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夢の中で
喋った事
笑った事
頭にきた事
考えた事
悩んだ事
迷った事
喜んだ事
楽しかった事
遊びに行った事
喧嘩した事
共有した事
悲しんだ事
泣いた事
友人と喋っている
ここは友人の部屋
友人が目の前にいる
当たり前の事
部屋でまったりとしながら色々と会話する
いつもの事
………
無音の中で目を覚ました
外は暗く時間はまだ夜明け前
ヒグラシの声は聞こえてはいない
夢の中で友人に会った
懐かしい友人の部屋
友人の家は今でもあるが行く事はない
3回忌が過ぎれば家は取り壊されて更地になる予定だ
ミニマリストだったので大した遺品はない
夢の中で出てきた友人は生前のあの当時のまま
私の記憶の中にある友人の姿
脳の中に保管されていて書き加えるられるモノは何もない
あるとするなら夢に出てきたという事柄のみだけ
あるいはお盆の終わりに友人が霊界に帰る前に訪ねてきてくれたのかもしれない
お盆も終わる
帰省からUターンラッシュが始まり混雑するだろう
ここから秋になって涼しくなっていく
寒くなり冬が来てやがて暖かくなり春を迎えてまた夏になる
その繰り返しに生きているという事は何だろうかと思う
外の空気は少しひんやりしている
無音だったけれどヒグラシが遥か遠くから微かに鳴く声が聞こえ出した




