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元引きこもり賢者の魔法魔術学  作者: 咲間 悠紀斗
第2章 学院入学編
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第十一話

俺が依頼をこなしている間にどこかに行っていたシュヴァルツが帰って来た。

よくわからない奴を担いで。


「マスター、お気づきでしたでしょうが、ご報告を!我々の監視者を捕まえました。」


え…ナニソレ全然気づいてないんだけど。

なんで俺の評価そんな高いの?

まぁ、俺は空気を読めるから?下手な事は言わないけどな


「よくやった。それで、情報は吐かせたか?」


「いえ、まだです。」


「わかった。俺が聞き出しておくから周囲の注意を頼んだ。」


「承知致しました」


よかったー、なんとか誤魔化せれた。


さてと、ここは適当にやっておくか。


俺は気絶している監視者の頬を叩く。


「おーい、起きろー」


何回か叩いてやると、監視者は意識を取り戻した。


「っ!貴様は誰だ⁉︎」


俺を見て、驚いた様子で聞いてくる。


「俺は、君を倒した主人だよ。」


「くっ!さっさと殺せ‼︎」


監視者は全てを思い出したようで、諦めた表情を浮かべる。

だが、俺はそれらを無視して、話を続ける。



「まずは、君の名前を教えてもらおうか」



「…」


「答える意思はなし、かぁ」


「仕方ない、出来れば使いたくなかったんだけどね」


何を聞いても、これ以上は意味が無さそうだったので、仕方なく俺は魔術陣を展開してゆく。


完成した魔術陣を監視者君のおでこに向けると魔術陣に魔力を流して発動させる。


「っが!うぅぅぅああああああああああああ!!!!!!!!!!」


少年は魔術を発動された瞬間、苦しみだした。


この魔術は【頭脳解析(ゲーヒム・アナリシズ)】といって、相手の脳にかなりの負担がかかってしまうが、脳にある魔粒子の記録を読み、相手の体験したことが分かるという魔術だ。

そして、使った相手は大抵、廃人になってしまうか、運が良くても記憶の欠損が出てきてしまう禁呪に設定されている魔術だ。


なるほど、この少年の雇い主は、魔導究理組合の幹部の一人のようだ。


俺を監視していた目的は、分からずか。


俺は魔術陣を解いてやる。


苦しんでいた少年は、徐々に落ち着きを取り戻し、静かに眠っている。


ふぅ、相変わらず良心が痛む。

とりあえずこの少年はここに置いていこうと思っていたが、この少年は記憶では、まだ12歳のようだし、流石に若過ぎる、という事で俺はこの少年を、ひとまず町の宿に預ける事にした。





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