第20話 結界
ついにあのスキルが日の目を浴びることに!
さっきからかなり結界を攻撃したが、破れる気配がない。逆に少しずつ強化されている気がする。
この世界の結界はダメージ蓄積では壊れないのかもしれない。
次は一撃で高火力を出す。これはかなりリスクが高いが、やってみるしか無い。
MP強化でMPにHPを加算して使用できるMPを大幅に増やす。
そして、今使えるMPをすべて使い複合魔法を使う。
『魔法発動「炎球」+「一般攻撃魔法:水」+「一般攻撃魔法:雷」+「一般攻撃魔法:緑」+「一般攻撃魔法:土」+「一般攻撃魔法:光」+「一般攻撃魔法:闇」 』
複合魔法は使う魔法の名前を全て言わなければいけない。
その間は隙ができる。HPも1なのでとてもハイリスクなのだ。
炎球をベースに魔法を融合させるから球のように飛んでいくはずだ。
反対の属性も何個かあるが、検証した人によると一般攻撃魔法は何故か行けるようだ。
これが、今出せる「最高火力」だ。
結界の今まで攻撃したところに魔法の球が当たる。
そこが割れ、ヒビが全体に広がる。
そして「パリン」という音とともに結界が破れるエフェクトが出る。
今なら攻撃が効くだろう。
今は瀕死なのでMP強化を解除してMP回復ポーションとHP回復ポーションを飲む。
そして一気にに近づき「魔法付与」で炎球の炎を剣に纏わせる。
守護者の装甲に剣を突き刺した。
その剣は装甲を貫き内部まで到達していた。
忘れ去られた遺跡の守護者は大量のエラーメッセージを上げ、止まっている。
「エラー、エネルギーの補給ができません。緊急エネルギー回路を起動、失敗しました。最終手段、自爆を起動します。」
え?自爆?
「3、2、1、」
早くこの部屋から逃げないと、せっかく倒したのに無駄になる!
「0。」
守護者が自爆した。ある程度は逃げれたが、少しあたってしまった。
それだけでHPが1になった。たまたまLUK効果の「食いしばり」が発動したようだ。
あたった部分は黒く焦げていた。少し逃げ遅れていたら全身焼き炭になって、食いしばりも発動しなかっただろう。
なにはともあれ討伐できたらしい。たくさんのアナウンスが流れている。
「ダンジョンボス:忘れ去られた遺跡の守護者がプレイヤー:レインによって 討伐されました。」
「遺跡をソロで踏破したため古代魔法を2つ習得できます。他の遺跡でも古代魔法を習得できます。」
「遺跡をプレイヤーで初めて踏破したため称号「探求者」を取得しました。」
「一定以上の火力を出し、今までのプレイヤーの最高瞬間火力を出したため、称号「最高瞬間火力」を入手しました。」
「レベルが50になりました。3次職に転職してください。」
色々と情報が多いが、とりあえず古代魔法を取得しよう。
選択肢はたくさんあるが、ゴーレムのために「重力魔法」と強い防御手段の「結界魔法」を取ろう。
今日は疲れたからクランハウスに戻ってログアウトしよう。
最高火力にしようと思いましたがあの有名小説が頭に浮かんだので違うのにしました。




