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登場人物紹介、設定等

わりと悪ノリして書き殴っています。

人物紹介


・カイト

主人公。16歳。リーネのことが超大好き。


世界でただ一人の異能の力を持って生まれた人間。


彼の持つ力をより正確に例えるならばただの異能というよりは神の権能と言った方が近く、人の肉体と魂にそれが宿ってしまったのが不幸の始まりにして運の尽き。


彼に力が与えられた理由は特にない。強いて言うならあり得ないくらい低い確率で生まれたただの突然変異としか言いようがなく、神の気まぐれや悪戯といった類いのものではない。


当然そんな力がただの人間に相応しい筈もなく、異能を受け入れなければ早期に発狂して終わってしまうか、だからといって受け入れてしまえばその力に振り回されていつかは破滅してしまう可能性が非常に高い。


ある意味では異能や神の権能というよりは呪いと言った方がより正確かもしれない。


主人公の場合はリーネという精神安定剤がすぐ傍に居てくれたのでまだまともな人生を歩めていたが、彼自身がその自覚のないままに彼女と離れてしまったからさあ大変、というお話。


本人的にはリーネとの思い出があれば一人でも生きていけると思い込んでいたが、ところがどっこい全然そんなことはない。


無意識下では人との繋がりや温もりを欲して止まないのに、化け物がそんなものを求めてはいけないとこれまた無意識的に他者をやんわり遠ざけようとしてしまう困った人。


人として酷く不安定かつ歪で矛盾の塊みたいな存在。


幼い頃にただ一人主人公のことを救ってくれたリーネに強烈なまでに依存している。彼は幼い頃に悪夢のような現実から彼女に救ってもらえたことが原体験として魂に刻み込まれた結果リーネのことが超大好きになった。彼女への想いは絶大で恋慕も愛情も当然あるがそれ以上の想いをも抱いている。


自覚していないが主人公の中でリーネは信仰の対象であり、彼にとって彼女は神より尊い存在となっている。それ故に彼女の存在は主人公にとってのアイデンティティであり存在意義そのものと化しているのでリーネに嫌われたり見捨てられたりすることは自身の全てを否定されることと等しい。


それ故にリーネと離れると精神が磨耗し始めて徐々にやつれて衰弱していき最後は死ぬ。そうでなくてもリーネに拒絶されたら自我が崩壊し始めて数時間もしないうちに死に至る。いわゆる脳死。


基本的にリーネ専属全肯定イエスマンみたいな人なので彼女への好意を一切隠そうともしない。愛が重すぎる。


誰よりも強い癖にリーネが傍に居ないだけで誰よりも心が弱くなる面倒くさい人。


実力に関しては素の状態だと冒険者のランク相応よりやや強いくらい。異能を発現した状態だと世界最強。どんな存在であれ実力では主人公に勝てず単身で国家すら相手取れるほど強い。異能の特性はただ単純に強いだけで力以外に必要とするものが何一つないほどの脳筋。


その異能状態でもリーネには勝てない。理由は自身が信仰している彼女に暴力を振るうという発想自体がありえなく、もし敵対するような状況に陥ればその時点で自我が崩壊してすぐに死んでしまう為。


本人は気付いていないが異能の力を発現すると瞳の虹彩が灰色に変化する。


異能を受け入れてからは人の醜悪な部分を見続けてしまったので心を安定させる為により強くリーネに依存している。その自覚のないままに。


肉体的な要因ではなく精神的な要因により性的不能。


その原因は主人公の青い性が芽生える前に両親が立て続けに死に、その後で実質後見人的な立場で彼の面倒を見ていたギドも一人前のハンターとして育てることに腐心し過ぎて失念していた為に主人公に性知識の手ほどきをしてくれる人が誰もおらず、何も知らないまま野盗や悪人たちの女性の扱いを何度も見てしまったことで性行為は女性の尊厳を穢すものだと強烈に刷り込まれてしまっている為。それ故にある程度の性知識を持っている現在でも性行為に対して忌避感を抱いている。


主人公のそれはリーネにのみ治療が可能だが、根気強い荒療治(誤字ではない)が必要。


酒に弱い。ワインをグラス半分も飲めば泥酔する。


色々と自覚していないことが多すぎる困った人。エモい。




主人公のモチーフはPS4のゲームBloodborneに登場する最初の狩人ゲールマン及び同ゲームのDLCであるThe Old Huntersに登場する醜い獣/聖剣のルドウイーク。


モチーフは容姿や性格的な意味合いではなく、その人の境遇的な意味。



――故に彼は心折れぬ。ただ彼女が傍に居てくれるのならば。




主人公のイメージ曲。


Bloodborne OST - The First Hunter


DARK SOULS OST - Gwyn, Lord of Cinder


OVERLORD Season 2 ED曲

MYTH & ROID - HYDRA



主人公の容姿に関しては読者様方に自由に想像してもらう余地を残しておきたかった為、意図的に描写していません。


一応あやふやな感じではありますが顔は中の上くらいを想定していて、彼をイケメンととるかどうかは見る人の好みのタイプ次第。体型に関しては中肉中背でやや引き締まった体としています。





・リーネ

ヒロイン。16歳。美人。主人公のことが大好き。


物語のテーマ的にはヒロインというよりキーパーソンと言った方がより正確かもしれない。


主人公と一番長く同じ時間を過ごした人なので他の誰よりも主人公のことに詳しいが、最も肝心なことは知らされていない。


彼女は幼少期の村の男の子たちの意地悪やその後の熱い掌返しに加えて、11歳の頃に感じた無力感と14歳の頃の野盗討伐のトラウマが全て合わさってしまっており、それらがトリプルコンボのダメージとなっていてごく軽度の男性不信と男性恐怖症を併発している。


それらがごく軽度で済んだのはひとえに主人公や彼女の父親とギドなど彼女に対して無条件に愛情と好意を向けてくれる一切悪意を持たない男たちが周囲に居てくれたから。それ故にその人たちは最初から不信や恐怖症の対象外。


なので初対面や見ず知らずの男が少し苦手。特にそういう男から性的な目で見られるのが堪らなく不快。ガーレンやヨハンのことは1年の付き合いを通して信頼できる心強い仲間だと思えるようになっている。


以上のことから恋愛対象として意識している男は主人公のみ。


主人公が向けてくる明け透けな好意に気付かない筈もなく、むしろそれをとても好ましく思っている。


自身の過去のトラウマから主人公の心の強さに並びたいと思っているが、それは時間をかければ克服可能なので本質的には彼女の心の方が強い。


彼女が主人公の秘密を明かされたとしてそれを受け入れられるかどうかは物語の冒頭時では無理かもしれない。彼女がその心が強いと思っている主人公のままでは何をしても彼に敵わない=並び立てないと思ってしまうので恐らくは受け入れられない。


リーネが主人公を受け入れられないことは彼女にとって別に拒絶を意味するものではなく、それならば時間をかけてでもどうにかして主人公を受け入れようとするのだが、それを主人公がどう受け取るかは言うまでもなく拒絶されたと受け取ってしまうので話をややこしくしている。


剣士としての実力は鋼鉄級冒険者相当でこれからまだまだ強くなる才能の塊みたいな人。多分そのうち戦乙女とか呼ばれるようになる。



ちなみに寝取られません。ええ。


というかリーネと主人公は恋人、婚約者、夫婦いずれの関係でもないので厳密には寝取られが成立しない。


でも寝取られません。ええ。心変わりもしませんとも。(大事なことなので2回書きました)


というのも主人公を救済可能な人物がリーネしか存在しないので彼女が他の男になびけばその時点でバッドエンドが確定してしまう為。



飼いリーネは拾ったペット(カイト)の命に最後まで責任をもちましょう。




イメージ曲。


マクロスプラス 劇中歌

新居昭乃 - WANNA BE AN ANGEL





・カトレア

皆の頼れるリーダー。19歳。美人。常識人。

ヒロイン候補ではない。


思慮深く配慮のいき届いた才色兼備な人。


彼女はサルヴァ統一教国のわりと裕福な騎士の家庭で育ったが、15歳の頃に半ば出奔するような形で実家と国を出て冒険者になった経緯をもつ。ガーレンとはその頃に知り合って今に至る。


出奔の理由は家の都合で婚約させられそうになった相手が金と地位があるだけのゲスだったとか多分そんな感じ。家名は出奔時に捨てている。


実家は代々騎士の家系なので彼女も幼い頃から鍛練を欠かさなかったのが出奔するにあたって役に立ったある意味では幸運なのかもしれない人。


剣と治癒の法術を扱う希少な神官戦士であり、剣士としての実力は鋼鉄級相当でリーネには及ばないもののまだまだ伸び代は十分ある。治癒の法術は聖鋼級相当。多分そのうち姫騎士とか呼ばれるようになる。


彼女は普段パーティーのリーダーとして重責を担っている為にプライベートはそういった諸事から解放されて気楽に過ごしたいタイプ。


とはいえそれは仲間を蔑ろにするという意味合いではなく、より気安い友人みたいな関係性でありたいという意味。


主人公がパーティーに加入しなかった為にリーネに対して申し訳なく思っており彼女に気を配るように皆に言い含めている。


夜はリーネとサーナの3人でパジャマパーティーとか恋バナとかしてるんじゃないですかね。ええ。知りませんけど。


リーネとサーナどちらの恋路も応援している。二人の恋が成就したら自分も恋人探しでもしようかな、と密かに思っている。


別に焦ってはいない。それ以上詮索してはいけない。



イメージ曲は特に思い付かなかった。





・サーナ

悪戯好き。ムードメーカー? 18歳。美人。ヨハン大好き。

ヒロイン候補ではない。


彼女は子どもの頃から可愛いもの好きでそれを拗らせ過ぎていつからか男を恋愛対象として見れなくなってしまっていた。


しかし冒険者となり極光に加入してヨハンと出会ったことで男に対する認識が一気に変わって彼のことが気になりだしていく。


自分から積極的にヨハンにアプローチしているのも彼を逃したくない為。ヨハンを一回だけでもいいから女装させてみたいと密かに思っている。


女性特有の可愛らしさや美しさが好きなのでカトレアやリーネのことも好き。それ故に彼女たちに対するスキンシップに全く抵抗がない。それが同性愛的な嗜好によるものかどうかは本人は知らない。


ヨハンが体を鍛えていることをあまり快く思っていない。理由は彼にムキムキマッチョになってほしくない為。やや引き締まっているくらいがギリギリ許容範囲。


考えなしと言うほどではないが基本的に楽観的思考の持ち主。でも仕事の手は抜かない。


レンジャーとしての実力は鋼鉄級相当。まだまだ伸び代はある。多分そのうち弓の乙女とか呼ばれるようになる。


主人公がパーティーに加入しなかった為に表には出さないが若干リーネに対して負い目を感じている。でも自重しない。


ちなみにビッチではない。けど若干パリピかもしれない。



イメージ曲。


Owl City & Carly Rae Jepsen - Good Time





・ヨハン

童顔。中性的。17歳。なんだかかわいい(リーネ評)

ヒロイン候補ではない(断言)


パーティーにおける常識人その2。


女性と見間違えられやすい人。


彼は昔からその容姿をからかわれていてそれがコンプレックスでどうにかしたいと体を鍛えている。


子どもの頃から男らしい強さに憧れていたが、自身の恵まれない体格から近接戦闘職の全てに才がなく、その代わり魔法に適正があった為に魔法使いになった経緯をもつ。


最近は魔法使いでも要は強ければいいんじゃないかと思い始めている。


魔法使いとしての実力は鋼鉄級相当。伸び代たっぷり。多分そのうち魔法少女とか呼ばれるようになるかもしれない。でもそんなこと言われたら多分泣く。


彼はサーナと出会うまでは女性にからかわれることはあってもモテたことがなかった為に内心では人生初の春が来たととても喜んでいる。それ故に満更でもないどころかサーナのことがわりとかなり本気で好きになっている。


サーナからのアプローチに対して自分も積極的に応えたいと思っていたが、意図せずとも主人公とリーネを引き離してしまった負い目からそれが解決するまでは自重すべきだろうとも思っている。ある意味かわいそうな人。


実はわりと結構かなりのスケベ。むっつり。



イメージ曲は特になし。





・ガーレン

大男。23歳。パーティー最年長。気のいい兄貴役?


カトレアと同じくサルヴァ統一教国出身で彼女に出会うまでは流れの傭兵やソロの冒険者として活動していた。元々は孤児。


彼は出奔当時の実力はあってもやや世間知らずなカトレアを守ってやらねばと思い彼女に同行するようになって現在に至る。


実はカトレアに惚れている。彼女と出会った時に一目惚れに近い感じであっさり落ちてしまったが、自身の容姿的にカトレアとは釣り合わないだろうとも思っている。が、それでも何とか出来ないかとも同時に思っている。


主人公がパーティーに加入しなかったことについては人それぞれ事情があるものだとある意味で達観しておりそこまで負い目は感じていないが、次に再会した時にも断られたら本気で主人公を攫ってやろうと決めている。惚れた女と仲間に気苦労をかけた主人公許すまじ。


重戦士としての実力は聖鋼級相当。伸び代はパーティーの中で一番低いがそれは現在の実力と年齢によるもの。武器は大剣。いわゆるタンクであり最前衛として敵のヘイトを惹き付ける役目で打たれ強い。もう既にオーガとか呼ばれている。


よく知らない同業者たちから極光は彼のハーレムパーティーなのではないかと誤解されることがごく希にある。ヨハンがそれを知れば多分泣く。


一人の時からの癖で金と暇があれば夜遊びに繰り出していたが、ミラマスで主人公と別れた日の前夜を最後にそれを控えるようになった。


その理由は彼なりの願掛けであり、主人公とヨハンそれぞれの恋が成就したら自分もカトレアを本気で口説きにかかろうと決心しているからである。


目指せ美女と野獣。ゴールは遠いぞ。



イメージ曲などない。





・メイ

活発。14歳。美少女。ケイン大好き。

ヒロイン候補ではない。


ケインとは同郷で幼馴染みの関係でありそのまま二人で冒険者になったところまでは主人公とリーネにそっくり。


軟鉄級冒険者でありレンジャーとしての実力は駆け出しを卒業してすぐの軟鉄級相当。まだまだ腕を磨くべし。


先輩冒険者として同じくペアで活動していた主人公とリーネの関係性に憧れている。それらの詳しい情報はギルドのハンナをはじめとした受付嬢たちとの世間話(恋バナ)で得ていた。


そういう経緯もありケインとの恋路は受付嬢たちから密かに応援されている。


今回の出来事を通して元々近かったケインとの距離が更に近づいて晴れて恋人となることが出来た。やったね。


ケインを助けてくれた主人公に心の底から感謝しておりその印象は憧れから強い尊敬へと変わっている。


主人公とリーネの間に何かあったのではないかと気になっており、二人が元通りになるために出来ることがあれば力になりたいと思っている。





・ケイン

負けん気強し。14歳。わりとイケメン。メイ大好き。


メイとは幼馴染みでわりと小さな頃から彼女に淡い恋心を抱いていた。


彼が剣士を志したのはメイを守れるようになりたくて更に格好いいところを見せられたらと思ったのが動機。今回はこの上なく不運な形でそれが叶ってしまった。


その結果としてメイが無事なまま彼自身も命を拾うことが出来、更に晴れてメイと恋人になることが出来たので不運なのか幸運なのか彼自身にも判断がついていない。でも成し遂げたぜ。


軟鉄級冒険者であり剣士としての実力は軟鉄級相当よりやや強いくらい。まだまだ腕を磨くべし。


メイから主人公とリーネの話を聞くうちに二人の関係性に憧れを抱くようになっていたが、より強く憧れて尊敬していたのは同じ剣士であるリーネの方。ギルドで見かけた時は美人だなと見とれてはメイにジト目で睨まれて謝り倒していた。


主人公に対してはそこまで憧れを抱いてはいなかったが、今回の出来事を通して強く尊敬するようになった。でも敬語は使わない。


先に惚れた方が負けの格言通りメイにはあまり頭が上がらない。また彼女の言うことならわりと素直に聞くところがある。





・ギド

おじさん。47歳。村のハンターたちの纏め役。いい人。


本編では容姿の描写がなかったが、わりとダンディな渋い感じの中年男性。中肉中背だが最近は少しお腹回りの贅肉が気になりだしている。


若い頃はイケメン冒険者としてブイブイ言わせていた。最終到達ランクは鋼鉄級のベテラン。


ギドは恵まれた容姿と冒険者としての実力から過去の女性遍歴はあまり褒められたものではなく、体力の衰えから冒険者を引退して村に戻ってきてからは心を入れ替えて真面目に生きている。ちなみに独身なのは自身への戒めとしてそうしている。


主人公の両親が死んでからは後見人的な役割を受け持っており、また主人公が優秀なハンターとして育っていくことに喜びを感じていた。


実は人を教え育てる才能がある。教育方針は若干スパルタ気味。


主人公とリーネの恋路を後押ししているが主人公が性的不能であることには気付いていない。


「バカ弟子」「バカたれ」「ほっとけ!」





・ルード

商人。22歳。太っちょ。いい人そう(主人公評)


彼はゴドウィン侯爵領からの脱出者であり隣接領であるクライン伯爵領で独立した商人として活動している。


まだ資産はあまりなく自身の商会を立ち上げるまでには至っておらず、今は一人で細々とした行商を営みつつ飛躍の機会を伺っている。


商人として大成したいという野心を抱いており、いずれは出身地である侯爵領を以前のようなまともな頃に戻す為に支援したいと思っている。


基本的に善人であり他者を陥れたり蹴落としてまで成り上がろうとは思わない人なので彼が商人として大成出来るかどうかは運次第。





・ハンナ

ギルドの大人気受付嬢。23歳。美人。

ヒロイン候補ではない。


彼女は主人公とリーネが冒険者登録をした時に受付を担当した縁でそれからは二人の受付担当として接していた。


同じ女性としてリーネが駆け出しの頃からよく色々なことを相談されたりしていてそれに応えるうちに二人への親近感が増している。メイも同様。


主人公とリーネが両想いであることは誰でも見れば分かることであり同僚たちとその話をしては盛り上がっていた。


ギルドの同僚の受付嬢たちと画策して主人公とリーネを公認カップルに祭り上げて二人をくっ付けようとしていたが、彼女たち受付嬢に一切非がないまま結果的に失敗してしまいそれを申し訳なく思っている。


男性冒険者のあしらい方が上手。というよりはギルドの受付嬢として必須技能。


実は彼氏もち。当たり前だよなぁ?






設定等




・異能

世界でただ一人主人公のみが持って生まれた力。無惨に殺された罪なき人々の怨念。


怨念なので魂はない。故に自我もなく、ただ自分たちを害した悪への憎悪と報復的感情のみが現世に残されたもの。


自我がないので報復の対象は自身を殺した存在でなくても構わない。それが人であれ魔物であれ報いを与えるに足る悪であるのなら。


怨念の本質は瘴気であり、それを浄化しないまま放っておけばアンデッドの発生要因となる。


本編には出ていないが浄化師という瘴気を晴らす為の神職が教会に存在しており、一定の規模以上の町や都市の教会に数人から十数人単位で詰めていて近隣の浄化師が居ない村などに定期的に派遣している。


浄化師自身に瘴気を感じとる術はなく、基本的には定期的な浄化と死者の数が多く発生した時は臨機応変に浄化することで対応している。


故に怨念という形であれど瘴気を感じとることが出来るのは主人公だけしかいないが、本人はそれを知らない。


主人公は怨念に感応して自身を触媒や霊媒のようなものとすることで異能を発現している。声を受け入れるとはそういうこと。


異能は神の権能に匹敵する力である為に異能を発現した状態の主人公は限りなく人に近い半神のような存在。ではあるものの素の状態だと他の人間と変わらず普通に怪我や病気が元で死んだりするし魔物に殺されれば死ぬ。


ちなみに異能を発現した時の地の文で「私たち~」と書いているところは死者たちの魂でも自我でもなく主人公が怨念に感応して生み出した擬似人格のようなもの。


それに加え主人公が7話と8話で見た亡霊も彼自身が生み出した幻覚である。その理由は唯一の心の支えだったリーネと離れたことで今まで救えなかった者たちへの自責の念が抑えきれなくなってしまった為。




・神

多分居ない。もし存在したとしても一切登場しない。理由は出す必要性がない為。



・魔王

居ない。ただし主人公がそうなる可能性があるものの物語のプロット上そうはならない。もし主人公が魔王化するならリーネが誰かに穢されるか殺された場合。そうなれば主人公は絶望の末にリーネを害した犯人の生まれた国を滅ぼす。その後の主人公は彼女を守れなかったことを後悔し絶望したまま死んでいく。



・勇者

魔王が居ないのでそんな者は居ない。



・聖女とか剣聖とか賢者とか色々

魔王も勇者も居ないので居る必要がない。そもそもそういう加護とか福音とかギフトとかスキルみたいな設定は主人公の異能以外は本作に存在しない。


もしそれらが居るとすればそれはその人が血の滲むような努力を重ねた末に勝ち取った称号や二つ名であり、持って生まれた才能などはあれど正真正銘の凄い人である。



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