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金で極道に売られた女。姐になります!  作者: satomi


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第58話 赤川弟の意外な弱点


「そう簡単にはいかないだろうな。実際に横流しをしている動画が取れたら最高なんだが、あの立地はそうできないようにあの立地なんだろう」

「窓から窓みたいな?」

「そう」

 お手軽伝言ゲームみたいにヤクを扱うんじゃないわよ!

「ヤクを扱ってるなんてご法度だ!と踏み込んだとしよう。同時に警察も踏み込んでくるだろうな。そして白虎組は解体を余儀なくされる。赤川はそもそもが組の体を成していないから、ダメージがない。って寸法だろう」

 うわー、兄よりもずっと卑怯だ。


「それさぁ、白虎商事CEOがやっちゃダメかなぁ?「ヤクを横流ししてると伺いました」みたいなさぁ。ちゃんとスーツ姿でさ。「本当でしょうか?」ってドキュメンタリー番組を撮ってるCEOですって形で突入したらダメかなぁ?それなら警察が踏み込んできてもドキュメンタリーっぽいし、白虎は白虎商事のCEOがドキュメンタリー番組制作のために伺った次第ですって堂々と突入できない?録画もできるし」


「逮捕かどうか紙一重だな。事情聴取はされそうだ。その時に俺が白虎組の三代目だってバレるだろう。サツとしては俺を何としても逮捕したいだろうからな」

「そっかぁ」



「『赤川の精鋭』ってのがよくわかんないから注意しなきゃだよねー」

 大輝は軽く言うけど、どの程度の戦力なのかもわからないし、全く未知。

「うーん。俺と川野でオモテに出てみるか。囮だな」

「朔斗さん、気を付けてね!あ、お父さんも」

 おまけみたいに言われた大雄さんは傷ついてる。ちょっと面白いけど私は顔に出せないなぁ。

「大雄さんだって『三代目』なんだから気をつけてよ!」

「そうだなぁ。でも今回は、『三代目と若頭代理の外出』って事になるか」

 そうなんだけどさ。




「で、何故このような店に?」

 俺と川野は風俗店にいる。

「ココには精鋭はいないだろ?」

「まぁそうなんですけどね」

 二人にはそれぞれ女性が付いた。

 俺についているの女は、ノースリーブのカクテルドレスの女。

 川野についてる女は巨乳の女。スリットの入ったドレスで、巨乳を強調している。

 女たち二人とも俺達に体を摺り寄せてくる。

「兄さんたちはカタギの仕事をしてないのかい?」

「さあなあ」と、川野は答えた。

「興ざめだ。出るぞ。二人を連れてくか」

 俺はそう言って二人を連れて店を出ることにした。

「兄さんたちにお持ち帰りされるなんて光栄~」

 そう言いながら、女二人が俺と川野を狙う。俺達は余裕で二人の女を拘束した。

「お前らが赤川の手の者ってのがバレバレなんだよ。お前は二の腕に刺青をしてるな?で、川野についてる女は胸の谷間に刺青か?」

「アカガワって誰?」

「お揃いの刺青をしてる時点でオカシイんだよ。このまま組までお持ち帰りだ。おっと、猿轡をさせてもらう。歯に毒を仕込みがちだからな」

「たかだか巨乳程度で俺を骨抜きにできると思ったのか?俺の妻は爆乳だからな。巨乳なんか屁でもない」

 ちょっと俺の怒気を感じたのか、川野はこれ以上の発言を止めた。

「三代目にしたって姐さんに比べたら屁でもないですよね?」

「比べること自体烏滸がましい!」

 と、このまま女たちを連行し、蘭さんが全身に毒が仕込まれていないか検査の後に自白剤を打つこととなった。


 わかった事は、赤川弟は女好きという事。



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