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突然!異世界ライフ~とりあえずのんびり生きていこうと思います~  作者: おる・かん
第3章・ライクニフ国
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魔王と言えば四天王、そして目覚めるミシャミ



ローグンの街を出立してから3日目、遅くても今日の夕方ぐらいまでにはライクニフの王都『パンデモニムウ』に到着するらしい。


道中、地球では見た事もない草木が生えていたり、野生の魔物が闊歩していたりと、やはり地球ではなく異世界なんだと改めて実感させられ、俺は少し感動していた。


(コレだよコレっ!旅と言えばやっぱこんな風に色々な物を楽しみながら進まないとな!)


確かにマラソンの方が早いのは早いのだが、のんびりと景色を楽しむ余裕もないからな.....

あんなもん、鍛錬と一緒だ鍛錬と!


初めてこの世界で旅を満喫中の俺は、終始ご機嫌でライクニフについて尋ねていた。


「やっぱ魔王様が居るって事は、四天王みたいな存在もいるのか?」


やはり魔王と言えば四天王の存在が気になって当然だろう。

ワクワクしてくっぞ!


「いや、そんな者は居らぬぞ?」


シャルミナの返答に俺はガックリと項垂れる。

そっかぁ~.....いないのかぁ~.....


「我がライクニフでは各種族の長を選出し、長同士で話し合いを行っております。当然魔王様がその上におられるのですが、種族も多いのでとても4人には収まりませんので.....」

「そうじゃな。その中から特別な4人を選ぶとなると、どうしても揉める原因になるからの」


ミシャミさんの言葉にシャルミナが相槌を打つ。

そう言われればそうだな。わざわざもめ事の原因を作る必要はないか。


「魔族の人たちってどれぐらいの種族に分かれてるんだ?」

「完璧に把握はしておりませんが、100近くは確実かと」

「妾も多すぎて全部は覚えておらんのぉ」

「そんなに居るのっ!?」


俺は余りの多さに驚く。


「今向かっている王都『パンデモニムウ』にも様々な種族が暮らしております。地上で暮らす人々の中でも人族のように家に住む者、木の上に巣を作り暮らす者、草木を編んで巣を作る者等色々な種族の文化が入り混じっております」

「うむ。地下や水の中で暮らす種族もおるのじゃ」

「どんな街なのか想像出来ないな.....」

「う~ん、そうじゃな.....多分見た事ないような形をしておると思うぞ?]

「そうですね。一応種族の特徴に合わせて区画は分けておりますが、ローグンや人族の街に比べると独特な形状をしていると思います」

「へぇ~、何だか凄く行くのが楽しみになってきたな」


俺は2人の話を聞いて早く街を見てみたい気持ちが強くなっていった。


俺達3人が話している場所とは別の所で、他の嫁さん達も集まって何やら話をしている。


「よくこんな大きな車を操縦できますわね.....」

「慣れれば思ってたよりも簡単に動かす事が出来ますよ?」

「そうっすね。慣れっす、慣れ」


操縦席の近くでは、リリーナが操縦するピコさんに話しかけ、ネルがピコさんの言葉に相槌を打っていた。

この車を操縦出来るのは、今のところピコさんかネルだけなので、運転はこの2人が交代で行ってくれている。

この2人に任せっきりもどうなんだ?って事で俺達もちょくちょく練習しているのだが、操縦は物凄く難しくまだまだ満足には動かせない。

なのでリリーナも簡単に操縦しているように見える2人に感心しているのだろう。


この車の後方、やや広いテーブルの周りには、リロロとフローラとミラーカの3人が何やら真剣に話し込んでいる。


「.....この服を着てる時.....カズキ様はいつもより.....興奮して襲ってくれた.....」

「おおっ!何だろう?露出はそこまでじゃないのに凄くえっちな感じがするねっ!」

「私もコレを着たらカズキ様が襲ってくれるでしょうか?」

「.....リロロはこっち.....コレの方がカズキ様も喜ぶ.....と思う.....」

「わぁっ!凄くいやらしい服だねっ!コレ.....胸がずり落ちておっぱい丸見えになるんじゃない?」

「はうぅぅ.....凄く恥ずかしいですけど、カズキ様が喜んでくれるなら.....」

「.....大丈夫.....きっといつもの2割増しで.....襲ってくれる.....」

「ねぇねぇっ!僕にはっ?僕には何かないのっ?」

「.....ミラーカは.....コレ.....」

「うわぁ、流石にコレは僕も恥ずかしいよっ!スカートが短すぎて下着が丸見えじゃない?」

「ミラーカちゃんは足が長くて綺麗だから似合いそうですよねっ!」

「それにしても、この傘はなんなんだろう?これも衣装の一部なのかな?」


キミタチィッ!?一応、今はミシャミが、お客さんも居るんだからねっ!?

そう言った話は聞こえないように話すか、俺達だけの時にしようねっ!?


フローラは夜によくコスプレをしてくれる。

フローラは自身の体の肉付きが良くない事を自覚しているので、こういった方面で攻めてくるのだ。

俺は特にフローラに不満などは無いんだけどな.....

まぁ、その衣装は一体どこから手に入れたんだ?って聞きたい気もするんだが、聞いたら後悔しそうなので俺はソコには触れないでおく。

ただ.....フローラにはグッジョブと送りたい!


「.....仲がよろしいのですね?」

「.....えぇ、まぁ.....」

「「.....アハハハッ!」」


ミシャミさんにそんな事を言われ、何とか言葉を返すと俺達はお互いに笑いあった。


気まずいっ!とてつもなく気まずいっ!!


「ふむ.....妾も後で何かフローラに進めてもらおうかの」


シャルミナに似合うコスプレって何だろう?

.....黄色い帽子とランドセルとか?

やばい.....めっちゃ違和感なさそう.....だが残念ながら俺にはそのような特殊性癖はないので、もっとセクシーな感じでお願いしたい。


「あ、あの.....シャルミナ様もあのような恰好をなされるのでしょうか?」

「当然じゃな。夫婦円満の秘訣と言っても過言ではないのじゃ!」


過言だよっ!いや、確かにもっと仲良しになる夫婦や恋人も多いと思うけどさっ!


「気になるならお主も着てみたらどうじゃ?お主の旦那も喜ぶじゃろう」

「そうでしょうか?.....1度ぐらいは試してみてもよさそうですね」


オイッ!ミシャミが乗り気になっちゃったじゃんっ!!どうすんのっ!?

新しいトビラ開いちゃった。テヘッ!

じゃ許されないんじゃないっ!?


スマンッ!会った事もないミシャミの旦那さんっ!

俺にはどうする事も出来ないんだっ!

.....決して奥さんが破廉恥になった事に俺は関係ないと、声を大にして言いたい。


えっ?駄目?.....やっぱり?


こうなったら.....ミシャミの旦那さんも楽しんでくれる事を願おう。

大丈夫!きっと旦那さんも気に入って盛り上がるはずさっ!.....多分。


こうしてリロロ達に話にシャルミナとミシャミが加わり、俺は1人会話に参加できないまま旅は順調に進む。


ライクニフの王都『パンデモニムウ』は、もう目と鼻の先なのであった。

ちなみにフローラが着ていたのはナ〇ス服。

リロロに進めていたのはバ〇ースーツで、ミラーカに進めていたのがミニスカレー〇クイーンです。

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