第80話 ケビンの要求と子供達の参観日
ケビンの欲求は止まるところを知らず、産褥期が終わったかなぁ?ってあたりから夜な夜な体を求められるようになった。正直眠い。
ケビンは昼間にちびっこたちと戯れまくって、夜は私で疲れたり眠かったりしないの?なんて体力。羨ましい。
そんなだから、私はまたもあっさりと妊娠。蘭さんには「あらあら」とちょっと呆れられたというか、揶揄われたというか…。
「ケビンが女の子が欲しいらしくて…」
「でも、今回の妊娠も男の子よ?」
性別を何も言わずに暴露された。
同様に、この子の後にもまた同じ行動に出られたけど…
「良かったわね!今度は女の子…の予定」
と言われた。産まれると男の子でしたって例もあるから、油断はできない!
と、思ってたけど、本当に女の子でケビンが大喜びしていた。毎日写メ撮ってるけど、スマホの容量は足りるの?
「心配ご無用!PCに保管してるから平気。そうだ!USBでバックアップ取っておかないと心配だなぁ」
らしい。
ちなみに、次男の名前は大悟。待望の女の子が大恵です。
大悟も大恵も茶髪。特に大悟は両眼緑眼で、大変。大佳と大己が「王子様が生まれた!」とか騒いでた。ただのうちの子なんだけど。大恵は茶髪だけど両目ともちょっと色素が薄い黒目かな。3人ともインターナショナルスクールに通わせることにした。
大恵が生まれたあたりで大和と大斗が小学校に通い始めました。ちびっこたちはランドセルを「いいなぁ」って目で見てます。結構高価なものを三代目が祖父としてプレゼントしたみたいです。
二人は同じクラスになったようで、担任の先生と仲良くするように母さんからも言われていました。いままでイカツイ男の中で育ってて、同じ年ばかりの中で馴染んでいくのは難しいのかな?と思ったけど、子供は簡単に馴染むようです。
今度参観日というものがあるらしいです。
「俺は、誰も来なかったけどな」
大雄さんは自虐的です。
大和と大斗がですから、茜ちゃんと大輝が参観日に行くみたいです。
なんだかんだ言ってたけど、大和も大斗も参観日が楽しみのようです。茜ちゃんと大輝に「参観の後、懇談ってあると思うんだけど、なんだったらサボっちゃった方が無難だと思うわ」
「ママ友作り?」
「表面的にはね。その年の役員を決めたりとかするのよ。茜ちゃんは気が弱いから何でも押し付けられそうだし、大輝はヤンママって目を付けられそうだし……」
「今は晩婚化が進んでるから?」
「そうね。あとこの家のことも色々聞かれるかも。面倒でしょ?うちが極道で~すとか言うの」
「二人ともこの後仕事があるので、失礼します。って帰っちゃえ。「仕事って何?」とか聞いてくるババアが絶対いるのよ。大輝、言ってやりなさい。「白虎商事の秘書です」って。「色気で秘書なんじゃないの?」とか言ってくるかもね。「姉がCEOですが何か?」って言い返しなさい。茜ちゃんが素直に医者の助手とか言ったら、「どこの病院?」とか聞いてくるわよ?だから、大輝!無理矢理茜ちゃんを連れ出しちゃいなさい!」
「セクハラババアってどこにでも発生するのねぇ」




