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賢者になれるらしいです(仮)  作者: 散歩道
プロローグ~幼少期~
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第12話「初めてのお使い。上手に出来るかな?」

はい、題名に深い意味はありません。

ゴメンナサイ。

とりあえず、来年から学園に通うべく受験の為に王都へ向かったサイラス

その後は、読んで頂ければと思います。

「次の者、通行許可証を見せろ。」


門について三時間ほどの行列に並んだ後門番から

お決まりのセリフを聞く。


「許可証じゃないけど、これじゃダメ?」


そう言うと、懐からザックおじさんに貰った手紙を出す。

当然の様に封筒に入れられ、封蝋がしてあるままだ。


「なんだそれは、見せてみろ!」


というと、乱暴に俺の手から手紙を奪い取っていく。


「あんまり乱暴に扱わないでよ?それ大事なものなんだから。」


「ふん、小汚いガキが一人前の口を・・・・。」


そう言いかけた時、奥の方から偉そうなヤツが出てきた。

なんかめんどくさそうな匂いがするのはキノセイかな。


「おい、一人の確認に何をそんなに時間をかけているんだ?

怪しいヤツなら詰め所に連れてきて、並んでるもの達を優先的に進めろ。」


「はっ、しかしこのガキが許可証が無い代わりにとコレを・・・・。」


と、上官らしきヤツに封筒を見せる。

するとどうだろう、徐々にその上官らしきヤツの顔が青ざめていく。


「しししししし、失礼しましたーーーーーーー!!!!」


突如、最初に対応に当たった門番を蹴り飛ばし土下座を始める。

当然の様に門番は唖然としている。

そして、俺は並んでるヤツや門の中に入っていく奴等の好奇の眼差しに晒される。


「おっさん、なんでも良いけど

この状況どうにかしてくんない?」


俺がそう言うが早いか、上官らしきおっさんは俺を連れて詰め所へと

連れて行く。


「やっぱりか・・・・。」


当然、取調室なんて所では無く一番奥の執務室らしき場所へ通される。

そして、扉が閉まると再び土下座が始まる。


「この度は、大変申し訳ありませんでした。

この件については後ほど正式な謝罪をさせて頂きたいので

どうか、どうかギルド長様には内密にして頂けないでしょうか?」


「ギルド長様って?」


そう、手紙を冒険者ギルドに届けろと言われただけで内容は知らんが

コイツの言うギルド長ってのは冒険者ギルドのギルドマスターだろう事は

簡単に予想が付いた。


「この手紙の届け先であるギルドマスターの事でございます。」


「で、なんでさ?

俺ってほら、タダのガキでしょ?

なんでそんな急に態度を変えるのさ?」


「その件については誠に申し訳ありませんでした。

弁解をさせて頂きますとまずは、手紙の封蝋についてです。

この封蝋はSクラス冒険者であるザック様の封蝋でして

宛先が冒険者ギルド、ギルドマスターとなっております。


先程の門番に関しては、この街の貴族の長男でして

いわゆるコネでして・・・。

いまだに教育が出来ておらず必要最低限の知識も不足している有様です。


ここまでは、あくまでも状況の説明でして、

一目見て気づかされたのは、貴方の鍛え抜かれた肉体です。

本気になろうものなら一瞬にしてかの者の首が飛ぶ事でしょう。」


ふむ。このおっさんそこそこ良い目をしてるかな。


「で、それがなんなの?」


「こ、今回の件を上層部に報告させて頂き然るべく処置と

支持を仰ぎたく。

引いては、私程度ではなくそれ相応の身分の者からの謝罪をと思い

勝手ではありますが2~3日お時間を頂きたいのです。」


「ん。おっさんの要望は解った。

でもね、世の中はそれじゃ収まらないんだよ?

不当な罪で投獄されて死罪なんて良く聞く話だしね。」


「では、今より1時間だけお待ちください。

上層部に報告のみして早急にここに戻ってまいります。

その後、謝罪となるかは解りませんが

この命貴方のご自由になさって頂いて構いません。」


「ふ~ん。なんでそうなるのさ?」


「自分は、この国に仕える者として最低限の義務を果たしたく思います。

しかし、今回の件については貴族の命令とは言え

問題を先送りにして来た私の責任にございます。

しかし、私に差し出せるものはこの命の他ございません。」


「よし、おっさんの覚悟は解った。命は要らないから報告はザックおじさんにしといて。」


「へ?ザック様とお知り合いで?」


「ん?知り合いも何もしょっちゅうウチに居座るただのおっさんだよ?」


と言うと、上官らしきおっさんはブツブツ呟きながら遠い目をしている。

時間も無いし面倒だからさっさと行こう。


「じゃぁ、俺は行くね~。」


おっさんは遠い目をしたまま動かない。

こりゃ半日はダメだな。

さて、無駄な時間も喰ったし、さっさとギルドに行くかな。


「ふぅ、やっと着いた。」


ウチから王都へ来るより、行列に並んで中に入るまでの方が遥かに

疲れたし時間もかかったよな~。

と、考えてると後ろから怒鳴り声が聞こえてくる。


「おいおい、薄汚ねぇガキがこんな所につっ立ってんじゃねぇよ!

てめぇらみてぇなガキは裏でゴミでも漁ってりゃ良いんだよ!」


「へ~。薄汚いガキかぁ。

こう見えても来年12歳なんだけどなぁ。

で、薄汚い冒険者風情がなんだった?」


さすがに日に二度もガキ扱いされると我慢の限界だ。

それに毎日風呂に入ってないコイツに汚いと言われるとは心外にも程がある。

ちなみに俺が身に着けている革鎧は、森に居るキラーエイプのボスの毛皮で作った革鎧だ。

ぱっと見ただけだと、毛の部分が灰色で煤けて見えるが

そこら辺の冒険者が買おうと思っても手が出るような金額ではないけどね。


「な、な、なんだと?このガキ言わせておけば言いたい放題言いやがって!」


言うが早いか、剣を抜いて切りつけて来た。

冒険者にしちゃ短気すぎるな。

駆け出しか良くてDからCランクに上がったばかりで調子に乗ってる馬鹿ってトコだな。

まぁ、お灸をすえてやるかっと


「キンッ!ギギィン!!!」


あれ?俺はまだ何もしてないぞ?

ふと見ると目の前に初老の爺さんが立っていた。

初老と言っても現世で言うなら40台後半から50台前半って所だ

見た感じかなり鍛えられたって感じの爺さんだな。


「おいおい、爺さん何者だよ?」


「おめぇら、やめねぇか。

ギルドハウスの目の前で冒険者同士のイサカイとは一体どうゆう了見でぇ?

てか、俺が止めなきゃこの坊主に叩き潰されてたぞ?」


ほう。俺の話は無視か。


「爺さん、横からしゃしゃり出てきていきなりだな。」


「む、坊主みねぇ面だな?

他所の町からの冒険者か?とりあえずギルドカードを見せろや。」


「ホントに、話をきかねぇなぁ。

言っとくが俺は冒険者じゃねぇよ。

ザックおじさんに頼まれて手紙を届けにきただけだ。」


「ふむ。そうかお前がそうか。こっちに来い。」


「おいっ!離せ!自分で歩ける!はーなーせー!」


俺は爺さんの小脇に抱えられてジタバタする羽目になった・・・。


「おう忘れておったわ。

誰か、そいつ等をギルドハウスの地下にとりあえず3日位閉じ込めておけ。」


「「「「へいっ!!!!」」」」


掛け声と共に汗臭い奴等が、さっきの冒険者共を引きずって行った。

そして、俺は離してもらえず。ドナドナされていくのだった。


邪魔者が多くてなかなか目的地にたどり着けないテンプレでした。

今後はいきなり年代が飛ぶほどの事は無いとは思います。

まぁ、半年とか1学期とかのスパンはご容赦ください。

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