忘却の雨編 18 残響
出血を伴う残酷な描写があります。
先日の雨が潤した大地に心地良い風が吹き抜けて行く。
リリエンタールとドラゴニスタの境にある森では、空高く登った太陽が新緑を輝かせている。
「じゃあ私がタンクでバルトがアタッカー、イーライがヒーラーね」
二人を先導するミランダの甘い声とねっとりとした口調にイーライの表情が曇った。
はぁ~っとため息を一つこぼし気を取り直す。新調したばかりのきれいなローブをサッサッと手で払うしぐさをするが汚れてはいない。
そんなイーライの気持ちを知ってか知らずかバルトは先を急いでいる。
「なぁんか二人ともピリピリしてなぁい?」
にんまりと微笑みながら二人の顔色をうかがいつつ、ミランダは自身の持つ大きな杖に魔力を流し込む。
ねじれた木の杖の先端は三日月の形状で装飾品のないとてもシンプルなものだ。
その代わりと言うのだろかミランダの両腕にはギラギラと輝く魔石の付いたブレスレットが六つも装着されている。魔装具の類だろう。そして先が二股に別れ折れたつば広のとんがり帽子も特徴的だ。
歩く度にローブからちらちらと豊満な体のラインが見える。一般的なアドラーと違い露出の多い服装はイーライを苛つかせる原因でもあった。
「…目的のダンジョンってどんなところなの?」
「アンデッドの巣って呼ばれてるところよぉ、気味悪くて誰も近寄らないの」
バルトは木の葉の生い茂る頭上を見上げて尋ねた。
「ダンジョンまであとどれぐらいかかる?」
「なにか予定があるの?」
「予定はない…ただなんか嫌な予感がするんだ」
三人でここに来る前に、調査へと向かうアッシュ達を見送った時のことを思い出していた。
(アーシャとレイン二人とも様子が変だった…それにレオナルドさんがいなかった、なにかあったのかもしれない…あの危険なダンジョンにアーシャが行くのに付いていかないなんて)
大きな杖を持ち上げクルクルと宙を混ぜるしぐさをしてからミランダが言う。
「確かに、精霊たちもソワソワしてるわぁ」
両腕を上げるとたわわな胸が露になり、目のやり場に困ったバルトは少し頬を赤らめて視線を逸らした。
「そんな体でよく戦えるわね」
嫌味混じりにイーライが小言を言うとうふふと笑って窘める。
「見た目で判断するのはいけないわぁ、現に私はレベル7、貴方よりもはるかに強いわよ?それに体を鍛える必要はないのよ、アドラーはね」
そう言って左手の薬指に光るアドラーリングを見せた。
「本来なら魔法を発動させるために屈強な肉体が不可欠、でもアドラーの場合は発動時の魔力の安定化も魔法陣の構築もこのリングが担ってるの、だから物理攻撃…切ったり殴ったりしないなら筋肉は必要最低限で十分なのよ」
さらににこりと微笑んで続ける。
「今までのアドラーで最大レベルの10に到達した者は誰もいないのは知ってるかしらぁ?その基準はエルデ様を基にしているの、つまり世界最強は水魔法ということ」
「それって自慢?」
「ただの事実よぉ、攻撃魔法ではレグルス様のコキュートスが最強とされてる」
「アッシュ様だって負けてないでしょっ!ね?バルト」
「まぁ…確かにアッシュ様は強い、でもドミニク様やノア様に比べると…」
ドラゴニスタのギルドマスター、ドミニクそしてグランブールのギルドマスター、ノアは別格と言っていいほどに他のアドラー達とは一線を画しその強さは皆の語り草として広まっていた。
それはギルド内にとどまらない。
「本来リリエンタールのギルドマスターには別の候補者がいたらしいの、その誰かさんが行方不明かこの世を去ったのかは定かじゃないけど後釜に選ばれたのがアッシュ様だと言われてるわ」
余裕たっぷりの訳知り顔に悔しくなったイーライは別の角度から嫌味を放った。
「最近例のパーティーと疎遠なんでしょ、美人なヒーラーが現れて追い出されたんじゃないの?」
これにはバルトもぎょっとしてしまう。
「おい、言い過ぎだろ」
ところがミランダは予想外にも吹き出した。くすくすと笑いながら答える。
「グレンたちとは私の方から距離を置いたの」
「どうして?」
「貴方たちも彼らの噂は知ってるでしょ?ここのところグレンの行動は目に余ってたのぉ、彼女のこともそう…人を人として見ていないの、都合のいい駒にしてる」
今までにない真剣な表情だ。
「二人ともアーシャに気があるからレオに対して劣等感を感じてるんでしょうけど」
バルトが驚いて聞き返した。
「二人?」
「ジェイドだけだと思ってたぁ?」
「ねぇ」
イーライが二人に呼びかける。
「あれでしょ?」
指差す方に見えるのはダンジョンの入口だ。雨で出来たのか濁りのある大きな水溜りもある。
「さくっとフロアボスを倒して帰りましょうか」
§§§§§
活気づいた街を歩くレグルスとルナ。
露店の前を通る度に皆がレグルスに声をかける。にこやかに対応しながら、持って帰って欲しいとあれこれ渡された商品を丁寧に返して進む。
「人気者は大変ねぇ」
「まったく困った…」
キョロキョロと辺りを見回して、レオの姿を探すがそれらしい人物は見当たらない。
「ねぇ、レグルス…オルガ様って」
「驚いたか?レインにそっくりで」
「えぇ、気になったんだけど触れていいのか分からなくて」
「色々と異例なことが続いておるからの…」
異例とはフォルトゥナのことだろうと思いつつ、宿を利用していたアドラー達から噂程度にしか聞いておらず確信はない。
「双子の兄弟?ドラゴニスタの人間じゃなそうだけど」
「母親だ、元々はグランブールの聖女だった…」
「母親…なるほどね…」
§§§§§
「レインッ、レインッ」
アーシャに体を揺すられて、目を開けるがぼんやりとしている。
「ねぇ、大丈夫⁈」
「俺のことはいいから…彼らを…」
「他人の心配してる場合じゃないでしょ⁈」
そう言いつつアーシャはボス部屋の方に視線を向けた。
アッシュ達の姿とその向こうに小さな人影も確認できる。
「連れて戻る、ここで待ってろっ」
「エミリー、君もここで待機してくれっ」
ルークまでアッシュの後を追っていきフローレンスはただ立ち尽くしていた。
どこに飛ばされたのか分からず、周囲を確認するジェイド達の元へアッシュの声が届いた。
「おい!お前たち今すぐボス部屋から出ろ!!」
「アッシュ様⁈」
事態は把握できないが、とにかく指示に従おうとティナが真っ先に入口に向かって走り出す。
「ジェイド!行くぞ!」
「お、おぉ」
ザックとジェイドも後に続く。
三人がアッシュの元まで辿り着いた時、それは現れた。
合金の鎖を引きずる音共に、巨体を揺らしながらホブゴブリンが歩いてくる。かなりの大きさで歩く度に地面が微かに振動している。
ルークの驚愕した表情を見て、三人が振り返る。
「ホブゴブリンは倒したんじゃないのか⁈」
「確かに倒したはず…」
「とにかく急げ!」
アッシュは皆を先に行かせ、まだ部屋の中央に突っ立ったままのグレンに呼びかけた。
「何してる!!早く来い!!」
呼びかけを無視して徐に杖をかざすグレン。
「…オールアンチスフィア」
自身を絶対防御の魔法で包んだ。
「あの馬鹿、なんのつもりだ…」
カラ~ンと乾いた鈴の音が響き、次に現れたのはシャーマンゴブリンだった。
鼻息の荒いホブゴブリンの脇にちょこんと立ってこちらを見ている。
アッシュがすかさずエアスラッシュを放つと、鋭い風の刃がシャーマンゴブリンめがけて無数に飛び交っていく。
だがホブゴブリンが手に持っている鎖を振り回し蹴散らしてしまった。鎖の先には棘付きの鉄球が付いていてブンブンと音を立て勢い良く回転している。
満足そうにニヤリと笑いながら杖を入口の方向に傾けるシャーマンゴブリン。
「止まるな!ティナ!」
「でも…」
あと少しでボス部屋を脱出できるところまで来たティナの前に現れたのは魔法陣だ。
そこからわらわらと湧いてくるゴブリン。
ジェイドが盾で防ぐ間もなく三人に群がっていく。
「ティナを守れ!ジェイド!!」
「うっせぇっ、分かってるってんだぁ!!」
ティナはシールドを展開するが圧倒的な数のゴブリンには歯が立たない。シールドを破壊するとゴブリン達はティナを地面に押さえつけ服をビリビリと剝いでいく。
ティナの悲鳴が聞こえアッシュが引き返そうとした時だった、凄まじい勢いで鉄球が飛びかかり地面が粉々に砕ける。
「ルーク!!」
アーシャの横で臨戦態勢をとっていたルークはきびすを返し駆け出した。
そんな様子を固唾を飲んで見守っていたフローレンス、その真横をエミリーが走って通り過ぎる。
「そんな…行っては駄目です!!」
ティナに群がるゴブリンめがけて剣を振り下ろすエミリー。
数匹のゴブリンの肉体が裂け血が飛び散った。狼狽えたゴブリンの群れが距離を置き輪ができると、全裸のまま髪を鷲づかみにされ引きずられていくティナの姿が見える。
「ぃや…いや…」
なんとかティナを守ろうとガタガタ震えながらも剣を振り回してゴブリンを牽制する。
ザックとジェイドは防戦一方で援護にまで手が回らない。
「なんなんだ、こいつらっ!」
「どっから湧いてきやがる⁈」
アッシュは鉄球を回避しつつホブゴブリンに渾身の打撃を叩き込む。だがその巨体は分厚い脂肪を揺らすだけでダメージを受けてないのが分かる。
首元に飛びつき至近距離からエアスラッシュを放つと、大きな頭が血しぶきを上げ無残に地面に落下した。頭を失った体は尚も攻撃を続ける。
「くそっ!なんで死なねぇ!」
ホブゴブリンの体を蹴って飛び降りるとシャーマンゴブリンに掴みかかった。
だが捉えたと思った瞬間姿を消し、再び現れた場所はエミリーの真後ろだった。
また鈴が乾いた音を立てる。
カラン…。
「シャドーダンス」
杖の先がトンとエミリーの体に触れると微動だにしなくなった。
やっと辿り着いたルークがシャーマンゴブリンに切りかかる。
キーンッという鋭い音とともにルークの剣を弾いたのはエミリーだ。その目は赤く光り、恐ろしい形相で切りかかってくる。
「くっ、どこからこんな力が…」
ケラケラと笑うシャーマンゴブリンの元にティナが運ばれ差し出された。恐怖で固まり動けないティナの額に鋭い爪を立ててアスタリスクを刻んでいく。
加勢するべきかどうか悩むルークのパーティーのメンバー達。
「あの個体は一体何をしているんだ?」
「分からない…ギルドマスターがいてもこれか…」
「俺たちが加勢したところで…」
目の前の惨劇に気後れして、下を向き始めた。
なんとか立ち上がったレインを支えアーシャはボス部屋の入り口まで連れていく。
「どうなってる?」
レインの質問に顔を曇らせるフローレンス。
「何故だかルフィアン兄弟のパーティーが転送されてきて、混戦状態になっています…かなり不味い状況です」
フローレンスの言葉通り、皆が散り散りになり防戦に徹している。
「あの人操られてる?」
「はい、シャーマンゴブリンの能力かと…それにもう一人の女性はおそらく助かりません」
「どういう意味?」
「はっきりと確認できませんが、彼女の額に獣の印を刻んだものと推測できます」
「獣の印?」
「奴隷紋のようなものです」
劣勢を強いられているのは明らかだった。
アーシャはレインをフローレンスにまかせてボス部屋の中へと一歩踏み出す。
「用心してください!」
「アーシャ、これを」
レインは苦い顔でアーシャに一対のダガーナイフを手渡した。
ボス部屋に入ると一目散にゴブリンの群れ目がけて走り出す。
腕に装着した魔装具を構えエアスラッシュ放ち群れの外周を崩す、両手に構えたダガーナイフは一撃で急所を切り裂きあっという間にゴブリンを殲滅、ザックとジェイドにルークの援護を指示しアッシュの元へと急いだ。
(とりあえず急場はしのげたかしら…強化魔法が切れた今の状態でどこまでやれるか)
「アッシュ様!!」
呼びかけに振り向いたアッシュは鎖を強く引きホブゴブリンと一定の距離を保ちつつ声を張り上げた。
「グレン!!インフェルノでこいつの動きを封じろぉ!!」
指示通りに絶対防御を解除し杖をかまえる。
殺気を感じたのかホブゴブリンが威嚇の咆哮を上げた。瞬く間に上級魔法インフェルノの氷塊が地を這い巨体を覆いつくす。
「っ…なにをしてるの⁈」
アーシャの視界には苦悶の表情を浮かべるアッシュが映っている。ホブゴブリンの持つ鎖を辿り氷が胸の辺りから下半身を吞み込んだのだ。
満足げな笑みを見せるグレン、想定内とでも言いたそうな不敵な笑い声が漏れ出す。
「まったく…隙だらけで笑えますね、フォルトゥナ様のことが気がかりで腑抜けていたんですか?」
「てめぇ…」
「ふざけてないで早くアッシュ様を…」
詰め寄るアーシャをジッと見つめるグレン。
「あれを見てみろ」
その視線先にはルーク達がいる。
シャーマンゴブリンに操られているエミリーの攻撃をかわしつつ、ティナを助け出そうとしている三人だが翻弄されている。
「エミリー!正気に戻れ!」
「無駄だ!今の彼女に君の声は届かないっ、なんとかして動きをとめられれば」
「ジェイド!ティナはどうなってる⁈」
シャーマンゴブリンの姿は既に視界から消え、床に転がったティナに数匹のゴブリンが絡みついていた。
ゴブリンを全て引きはがし、アクアブレイドで切り伏せる。
「おいティナ!!おいっ!」
強く揺さぶるが反応はない。
「ティナを一旦外に出せ!」
「くそっ…」
着ていたローブを脱ごうと手を掛けた時だ、乾いた鈴の音が鳴る。
カラン…。
「どこだ⁈」
三人の視線が彷徨ったほんの一瞬、エミリーが素早く動いた。
そのか弱い両腕がしかと握った剣は標的の心臓を真っ直ぐに貫き、制止した。
ザックのティナを呼ぶ叫び声が響き渡る。
「アーシャ、まだ間に合う」
「…そんな」
「あいつらを助けたいだろ?」
そう言いながら懐に手を伸ばしたグレン、小瓶を取り出しアーシャに見せる。
「これを飲むんだ」
グレンの手のひらに視線を落とすとアーシャは静かに手を伸ばした。それが何なのかは察しが付く。
(レインは戦える状態じゃない…アッシュ様も、今は従うしか…)
「ザック!!」
放心状態のザックの背中をバシッと叩き動けと促しジェイドが走り去る。
入り口で待機していたルークのパーティーの数人も駆け寄って来た。
「ルーク様ここは一度引いて下さいっ」
「ルーク様!」
ルークの眼前には微動だにしないエミリーがティナに馬乗りになったままだ。
「エミリー…」
「早くこちらへ!」
フローレンスの焦燥感が肩から伝わる。ジェイドとザックそれにルーク達もボス部屋の外へと非難しその場にへたり込んでいる。
「英雄様が聞いて呆れるぜ、シャーマンゴブリン一匹倒せねぇなんてよ!王族にはろくな奴がいやがらねぇ」
「君たちが現れなければ、調査を済ませて帰る予定だったんだ…戦闘の準備などしていない」
「ダンジョンに入る時は常に用心するってぇのがアドラーの基本だろうがっ」
「君たちこそ…なぜ転移魔法陣で現れたんだ?迂闊に足を踏み入れたんじゃないのか?」
図星をつかれカッとなったジェイドがルークに掴みかかったところをザックが止めに入った。あまりの緊張状態と疲労で神経が高ぶっている。
張りつめた状況を横目で見ながら、レインはフローレンスに尋ねた。
「アーシャは?」
「交戦している様子はありません…」
「はなしてくれ」
「待って下さい!そんな状態でっ…」
レインはボス部屋の中をよろよろと歩いていく。生き残ったゴブリン達が襲い掛かるべきか否か様子を伺いながら周囲を囲み始めた。
(駄目か…足が重い、どんどん眠気が酷くなって……早くアーシャのところに)
ついには地面に両膝をついて今にも倒れそうなレインの耳に乾いた鈴の音が聞こえる。
(…くそ、行かせるんじゃなかった…)
朦朧とする意識でぼそっと呟く。
「助けろ…アビゲイル」
小瓶を片手に飲むのをためらうアーシャを鋭い視線が捉えて放さない。
「さぁ、早く」
「やめろ!飲むな!!」
アッシュの悲痛な声に覚悟を決めたアーシャは小瓶の蓋を開け唇に押し当てる。
直後、後方から何者かがそっと近づき小瓶をとりあげてしまった。
「中身がなにか分かっているでしょう?」
そう言いながら小瓶に蓋をする。
「フィン⁈」
「なんのつもりだ?」
グレンはさほど驚いていないのか、それとも冷静を装っているのか慌てずに尋ねた。
「この商品はエミリーさんにお渡ししたはず、貴方が使うのはマナー違反です」
「いや、シャーマンゴブリンの操り人形には無用の長物だ」
フィンは振り返り状況を確認する。
「忠告を無視した結果です、仕方ありませんが…レイン様の願いを無碍にはできませんね」
そして軽くフッと息を吐きパンッと手のひらを鳴らした。
「キィー!!」
怒りに満ち溢れたシャーマンゴブリンの奇声が響き渡る。
我に返ったエミリーは体中の痛みに顔を歪め、握っていた剣に寄りかかった。下半身に伝わる感覚で何かの上にまたがっていると気付き、うっすらと目を開けて視界に入るそれをまじまじと見つめる。
(……ティナ?)
その瞳に光は宿っておらず、呼吸もしていない。口元から滴る血が乾き始めている。
ティナの胸に真っ直ぐ突き刺さっている剣。それを握りしめている自身の手。
徐々に息が荒くなる。
「あ…あぁ…」
「術が解けたのか?…あの、あの方の名前は…」
フローレンスに問いかけられルークは立ち上がった。視線の先には涙を流すエミリーが確認できる。
「ルーク様っ、行っては駄目です!!」
「放せ!お前たちっ」
なんとしても行かせまいと数人がかりで取り押さえる。
もがくルーク、抗いようのない現実から目を背けることはできない。
「…よせ…よせ……やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」
震える手で首に剣を押し当てる。
血が噴き出し、体と泣き別れたエミリーの頭がごとりと虚しく転がった。
どこまでも遥か遠くへと押し流され、やがて潰えるが如く我らは咲き誇る
登場人物
ミランダ・ラプチュアス[女性]25歳 身長168センチ
ふんわりとした短い焦茶色の髪で前髪は重ため。にんまりとした目元、髪より明るい茶色の瞳。アドラーリングは左手の薬指。




