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17/26

次の交際相手はガイジンさん。

※17話目です。


 次の交際候補相手はっと…。

 私はふと、ケータイを見つめた。


「あ…、そうだ…」


 在る人物を思い出した私。


 名前はイザム・ラルフ。


 年齢は29歳でアメリカ・シカゴ出身。


 仕事の関係で5年以上も日本で暮らしている独身男である。


 イザムも結構、背が高くその上イケメン。


 頭も良く流暢な日本語を話す好感の持てるガイジンさんだ。


 私は友達の紹介で、イザムと初めて対面した。


 向こうは私の事をとても気に入ってくれたっけ。


「是非、僕と付き合って欲しい」と、交際を求めて来たのだ。


 いきなりの告白だったから、私の方が気持ちの整理が付けなかった。


 とりあえず、返事を先延ばしして考える時間を作る事にした。


「待ってて下さいね。落ち着いたら返事しますから」


「オッケー、オッケー♪待っていますよ。是非、アナタと交際出来る事を期待していまーす」


「りょーかい」


 まあ大体、こんなやり取りで互いの交流は終わった。


 もう、あれから2ヶ月以上たってしまっている。


 初めの頃は電話とか、メールとかのやり取りをしていたけれど…


 最近ではすっかり御無沙汰になってしまっている。


 さっそく、イザムに電話を入れてみよう。


 しばらくして男の声が流れて来た。


「ヘロー」


 聞き覚えのある声だ。


 声の主はもちろん、イザム自身。


「あー、ハロー! 私ですぅ、れいな・しのざきですぅ」


 久しぶりに電話するから、私は緊張気味だ。


「OH! レイナ!?」


 いきなりの私の声に、イザムは驚きの声を上げた。


「久しぶりでーす! 元気でしたかぁ?」


「げ、元気だよぉ! 君はどう!?」


 イザムの方も緊張気味のようだ。


「まぁ、何とかやっていますけどね」


 最初は緊張気味の私だったけど、段々と気持ちに余裕が出て来た。


「君から電話、珍しいよね?」


「しばらく御無沙汰して申し訳ありません。色々と忙しかったから」


「僕も忙しかったよ。今日は何?」


「実は、例の事で電話をしたんです。時間、イイでしょうか?」


「例ノ…、事…?」


「イザムさんからの交際の、返事です」


「オー、あの事ですかぁ」


 私はどう言葉を並べようかと迷ったけれど、どうでもイイやって思ってストレートに言った。


「私ィ…、アナタと…付き合ってもイイです」


「オー、コノ…ボクト、デスカ?」


「もし、宜しければ」


 何故か戸惑っているイザム。


 交際OKの返事を出したのに、喜んでいないようだ。


 するとだ。


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