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読まれる小説の書き方と、読者の期待に応え続けるたった一つの方法  作者: 雨宮 徹


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第18話 創作論を書け!

 こんにちは、雨宮 徹です。本作では、一般的な創作論を書きつつも、私のオリジナルを混ぜて唯一無二の創作論集を目指します。第十八回は「創作論を書くことの意義について」です。



■前回の復習



 前々回は「小説のアイデアを集める方法について」でした。その中で「創作論を書くと、小説のネタを思いつきやすくなる」という結論でした。この手法ですが、他にもメリットがあります。それは、「創作論の血肉化」です。



■創作論を読むと書くでは大きく違う



 この連載創作論を読まれている方は「タメになる」と思っているかと思います。このページまで読んでくださっているならば、ありがたいことです。しかし、創作論を読むことは「知識の摂取」であって、「血肉化」ではありません。



 創作論を書くには、分析が必要です。「長文タイトルだと読まれやすいのはなぜか」を分析すると、実は「人気キーワードが使われているから」だったりします。長文タイトルをつければ読まれるわけではないです。また、「ヒット作を読むことで、テンポや言い回しを学ぼう・分析しよう」とすると、無意識のうちに、ヒット作のテンポ感が身につきます。



 一方で、創作論を読むことだけに終始すると、知識は得られても身につきません。読んで満足してしまうのです。これはもったいないです。創作論として発表しなくても、自分の思考や整理する意味でも創作論を書くことには意義があります。



 創作論を書くといいことはまだあります。過去の自分の思考の変遷が見える化されるということです。また、自分仕様なので過去の自分から今の自分へのアドバイスにもなるのです。



 ここまで読んでくれたあなたなら、きっと創作論を書くことで新しい視点が得られるはずです。自分の中にある「創作の軸」、一度言葉にしてみませんか?



■備考欄:第十七回までの創作論を読めば、将来の私自身へのアドバイスになる。そして、読者のためにもなる。しかし、第十六回までを読み返すと、自分が自分でなくなる気がするのはなぜだろうか……。キーワードを叩く指が血まみれに見える。これこそが「血肉化」なのか……? それとも、幻覚なのか……?

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