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どや

「書こう書こうは、恥を掻く。」


きっと、その時の私は満足気な顔をしていただろう。今日もいいコトワザ作ったなー、と布団に大の字なりになって朝までぐっすり眠ったのだろう。特大ハンバーグを前にして大喜びの夢を見ていただろう。


その日以来、私は言い知れぬ気恥ずかしさを感じていた。憂鬱な記憶が消えてほしいと何度願ったか。しかし記憶の消える事はない。私はあんな恥ずかしいコトワザを作ってしまったのだ。眠れない夜が続く。


それで、すっかり参ってしまって、なんとかもう一度、ハンバーグの夢を見ようと、恥を恥とも思わずに書いてみる事にした。どや、いいコトワザだろう。私は大きな鼻息を出して、文章を書き終えた。

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