表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/97

第43話 加速していく時間

評価、ブックマークを熱望している今日この頃です、ぜひよろしくお願いしたいです!!


毎日投稿での更新を目安に執筆していきますがズレることもありますのでよろしくお願いいたします。

 マシュは言葉にすることはないが、再び何かメッセージを送るような力強い視線をシルに送る。その視線に対して、シルは首を少し動かしてみせ、それに応えてみせた。二人の間で数秒間の瞬く間に行われたこのやりとりをただ黙ってじっとデンジュはそれを見届ける。その間に流れる得体の知れぬものを確かに彼は感じていた。


シルは地面に着いている足に力を入れ直すと再びオーク目掛けて駆け出す。宙を大量に舞う砂塵が後ろにいたマシュとデンジュの目に襲いかかり、思わず目を細める。しかし、それが空気中に混じり合い、風に流され二人の視界が開けていくと、シルの後ろ姿はどんどんとオークとの距離を縮めていっていた。


既に、シルの目には砂塵一つ一つを捉えていた。まさにスローモーションと言わざるを得ない、自分だけが停止した時間の中で動けている様な感覚、加速時間オーバードライブ


 シル目掛けて振り下ろされるオークの拳の一撃もシルに当たることはない。パラパラ漫画を実際に見ているかのように、ゆっくりと振り下ろされていく。だが、シルはそれに合わせて回避行動を取ろうともしない。


ジャジャジャ!!!


後方から飛んでくる遠くからの電撃攻撃により当たる前にそれが弾き返されるのがシルの視界には捉えていたから。振り返ることはないが、おそらくマシュも何らかの援助攻撃をしてくれているのだろう。ふっと笑みが溢れるが、加速していく時間の中でそれは一瞬の出来事。時間軸に引っ張られ周りには何もなかったように見えた。


 オークは先にマシュが切り落とした健も今は綺麗さっぱり回復して、何ともない様に立ち上がっている。だが、依然として片目での攻撃で照準が上手に定まっていない。振り下ろされるそれはどこか乱雑で、適当に行っているのかシルの身体を掠る攻撃ばかりだ。


「さぁ、行こうぜ、相棒。ダンスの時間だ」


 シルは剣に笑いかけると、それに呼応するかの様に加速時間の体感速度を上げていった。

いかがだったでしょうか? 気に入ってもらえたのなら、嬉しく思います!


繰り返しになりますが、コメント、評価、ブックマークは私のモチベーションにもつながりますので、ぜひしていただくと幸いです。よろしくお願いいたします。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ