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宇宙船
「急にSF小説を書いて下さいと命令されて、「小説」部分はどうにかなっても、「SF」部分をどう納得させるかが問題になる。SFと呼ばれる地域の周辺をぐるっと巡るのか、中央の極点、県庁所在地かアイリン地区かを指し示すのか。それは私が部外者だから、息を吐くように自然とSF弁を喋れないためでんがな」
大阪のオッサンが酔って喋った。面白は「見た事の無いもんやで。笑かすだけと違う」らしい。なるほど大阪の人の好むのは、商業的成功でなくても、夢、道頓堀にごっつい宇宙船があったら面白いやんか。わからん。だけど宇宙は、タイガースみたいなものなのだろうと思われる。強い奴になびくだけならジャイアンツやで。マーケットは挑戦者を育てなならん。




