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金で極道に売られた女。姐になります!  作者: satomi


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第86話 外伝② 大和と香


 そういう風に生活しているうちに、俺と香は体の関係を持つようになった。仕方ないじゃないか!俺だって血気盛んな17才の男子だ!

 香は高校生なわけだし、避妊は欠かさずに関係を持っていた。


 手が早いのは三代目のじいちゃんに似たのかな?

 父さんは何で一つ屋根の下に自分の好きな子がいるのに手を出さなかったんだ?あ、出さなかったんじゃなくて、出せなかったんだ。そうだよな、母さんは新橋家にいたもんな。香みたいに一人でいたわけじゃないしな。



 香が高校を卒業するや否や俺は避妊をやめた。すると、あっという間に香は妊娠した。

「やだよ!香ちゃんの子だから、ひ孫?長生きするもんだね」と、ばあちゃんは言うけどじいちゃんは「遺伝だな」と呟いただけだった。どういう事だろう?

「あ、香!言うの忘れてた。俺さぁ、一応ここの次期組長なんだわ。だから男の子を頼むなぁ」

「そう言われても産み分けとかできないんですけど?」

「大和君!無茶言っちゃダメよ!」

「あ、母さん!母さんは性別知ってるんだろ?」

「ふふふっ。そんなの秘密に決まってるじゃない!」



 と言いつつも、数カ月後に無事に男の子が産まれました。この子が六代目になるんだなぁと思うと感慨深い。

「名前は?」

「大地(だいち)だ!」

「私に相談もなく即決?いいんだけどさあ」

 大志が書道で『大地』と書いた。結構長く書を大雄さんに習ったから自信があったようです。

「うーん、なんだか三代目の書の方が迫力あるのよねー」

 とは蘭さん。

 要望に応えるように、大雄さんが『大地』と書く。

「やっぱり、なんかしっくりくるわ。流石三代目ねー」

 照れているのか、あまり顔を見せてくれないけど、まんざらでもなさそうです。



 私・香の最近の悩みは、この組の中の親族の人物相関図がよく解らないことです!

 20人近くいるから、頭の中ごちゃごちゃ。紙に書けばいいのかな?

 うわー、何回書いてもキレイにならないよ。

「香、何やってんだよ?」

「親族の人物相関図をちょっと…。わからないのよ。というか覚えられない‼…っちょっ、大和?」

「なんだよ?問題ないだろう?」

「えーとですね。健康な私がこのまま子供を産み続けると6人兄弟とかになりますよ?」

「じいちゃんがノー避妊で3人しか子供出来てないから大丈夫だろ?」

 産むのは私なんですけど?超痛いんですけど?

 その日は流されちゃったけど、ユキさんに相談しようかな?このまま子供製造機みたいに子供産み続けるのは嫌だし。



 ユキさんに相談してみた。

「何?大和が求めてくるけどどうしたらって?」

「三代目がノー避妊で3人しか子供出来てないから自分も大丈夫だって自信はどこからくるんだろう?」

「アハハ!そんなの偶然だから参考にならないよ。大和に言っておやりよ。三代目をあんまり神格化しないほうがいいって」

 聞いてくれるかなぁ?




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