結果報告(2年目60週目_式典での服装について)
本報告では、式典での服装について報告する。
ノルデ士官学校の卒業式兼任官式に参加した。元同僚の晴れ姿を遠くからでも見たいと思ったため、父兄席にこっそり行くことにした。行く前に、それなりの貸服店で服を借りた。さすがにボロボロの普段着だと失礼かもしれないと思ったからだ。裾や袖のほつれなしの服に手足を通すのは久しぶりだった。靴は磨いた。サイズぴったりのものはなく、胸がぶかぶかだ。
ノルデ士官学校は、官立のため、民草から広く能力のあるものを募集している。そのため、参加者の服装でどういった生まれか分かる。父兄席は自由席となっているが、前には服が立派な人が陣取っており、それから後ろのほうになっていくにつれ、徐々に服装が貧相になっていく。参加者も服装を見て、席をゆずたり、遠慮したりしている。服の力はすごい。
貸服店で借りたような私は、中の下といったところだろうか。周りにも服のサイズが合っていない服装の人がいる。私より裕福な人は以下のように服装が整っている。
・服のサイズが比較的あっている礼服を着ている。一族で使いまわしていると思われる。
・服のサイズもあっているし、上等な生地だとわかる。毛並みの艶がよい人が多い。
・上記に加え、品物の宝石を身にまとっている。角がある人は角に装飾をつけ始める。
宝石を身にまとう当たりから、市民階級が違うことが感じられる。宝石がどんどん豪華になっていく。
式典はつつがなく進行し、私の元同僚たちも無事、魔法使いとしての任を受けた。終わった後は参加者はおおむね嬉しい気持ちであふれていた。喜びが小さいひとは、希望している職へ任官されていない人なのだろう。
ちなみに、アティ教官は決闘に圧勝した。位が高い治癒術師をアティ教官が手配していたので、相手は死ななかったそうだが、精神的ショックで寝込んでいるそうだ。戦神のごとし気迫だったそうだ。人が怖い顔をしているところに居たくないので、見物しなくてよかった。




