第21話 学校
現実回です。
ログアウトしようとクランハウスに戻ったらホカゲさんに
「さっきワールドアナウンスで流れてたよな?どんな事をした?」
なんか少し興奮している。だが今は疲れているので
「今は疲れているので明日でお願いします。」
「そっか。じゃあまた明日お願い!」
「ありがとうございます...」
ベットに横たわりログアウトする。
もう深夜2時だ。こんな時間までゲームしてたのか。そりゃあ疲れるわけだ。原因は別だと思うけど。
ベッドの上でゲームをしていたのでそのまま寝る。
やばい!朝起きたらもう学校に出発する時間だ!昨日アラームも何もかけずに寝たし疲れてたからか!
「もう朝よ!さっさと準備して学校に行きなさい!」
いつも優しいお母さんも寝坊をしたときには流石に起こるらしい。
素早く準備を済ませ、駅へ出発した。
なんとか学校に間に合う時間の電車に乗れた。なんか朝から疲れた。やっぱり夜更かししてゲームはするもんじゃないな...
「よう。お前なんか疲れてるな」
「昨日深夜までゲームに熱中して寝坊したからだよ。流石にやりすぎた。」
「俺が進めたゲームを気にいってくれてよかった。」
「おかげさまでいいクランの人にも出会えたし、日常で味わえないスリルも感じさせてもらってる。」
「もうクランに入ってたんだ。どこだ?」
「悪魔の集いってクラン」
「そこって最前線のクランじゃねえか!入る条件が厳しくてクランメンバーが少ないことでも有名だぞ?どうやって入ったんだよ。」
「どうやって、と言われてもサブクランマスターの人に勧誘してもらった。」
「いや、どんだけ凄いことしたんだよ...ボスの初討伐とかか?」
「そう。フィールドボスを初討伐した。炎の妖狐ってやつ」
「それって最近掲示板が騒いでたやつじゃん。そりゃあ勧誘されるわw」
「皆さん、授業が始まります。自分の席についてください。」
「それじゃ」
「ああ。」
そんなに炎の妖狐討伐は衝撃的だったんだ。
今日の学校も終わった。
今日もソルブレをする。ベッドに横になりヘッドギアを起動する。
「Welcome to Soul Blade Online」
昨日ログアウトしたベッドの上にいた。今日はやりすぎないよう気をつけよう。
「やっとログインしてきたか。ボスと遺跡について教えてくれ。」
「結構内容ありますよ?それでも聞きますか?」
「ああ。」
次回に続く。




