25 大会予選(2)
諸事情により長らく休みます。
申し訳ございません。
平穏になってから30分程立ったところでやっと一番最初の試合が始まった。
うーん。
DとEランクが半々でちらほらCランク冒険者が混じってる感じか。
でもやっぱりEランクじゃDランクには勝てないんだな。
そんなにステータスの差ないのに。
始まってから30分、やっと一つ前のEブロックの試合が始まった。
その中にはCランク冒険者がいた。
あれ以外とやるな。
ゴーバッタには楽勝で勝てそうなステータスだな。
Eブロックの試合は予想通りそのCランク冒険者のゲオンという人が圧倒的な強さで勝利した。
その試合が終わるとレンリの名前が呼ばれた。
そこに行くと三人が引きつった顔でこちらを見てくる。
三人全員がレンリのチンピラをボコボコにしている姿を見ていたので「ハズレくじだ」とか「もうだめだ」などと愚痴っていた。
挙げ句の果てには「三人で協力してあのお嬢ちゃんを先に倒そぜ」とか言い始めていた。
まぁ全部聞こえてるからバレバレなんだけどね?
審判の合図で試合が始まる。
「「「てぇやぁ〜!」」」
始まった瞬間、三人が一斉にレンリに襲いかかった。
おいおい、大人気なさすぎだろ?
関係ないけど〜。
とうっ
ていっ
キーック
三人ともレンリの一撃で場外に飛んでいってしまった。
あっさり終わっちゃったな。
次は五人でやるのか。
今のところDランクが4人とCランクが2人か。
見た感じだとこれから全部にCランク冒険者が出てるから全員勝ち上がってくるんだろうな。
・・・・・
それから一時間後、
「すべての試合が終わったので各ブロックの勝者は来てください」
やっとだ。
どんだけ待ったと思ってるんだよ。
腰いてー。
あれ?
なんかDランクの人たちのほうが多いんだけど?
頑張ったんだな、この人たち。
やっと十人によるサバイバル戦が始まった。
と、思ったら
「Cランク共をぶっ倒せ!」
「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」
へっ?
なになになに?
何してるの君たち?
いや、これってサバイバルじゃないの?
「そこの嬢ちゃんも手伝え!」
え?は?
いや何してんの君たち?
「なにを?」
「知らねぇのか?毎年DランクとCランクが仲間になってやり合うんだよ。一人を決めるのはそれからだ!DがCに勝ったらランクが上がるかもしれないからな!」
へー、何その暗黙のルール的なやつ。
ちょっと怖いんですけど。
ギィィィィン
ガキィィィン
ドゴォオン
うわぁ、みんなガチじゃん。
すると一人のCランク冒険者がレンリ向かって突撃してきた。
うわ、来たよ。
そいや!
ゴスッ
腹に軽くパンチを入れる。
すると結構効いたらしくその場にうずくまってしまった。
ほいや!
ちょっと邪魔なので場外に投げ飛ばしておいた。
どう見ても勝ち目ないだろこれ?
がんばれがんばれー
あ、終わった。
さて、やってやるか。
「まだ一人残ってるぞ!」
一人がそう叫ぶと残った参加者全員でレンリに襲いかかった。
エクスプロージョン!
ボガァァアン
「「「ぐはぁ〜〜!」」」
はい、終わりー。
「勝者レンリ!」
審判の一声によって試合が終わった。
やっと終わったよ。
本線はちゃんと強い人が出てくるんでしょうね?
その日は出場者全員で飲み明かすことにした。
「うはぁ〜!やっぱ運動後の酒はうまいなぁ〜!」
「ほらほら嬢ちゃんも飲めよぉ!」
「今日の主役はあんたたぜぇ?!」
この世界には年齢制限がないらしい。
王族や貴族なんかは10歳に満たないうちから酒を飲むのが普通だそうだ。
貴族は宴なんかで飲むことになるので強いとか…。
むぅ、飲んでみたいが・・・。
飲んでみたいが・・・。
「なぁに遠慮してんだよぉ、ほらぁ飲めよぉ」
「そうだぞぉ、飲め飲めぇ!」
ベロンベロンに酔っ払って旨そうに酒を飲んでいるおっさんたちが勧めてくる。
むむむ。
俺は日本人。
飲酒は二十歳から。
俺は日本人。
飲酒は二十歳から。
グビグビグビグビ
ぷはァ〜!
隣ですごい美味しそうに酒を飲んでいる。
まぁ一杯くらいならいいよね?
「すみません。酒一杯ください」
「少々お待ちを」
くそっ、頼んでしまった。
頼んだからには飲まなきゃだめだよな?
「お待たせしました」
「おっ、やっと飲むのか」
「いよっ!一気にいっちゃって!」
キタキタキタキタ!!
一気飲みは流石に、
急性アルコール中毒が・・・。
いくぞ、いくからな、飲むぞ、
ゴクゴクゴクゴク
ゴクリ
ぷっはぁ〜!
なんだ?!
なんだこの今までにない高揚感は?!
これが、これが酒かぁっ!!
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク
はれぇ?
なんは頭がフラフラしてきたぁ。
「どうだ、美味いだろ?!」
「おぉ!うまいなぁここの酒はぁ!」
えへへぇ、こりゃいいや。
「よぉし、お前らぁ!今夜は奢りだぁ!!」
「「「うぅぉぉぉぉぉ!!」」」
「さすがぁ!」
「太っ腹だなぁ!」
「おぉら、飲め飲めぇ!金なんか出しやるよぉ!」
ワァハハハハハハハハ
アァハハハハハ
ハハハハハハ
ハハハハハ
ハハハハ
ハハハ
ハハ
このお祭り騒ぎは翌朝まで続いた。
・・・・・
武闘大会本戦まであと五日。
「くっそぉ、頭いてぇ。なんで朝から説教されなきゃなんねんだよ」
昨日の夜、閉店時間になっても誰も帰らず、店の中を荒らしに荒らしたうえ、店の酒を全部飲むという悪行をしでかしたため朝から冒険者ギルドで説教をくらっていた。
うぅ、昨日のこと何も覚えてねぇ。
今日は帰ってねよ。
レンリの異世界生活は続くのであった。
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