きではないみたいだなぁ。彼女からしてみれば祖母を懐柔した余所者だもんね。
大和と今後の子作りなどの事はよく相談した。やっぱり三代目といろいろ話したのが大きいみたい。三代目って偉大だなぁ。
「俺はこれからは家族の大黒柱として動く。まずはそれなりに収入がないとな。親父の仕事の手伝いを少しずつしていこうと思う。ちょっとでも仕事を覚えることが出来たらと思うんだ」
大和…立派になって!
なんでも三代目は二代目が突然亡くなって、14才で組長を務めることになったそうだ。14才…中学生?えーと今の私が19だから私よりも5才も年下の状態で組長やってたんだ。そりゃあまわりのサポートもあっただろうけど、大変苦労してたんだなぁ。それだもんキセキも起きるし、威厳もつくよ。
そんな話をしてたけど、大佳さんは私達の生活空間へとやって来た。
「兄さん、今暇?」
「俺はいつも忙しい。それより、お前は高校生で学校の宿題あるだろう?そっちを片付けろ!」
大和も辛辣だなぁ。
大和にそれとなく、大佳さんはブラコンなの?って聞いてみた。
「兄妹ってそんなもんだと思ってたけどなぁ。あ、でも父さんと大海さんや大輝さんを見るともっとライトな関係か…。確かに大佳は俺に引っ付き過ぎだな。小さい頃は可愛かったけど、もういい加減兄離れをしてもいいだろう?」
「そうねぇ、誰かを好きになったら離れていくかも」
「はぁ?大佳が他の男を好きになる?」
「大和…。大和のそういうところがブラコンを助長するんだよ。妹離れしてないじゃん」
大和よりも大人っぽくて容姿端麗な人。だけど、いるかなぁ?
ユキさんに相談。
「そうだねぇ。ケビンの親族にちょうどいいのがいないか聞いてみるといいよ。ケビンて大海の旦那だよ。日本語が話せるSmith・Anderson international company のCEOだよ」
ひえ~っ!この組ってそんな大物がいるの?
「ケビンさん!初めまして。大和の妻をしてます香といいます」
「可愛らしいお嬢さんだね。してご用は?」
「大きな声では言えないのですが、私が大和の妹の大佳さんに疎まれているようで、彼女に良い人がいないかとユキさんに相談したら、ケビンに聞くといいって言われました」
「なるほどねー。嫁と小姑の戦いみたいな?」
「戦ってないですよ!大地の事は可愛がってくれるのですが、私はダメです。好きな人が出来たらと思うのですが、誰かいい人知りませんか?」
「うーん、確か日本にうちの親族で高校生くらいのがいたような…。そいつにちょっと聞いてみるよ」
「助かります!ありがとうございます!」
ケビンさん…イケメンで長身。金髪緑眼。めっちゃ緊張した~。




