私は家事掃除もできる令嬢です
雑草刈りを終えてかなりさっぱりした我が領地。
次に取り掛かるのは屋敷の補修だ。
「床が腐っている所があるわね……」
腐っている所には印をつけて確認していくとほぼ半分が腐っていた。
……コレ総入れ替えした方が早いかもしれない。
まだ抜け落ちないだけマシだろう。
「どれだけ放置されていたのかしら……」
屋敷の中を慎重に歩きながら部屋を確認していく。
一階には食堂、風呂、応接間、客間らしき部屋がある。
二階もあるんだけど階段が怖くて行けそうにもない。
とりあえず使えそうな客間を自分の部屋にする。
なので客間の改装を始めた。
窓を開けて空気を入れ替えホコリを除去。
ホウキで床掃除をして綺麗にする。
公爵令嬢が掃除なんて意外だと思うけど私は基本的に自分の事は自分でやる。
部屋の掃除も勿論自分でやるし料理も出来る。
コレはお母様の方針で『貴族だからと言ってなんでも他人に任せずに出来る事はやりなさい』との事でメイドや執事に教えて覚えた。
学院時代は自分でお弁当を作ったりもしていた。
こうして役に立っているのでお母様の方針は正しかった、という事だ。
「ベッドもマットを変えれば使えるわね」
ベッドに座り感触を確認、ギシギシという音が聞こえるけど使えそうだ。
マットは実家から持ってきた物を使い寝床は確保できた。