2、知らない天井だ
こんにちは、こんばんは
今回もよろしくお願いします。
くそっ、どうやら今日も落ちてしまったようだ。
でも折角寝たんだ。少しでも英気を養うため、もう少しここでゆっくりしよう。でもまて、学校あるぞ......
そういえば、昨日ベッドで寝たっけ?
何で記憶が思い出せないんだ?
相当疲れてたんだな、僕。ベッドで寝たのいつぶりだろう。一人暮らし始めてから数えるほどしかしてないからな。
そういえば、目覚まし時計が聞こえないな。てことはまだ大丈夫か、もう一寝入りするか...
あれ、僕目覚ましかけたっけ?
急いで起きないと!
僕は睡魔と戦いながらもなんとか目を開けて意識を呼び出して.......
そこで僕の第一声は
「知らない天井だ.......。」
これ、僕の部屋じゃない。え、どうなってるの?
疲れてるんだな、うん。もう一度寝よう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「知らない天井だ.....。」
いかん、もう一度言ってしまった。でも、知らない天井だ。これは夢じゃない。え、何が起こった?
とりあえず起き上がろう!
そうしてベッドから起き上がったとき、
「○%=×$@¥®#×?」
え、何?いきなり女性に声かけられたんだけど。ていうか、この人、滅茶苦茶美人!
え、ちょっと待って、いきなり胸の前で両手を合わせないでよ。僕、死んでないよ。
......僕、死んでないよね?
ためしに自分をつねってみた。うん、痛い。大丈夫、死んでない。
じゃあ、いただきますのポーズ?
ダメだよ!僕細いから美味しい肉なんてないよ!だから食べないで~!
うわっ!まぶし!
いきなりなんか世界が光って、何かに包み込まれたような...
「大丈夫ですか?」
いきなり女性が話しかけてきた。
「あ、はい。って、ええええぇぇぇ!」
いきなり日本語しゃべったー!
おいおい、喋れるなら先言ってくれよ。
パニックになるってこと、あるんだね。もう何が起こってるの?どうなってるの?これ、本当?what?why?え?
「すいません!一度落ち着いてください!このままですとお話も何もできないですから!」
そうだ、落ち着け、落ち着くんだ。ちゃんとしないと。パニックでもいいことは何もないんだ。
「すいません、取り乱してしまいまして。」
「もう大丈夫ですね。よかった...。私はランドバル伯に仕えます、ネルと申します。よろしくお願いします。」
え?伯?
「いきなりなのですが、質問させていただきますね」
「あ、はい。」
そして僕はこのネルさんというひとに色々な質問をされていった。
質問を聞く限り、僕はどうやら何か疑われてるみたいだった。何か凄くオーラが怖いんですけど。なにがなんでも絶対解き明かして見せる!みたいな感じで。
私はあやしいものではありませんよー!
読んでいただきありがとうございます!
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