3、質問
今回もよろしくお願いします。
ネルさんから色んな質問をされていったのだが、正直に言おう。何て質問せれたかほとんど覚えておりません。
でも、何て答えたかは覚えてます。
「すいません。わかりません。」
だってよくわからん人の名前とか、聞いたことない地名とか沢山出されて、知るかよ!そんなもの、ってなるじゃない。
あと、ここで魔法の話しも聞かれた。え、魔法?そんなものあるの?
なんかネルさんも凄く疑ったりしてくるけど、だって本当だもん。知らないもん!
でもこれだけ僕がわからない言葉がどんどんでてくるから、これ、もしかして......
と思ったら
「すいません。ご協力ありがとうございます。本当になにも知らないんですね。」
「すいません。期待した答えが返せなくて。」
「いやいや、問題ありませんよ。これで質問は形式上終わりです。」
「形式上?」
「はい。あなた、えーっと......」
「あぁ、赤坂友也って言います。」
「ええっと、アカサ、カ、ト、モヤ様、ですか?」
「あぁ、言いにくいなら、うーん、トムで大丈夫ですよ。」
「すいません。ではトム様と呼ばせていただきますね。」
びっくりだな。まさか赤坂友也が発音できないって。
ものすごく簡単だと思うんだけど。
「実はこの屋敷に無断で入った人は絶対に聞かなければならないリストってものがありまして、それを質問してたんです。」
なるほど。
「でも本当に質問に協力してくれるなんて、珍しいんですよ。」
「え?普通に質問に協力できない人の方が多いんですか?」
「普通の人は拷問しながら聞き出しますよ。」
ぞっ。
「あ、でもそれのほとんどの人が盗人かどこからのスパイ何です。あなたみたいなパターンの人ははじめてですよ。」
あ、そうなの。結構物騒だな。
絶対にここ日本じゃない。いや、地球でもないかも...。
「では、今からリストにない私からの個人的な質問をさせてください。」
「え?」
「いや、あなたのことは名前以外全くわからないんですもの。言える範囲で教えてくださいませんか?」
「はぁ。わかりました。」
僕にはきっと拒否権はないんだろうな。
「では、あなたがここで目を覚ます前の記憶を教えて頂けませんか?」
「えーっと、家にいて、夜に本を読んでいて、そのまま眠くなって寝ちゃった、みたいな。」
「え...すいません、もう一度お願いします。」
「だから...」
「...」
どうやらネルさんは信じられないみたい。何があった?
「いや、あなたはこの屋敷の廊下で倒れているのを使用人が見つけてここに運び込まれたのですよ。」
え、まじで。薄々感じてた異世界転移、いや、異世界転生....どっちかわからんけどそれがもう最有力になってきたぞ。僕が向こうで倒れたときにこっちにやってきた、みたいな。
「すいません、ちょっとしゃべっていいですか?あの...」
ここは僕にとっての異世界なんじゃないか、ということを話た。もちろん、根拠もつけて。
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「なるほど、中々信じれませんよね。でも世界をこえる、って話は伝説のような話にはなるんですけど、あるにはあるんです。まさか本当に......。でも、本当かどうか......。」
「じゃあ、この世界の常識を教えてくれませんか?僕の世界の常識も話すので、それがあまりにもかけ離れていたら、別の世界だってことがもっとよくわかるかもしれません。」
「...でも、それぐらいしか確かめる方法がありませんものね。」
こうすれば、僕に何かあって、いきなり一人で生活してもなんとかなる知識を得られるかもしれない。
そして色々な驚愕の事実を知ることになる。
ありがとうございました。
まだまだ続いていきます。
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