第13話 クラン
やっと1章が終わります。
やっぱり前線に行こうと思ったらクランに所属したほうがいいのだろうか。
そもそも、クランとは冒険者が集まって集団を作り、協力して何かをするものだ。
なので、前線にいるクランもあれば街で物を作っているクランもある。採集だけをしているクランもある。入ってみたいのは前線にいるクランだ。もちろんさっきのアナウンスのように最前線にいるクランじゃなくてもいい。だが、ある程度強い敵と戦いたい。
とりあえずクランに入る方法やクランの仕組みを調べよう。
そのために少しログアウトしよう。
調べたところ、クランには4つの役職があり、
クランマスター 1人 クランのすべての権限を持つ。
サブクランマスター 2人 ビジターをメンバーにできる
メンバー 無制限 プレイヤーを勧誘し、ビジターにできる
ビジター 無制限 クランの基本的機能を利用できる。正式なメンバーではない。
となっている。クランは1人につき1つしか入れない。
勧誘されていない場合はクランの拠点に行ってクランマスターかサブクランマスターに許可をもらうと入れる。
このあたりには、クランの拠点が複数あり、強いクランほど入りにくい。
このあたりにも前線クランが何個かあるようだ。
「そこの人。うちのクランに入ってみないか?もちろん嫌だったらいいが。」
!!びっくりした。
「どこのクランですか?」
「悪魔の集いだ。最近アナウンスで流れただろ?」
まさかこのタイミングで勧誘されるとは。
「丁度どこかのクランに入ろうとしてたんですよ。でもなんで勧誘してくれるんですか?」
「そりゃあこの前のアナウンスで聞いた名前だからだが。」
たしかにアナウンスされてた...
「でも、もっと強い人もいると思いますけど。」
「初攻略のボスは情報も大事だからだ。あと知らないスキルや魔法も手に入れてるかもしれないし」
「そこまで言うなら入ってみます。でもまだ始めたばかりの初心者ですよ?」
「知らないことがあったら教えてやるよ。」
「そういえば名前は?」
「ネームタグで出てるだろ。ホカゲだ。悪魔の集いでサブクランリーダーをしてる。」
この人サブクランリーダーだった。
「じゃあ、クランの拠点に来てくれ。」
「システム:ホカゲからクラン「悪魔の集い」の勧誘が来ています。許可しますか?」
もちろん許可
地図を開くとクランハウスの場所が出ていた。
その場所に行くと大きい家があった。場所はギルドに近く、攻略最前線な感じがする。
「やっと来たか。ここが俺達のクランハウスだ。」
さっきのホカゲが出迎えてくれた。
「結構大きいですね」
「ここは最前線クランの拠点だぞ?大きくないわけがないだろ。」
「そろそろ入るぞ。」
ホカゲさんが言った。
「失礼します。ホカゲさんに勧誘されました。レインです。」
レインの伝説はここからはじまる。




