1.再会
「リオ様とおっしゃるお客様が、奥様に会いにおいでです。会われますか?」
「え。。」
自室で書類仕事をしていると、思わぬ人物の名前を言われて、固まった。
リオ様はここには絶対にいないはずの人物。
「こちらへ通してください。」
まさか、そんなはずはない。
リオ様の住む場所からここまで、馬をどんなに飛ばしても1ヶ月はかかる距離にいる。
ここまで離れていれば、見つからないはずだった。
人違いだろうと思いつつ、部屋へ通すようにお願いする。
胸が高鳴る。
次に扉が開くと、絶対にそこにいるはずのないと思っていたリオ様がいた。
私は驚いて固まる。
4年前、私は彼から逃げた。
ずっと会いたかった。
もう二度と会う事はないと思っていたのに。
メイドが下がって行ったのを見てから
「…リオ様?」
と声をかけた。
「アンネ!」
力強く抱きしめられる。
リオ様は私を泣きながら力強く抱きしめて「無事でよかった。会いたかった。愛してる。アンネ」と言いながら震えてる。
私もリオ様を抱きしめる。
「私も会いたかったです。愛しています。リオ様。。…リオ様がなぜこちらに。。」
「ずっとアンネを探していた。ようやく会えた。」
私の目にも涙が溢れる。
激しくキスをされた。
私の背中に回していた手が、私の胸を触り始める。
「んっ…、ふぅ…、まっ…はぁ…待って…、んっ…、ください。」
「ダメだ。4年間も待ったのだ。もう待てない。」
抱き上げられて、ベッドの上に寝かされる。
体を触られながら激しくキスをされる。
「あぁ、リオ様…。。ダメっ。はぁ…。ダメっ…です。。」
「ダメじゃないだろう。アンネ自身は、こんなにも私を求めている。私はもう我慢などできない。」
どうしようもなく、リオ様が欲しい。
リオ様が私の中に入ってくる喜びに震えた。
「愛してる。アンネっ。はぁ、アンネっ。」
「あぁ、私もっ。愛してます。はぁ…、リオ様…んっ。」
私はもう何も考えられなかった。
4年間ずっと会えなかった時を埋めるかのように、激しく愛し合った。
行為が終わって、優しくキスをされる。
優しいキスに酔いしれていると、ノックの音と、「入るよ」と言う声が聞こえて、止める間もなく扉が開かれた。
驚いた顔の夫と目が合った。
リオ様と私は裸で、服は床に散乱している。
私は咄嗟に起き上がってシーツで胸から下を隠してるけど、何があったかなど、一目瞭然だ。
リオ様は下半身にシーツはかかってるものの、程よく鍛えられた体を隠そうともせずに座っている。
夫の傷ついた顔を見た瞬間に、胸が締め付けられたように痛くなる。
「リオネル王太子殿下。。」
夫がリオ様の名前を呼ぶ。
ガタガタと震える私の手を、リオ様の力強い手が握る。
「シルヴァン、アンネは返してもらう。アンネは私の妃だ。」
とリオ様は夫に言った。




