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あたしの恋人  作者: 紫月 飛闇
Season1 始まりと出会い
83/86

22、衝撃的な転換  <Side 和馬>






今日は成人の日。



すでに誕生日で二十歳は過ぎていたから、なんだか変な気分だったけど、こうして地元の友人たちに久しぶりに会いながら、みんなで成人を祝うのもなかなかいいな、なんて思っていた。


振り袖姿の里奈も新鮮だし。




そんな成人式の会場に、愛良たちがいたのは、やっぱりというべきか・・・・・・。


俺はもう、愛良の神出鬼没には驚かないぞ・・・。


でも、愛良、ロゼ、ジョンの三人組はどう見ても目立ちすぎる・・・・・・。




思わずため息すら漏れそうになっているとこで、中学の時のクラスメートに話しかけられた。俺と実のクラスメートだ。


しばらくお互いの近況を話しているなかで、彼女は実に尋ねた。




「須藤くんって医大に通ってるんだよね?」


それは普通の問い掛け。それなのに、実の淡々とした驚愕の解答に、言葉を失った。




「いや、医大はね、退学したんだ。今年、和馬たちと同じ大学を受験するつもりだよ」







22、衝撃的な転換Σ        <Side 和馬>








「・・・どういう、ことだよ?」


愛良を塾に追いやって、俺は実を強引に家まで連れてきて、扉を閉めた途端、そう尋ねた。


もちろん、宗次や里奈もついてきてる。



「ジュニア、こんな玄関先で話してないで、リビングで話せよ。詰まってるぜ~?」


散々テンション高く成人式の会場で、即席マジックショーを開催したお祭り男、ジョンがひどく明るい声でそう言った。


まるでこの場にいる全員の緊張感を吹き飛ばそうとするかのように。


だけど、そんなことで俺たちの緊張感が払拭されるわけもなく。




俺は黙ってリビングに足を向けた。気配で、後ろから実たちがついてきているのを確認しながら。




「・・・ったく、これだからお子様はひとつ問題が起こるとそればっかになるからなぁ。・・・どうぞ、マドモアゼル」


「え、あ・・・・・・」


「慣れない振り袖姿で家に上がるのも大変だろ?手を貸すよ」


「・・・ありがとう、ジョン」


「いいえ、オレは全てのレディに等しく優しいんでね」


・・・・・・ロゼは例外だろ。




そんなことを心の中で突っ込みながらも、ジョンの指摘には内心自分に舌打ちする。


確かに、スーツ姿や袴姿の俺たちと違って、里奈の振り袖は身動きがとりにくいはずだ。


玄関から家に上がるのも段差で一苦労するだろう。




それなのに、何の配慮もここまでしてこないで、実の問題だけ頭をいっぱいにして行動してしまった。


・・・・・・きっと、成人式の会場からこの家に帰るまでも、こうしてジョンが里奈をさりげなくフォローしていたんだろう。




そんな自分達の配慮のなさに顔を歪めていると、宗次まで同じ顔をしてる。


・・・そりゃそうだな、自分の彼女のフォローをジョンにしてもらったんだもんな。


せめてもの気遣いで、里奈を広いソファーに座らせて、俺たちはそれぞれ床やら椅子やらに落ち着いた。ジョンはキッチンでお湯を沸かしてる。


・・・本当に、ジョンは色々なことに気がつく。



お湯を沸かすジョンの気配を感じながら、俺は改めて実に尋ねた。


「・・・・・・医大をやめたって、どういうことだよ、実」


「そのままの意味だよ。医大を自主退学したんだよ」


「自主退学って・・・・・・いつ・・・?」


「秋ごろ・・・かな」


「秋?!結構前じゃないか!!」


思わず宗次が立ち上がって責めるように叫ぶが、気持ちは俺も同じだ。




「・・・なんで、黙ってたんだ・・・?なんで、辞めたりなんか・・・・・・」




怪盗夜叉をやりながらも、実は夢を追いかけてくれていると思ってた。


だから、怪盗という裏稼業に加担させていても、心のどこかで安心していたんだ。


・・・・・・それなのに、その夢を、追うのをやめるなんて・・・。






「・・・夏に、愛良ちゃんと勉強合宿しただろ?」


「・・・は・・・?」


急に話題が変わって、俺たちは一瞬話が見えずにきょとんとする。しかし、実は構わずに話し続けた。


「その時、愛良ちゃんに言われたんだ。僕は、医者になりたいから医大に行ったんだろう?って」


「・・・違うのか?」


俺の問い掛けに、実はゆるゆると首を横に振る。




「僕の家は医者一家だ。だから、幼い頃から僕も聡も、医者しか道がないものだと思ってた。・・・それに、怪盗夜叉をやるにあたっても、堂々と病院に行くことができない傷を治療できる知識はほしいと思ってたから、何の疑問も持たずに医大に進んだんだ」


「・・・じゃぁ、なんで今更?愛良の言葉で迷ったとでも?」


「その通りだよ、宗次」


少し自嘲気味に笑う実。彼のこんな表情を見るのは初めてだ。



「僕は、本当に医者になりたいか迷ってしまった。このまま医大にいれば、今までよりももっと忙しくなっていく。・・・そうしたら、怪盗夜叉をやっていけなくなってしまう」


「・・・そんなの・・・!!怪盗夜叉は、俺が勝手に始めたことだ!!実は好きなことをやれば・・・!!」


「うん、和馬。だから僕は選んだんだよ。なりたいかどうかもわからない医者への道に時間を割くよりも、和馬や宗次たちと同じ時間を長く過ごせることを」


「実・・・だ、だけど、それじゃぁ・・・・・・」




それではまるで、怪盗夜叉のために夢を捨てたようなものじゃないか。


そんなの、絶対にだめだ。


俺の我儘に、実の未来まで奪うわけにはいかない。




「・・・だめだ、実・・・・・・。そんなの、だめだ・・・。夜叉のせいで、夢を諦めるなんて・・・」


「諦めたわけじゃない。方向を変えたんだよ。・・・もっとも、今は模索中だけど」


あはは、と軽く笑うのは実だけ。俺も宗次も里奈も、何も言えずに実を見返すことしかできない。



いつかは、直面する問題ではある。


<失われた誕生石>シリーズを集めきるまでは、怪盗夜叉をやめることができないと騒いでいるのは俺だけ。


宗次たちはそれに付き合ってくれているだけだ。いつか将来、大学を卒業して、それぞれの進路へと進むとき、怪盗夜叉は俺一人でやることに決めている。


もちろん、宗次たちとそんな話をしたことはなかったけど。きっと色々言って反対してくるだろうし。


それでも、俺は彼らの未来まで怪盗夜叉に費やさせるつもりはないから・・・・・・だから・・・。




「怪盗夜叉のために・・・進路を変えるなんて、だめだ・・・」


「違うよ、和馬。夜叉はただのきっかけ。むしろ夜叉がなかったら医大に行かなかったかもしれない。もっとよく、自分の未来についてゆっくり考えたいと思ったから、大学を変えることにしたんだ」


「それにしたって報告遅くないか?和馬じゃあるまいし、今日、あの子が実に話をふらなきゃ、おまえ、まだ話さなかっただろ?」


宗次が怒りを抑えながら、実に詰め寄る。


・・・・・・俺みたいってなんだよ。そりゃ、俺も報告は遅れるけど・・・。




「・・・そうだね、和馬たちと同じ大学に受かったら話そうかな、と思ってたよ。医大を辞めるのは、結構両親と揉めたし、ね」


そりゃそうだろ。


実は長男だから、いろいろ期待もあっただろうし。


「大丈夫、和馬。聡もいるから」


実が俺の心中を察したか、笑いながら言い加える。




それでも俺も宗次も納得できずに黙り込んでいたら、キッチンから人数分の紅茶を用意してきたジョンがやってきた。


「若いね~キミたちは」


のほほんとそんなことを言いながら、俺たちひとりひとりにカップを置いていく。



「いいじゃんか、別に進路を何度変えたって。一度しかない人生だぜ?いくらでも悩んでやり直していけばいいじゃん?なにをジュニアたちはそんなにもめてるわけ?」


「・・・実が自分で決めて、医大を辞めたなら、何も言わない。・・・でも、夜叉が絡むなら・・・夜叉に巻き込んだ俺に責任があるだろ?!」


「そうか?」


俺の込み上げてくる漠然とした想いを、あっけないほどあっさりとした一言で問い返してきたジョン。




「怪盗夜叉に参加するのも辞めるのも、本人たちの自由だろ?悩んで悩んで、それが結果論だとしても、それが本人の決断だ。自分の決断に責任と覚悟が持てないなら、夜叉が絡もうがなんだろうが、それは本人の甘えだろ?怪盗夜叉なんか関係ない」



「・・・私たちに何も話してもらえないのは、私たちは信じてもらえていないからなの・・・?」


この家に来て初めて、里奈が口を開いて実に尋ねる。だけど、それに答えたのも実ではなくジョンだった。


「信用云々じゃなくて、心配かけたくなかったんだろ?あとは、こうやってもめることがわかってたから、面倒事を避けたかったか。おまえら、夜叉が絡むともめそうだもんな~」


「ジョン!!」


ケラケラと笑うジョンを俺は鋭く呼び掛け、扉を指差した。



「ジョン、出ていってくれ。これは怪盗夜叉の問題だ」


「・・・ふぅん・・・・・・」


それだけ言うと、ジョンはカップに残った紅茶を飲み干して、さらに言った。


「出ていけだってよ、コルヴォ」



え?ロゼ?!


すると、リビングの扉が開いて、クスクスと笑うロゼが姿を現した。



「な、なんで、ロゼ・・・気配が・・・」


「あら、ちゃんと私、気配は消していないわよ?ねぇ、ピエロ?」


「ん。この家にいるときのコルヴォの気配だったな」


こんな時ばっかり仲が悪いはずのふたりが連携してくる。




「ナイトが私の気配に気付けなかったのは、それだけ狭い視野でしか物事を感じていないからよ。それがどれだけ危険なことか、わかっているわよね?」


ロゼが相変わらずにこにこ笑いながらも、ちっとも笑っていない目で俺を責める。他の誰でもない、俺を。



「・・・それでも、こうしてわかりやすい私の気配すら気付けないでなにを議論しているのかと思えば、ドクターの進路のこと?ドクターが進路について悩んでいるのは、私は気付いていたわよ?」


「・・・え?」


「あなたたちは何度そんな議論を繰り返して、怪盗を続けていくつもりなのかしら?」


つまり、ロゼはこう言いたいのだろう。


進歩がない、と。




「いつまでもそうやってグズグズするなら、<協定>のことも考え直さないといけないわね」


それだけ言い残して、ロゼは自室に向かってしまった。一方ジョンは飲み終わった自分のカップをキッチンに置くと、そのままリビングを出ていってしまう。




・・・わかってる。あのふたりにとって、実のことでもめてる俺たちは、ただの子供の駄々をこねているのと同じだというのは・・・・・・。




「和馬、あまり思い詰めないで欲しいんだ。ジョンが言ったように、僕はきちんと自分で考えて、覚悟して、今回のことを決めたんだ。怪盗夜叉のこともそう。辞めたくなったら、ちゃんとみんなに言うから。だから、それまではみんなと一緒にやらせてほしいんだ」


「実・・・・・・」


「事前に相談しなかったのも、ジョンが言っていた通り・・・。みんなに余計な心配をかけたくなかったし、こうしてもめたりしたくなかった・・・。でも、それでも、誰の意志でもない、僕自身の意志で、医大を辞めて、みんなと同じ大学に行きたいと思ったんだよ」


切実な実の訴え。


広がる沈黙の中で、最初に口を開いたのは、宗次だった。




「わかった。実がそこまで言うなら、実の人生だ。好きにすればいいさ。俺たちは応援する。な?」


宗次の呼び掛けに里奈は頷く。だけど、俺はすぐには頷けずに実に言った。


「・・・だったら、実の受験が終わるまでは、実は怪盗夜叉のことからは手を引くんだ」


「か、和馬?!」


「今の実の最優先事項は受験だ。いくら実が頭がいいっていっても、あと1ヶ月、夜叉のことをやらせて受験を疎かにさせるわけにはいかない」


「和馬、でももしも怪我をしたら・・・」


「大きな怪我をしなきゃいいんだろ?軽い怪我くらいなら、俺たちだって治療できる。そうだろ?」


最後の問いかけは宗次と里奈に。ふたりともしっかりと頷いて答えてくれる。




「・・・今更って感じだけど、受験、がんばれよ。応援するから」


「そーだそーだ!!俺たちの後輩になるためにもがんばれよ!!」


「実くんなら大丈夫だと思うけど、力になれることがあったら言ってね」


「みんな・・・・・・ありがとう・・・」


実が椅子から立ち上がって深々と頭を下げる。俺は、それを複雑な思いで見ていた。



実はああ言ったけど、だけど、やっぱり、いつか怪盗夜叉に関わったことを、そのために医学の道を絶ったことを悔やむ日が来るのではないのかと・・・・・・。



すると、静かなリビングに携帯の着信音が響いた。


「・・・あ、演劇部のみんなが成人のお祝いをしようって言っているわよ」


里奈が受信したメールを読み上げて、俺と宗次を交互に見る。


「お、飲み会なら俺は行くけど、和馬はどうする?」


宗次が即座に返事をし、俺に返答を促す。


・・・別に人と集まりたいって気分じゃないけど、でも、このモヤモヤした気分を飲んで騒いで吹き飛ばしてやるのも・・・・・・いいか。




「・・・行く」


「そうこなきゃな!!」


「じゃぁ3人参加、と」


里奈がメールの返信を打っている間、宗次がいたずらな顔で実に言った。


「実、俺たちの大学に来たら、強制的に演劇部員だぜ」


「へぇ、じゃぁ、演技の勉強もしとこうかな」


「頼りにしてるわよ、実くん」


「よし、じゃぁ、行くか。里奈の格好も格好だから、タクシーで行く方がいいな?」


「そうね、その方がありがたいわね」


「じゃぁ、僕は受験生らしく勉強しようかな」


「・・・実の場合、受験生でもそうじゃなくても、勉強してるよな」


宗次、里奈、実が口々にふざけあいながら、リビングを出ていこうとする。



何事もなかったかのような態度で。


みんなで、努めてそう振る舞ってぎこちなさをなくすかのように。



「・・・和馬?」


いつまでも椅子に座ったまま動かない俺に、里奈が心配そうに声をかけてくれる。


・・・だけど、違う、俺のことはいいんだ。俺は、ただの我儘で続けているだけだから。




「・・・ひとつ、みんな約束してほしいんだ」


改まる俺に、みんなが振り向く。だけど、どうしても、俺は伝えておきたかった。


「・・・進路のこととか、たとえば、こうやって部活の飲み会に行くこととか、夜叉の<仕事>に関わらずに決断してほしい。・・・怪盗夜叉は、俺が勝手に始めたことだ、それにみんなを巻き込んだだけだ。・・・だから、怪盗夜叉という存在が、みんなの足枷になることにはなってほしくないんだ。辞めたくなったらいつだって辞めていいんだ」


「あのなぁ、和馬」



宗次が白い羽織をぱたぱたと仰ぐようにふざけて手ではためかせてから、ふと、真剣な瞳で俺を見返した。


「さっきから、まるでおまえひとりが怪盗夜叉であるかのように言うけど、俺たちだってれっきとした怪盗夜叉だぜ?怪盗夜叉という存在に対して、おまえひとりが罪悪感を背負う必要もないし、おまえひとりが責任を負うこともない。これはあのとき、俺たちが自分たちの意志で決めたんだ。怪盗夜叉の結成は、俺たち4人の意志だ。誰かひとりのものじゃない」


「だけど・・・・・・」


「<組織>のことか?<失われた誕生石>のことか?どっちにしたって、俺たちだって興味あるから怪盗夜叉をやってるんだぜ?辞めたくなったら辞める。それは、一番最初に決めたことだし、誰がそうなっても責めたりはしないだろ?それは和馬、おまえだってそうだ。おまえだって、辞めたくなったら辞めていいんだ」


「宗次・・・」


宗次の言葉に頷く実と里奈。




・・・そうだった。


たしかに、怪盗夜叉を結成したとき、いくつか4人で取り決めたことはある。


そのうちのひとつが、辞めたくなったら辞めていいというものだった。




「わかったか、和馬?いつまでもウジウジしてっと、飲み会でおまえの女タラシの話を暴露すんぞ?」


「・・・なんだよ、それ」


宗次がおどけるように言った気遣いの言葉に、思わず苦笑が漏れる。


わかってる、考えていても仕方ない。時間はどんどん過ぎて行くし、実が決めたことももう動き始めている。


だったら、応援するしかない。


怪盗夜叉という存在が、その道をふさいでしまわないように。



それから俺たちは演劇部の連中と飲み明かすことになり、実は帰宅した。







そして実の受験日までの1か月間は、たとえ実がいつものように俺の家に来ても、作戦会議には参加させなかった。怪盗夜叉の予告があるたびに、実は俺の家に来たけど、作戦会議に参加させろとは言わなかった。


ただ、同じ屋根の下で、同じ受験生の愛良と勉強をしているだけだった。たとえそれだけでも、実にとっては大事なことなのだろうと思って、それはそこまで咎めたりはしなかった。




ただ、実の緻密な作戦もないまま、行き当たりばったりの俺と宗次の作戦で仕掛けた<仕事>は、さぞや手荒かっただろうな、とは思う。


怪盗夜叉らしからぬ行動も多かった・・・・・・かもな。


それでも、いつも通り<組織>の連中に追い回されても大きな怪我もせず、ノワールから狙われてもなんとか逃げ切った。


幸か不幸か、冬のこの時期は展覧も少ないから、なかなか<シリーズ>に該当するものがなかったというのもあったけど。





そして、2月上旬。まずは愛良の受験が始まった。


第一志望の中学校の受験日にはさすがにガチガチに緊張してたけど、どうやら受験する頃にはいつもの調子が取り戻せたようで、無事に合格証書が愛良のもとに届いた。





それから2月中旬。


実はうちの大学の法学部を受験すると言っていたから、法学部の合格発表の日は、そわそわと宗次たちと落ち着きなく俺の家で集まっていた。


しばらくして、実が俺の家にやってきて笑顔で報告してきた。





「合格したから、これからよろしくね、センパイたち」


と。







和馬たちの動揺が伝わるように、ちょっと丁寧に描写したところもある今回の話。

ジョンと比べるとそれがやりやすかったです。

できれば、和馬たちと実との1~2月はもっと書きたかったのですが、まぁ、書いたところでドロドロするし、楽しくはないので却下。

怪盗夜叉のドロドロ話を主にして書きたいわけじゃないので。

たまに混じりますけど。

そんなわけで、あっさりと受験終了。

で、次話でなんと、1年目が終了です!!

1年目がやたらと長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました!!あと少しです!


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