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おれの彼女は、アイドルなのか?!  作者: とっぺん
④ももてぃんの秘密(闇闇ガールズ含む)
37/80

④-7

戻ってきたももてぃんは、コーヒーを淹れながら、再び話はじめた。


大石さんは2つの条件を出した。という。


この紫の若返りの薬は、太古から伝わる秘伝の方法で煎じている。

そのため、お金がとてもかかっている。

なんと代金が500万円…!!

……これを、大石さんに払わなければならない。


それもOLである菅野桃子の給料からではなく、


あくまでもアイドルのももてぃんとして、稼いだお金であることが条件だ。


稼ぐ方法にはこれまた2通りの指定がある。


1つ目はライブのチケット代、グッズや、(仮に)テレビやラジオで出演があった場合のギャランティ。


2つ目は駅前に屋台を設置し、夜の12時まで稼ぐ方法。これは自分の好きなものを売っていいということだ。

そして、この屋台こそが、俺とももてぃんの……出会いの場でもある。


あのクリスマスイブの夜、ケーキを売るミニスカサンタとして、

ももてぃんは、俺の前に現れた…。まさしく魔法のように…。


それに正月だって……


よこはまジュリーを見かけたことを、ふっと思い出した。


おずおずと話してみる。

「…この前の正月……よこはまジュリーを駅前で見かけたんだけど…。おでん売ってたんだよね」


俺は、そこで口を閉ざした。

確か……帰ってきた親父が、火事になっただとかなんだとか言ってたことも、

思い出したからだ。

もし…親父の勘違いだったら、と思うとこれ以上言えなくなってしまった。


ももてぃんは、それを聞いて、下がり眉になって、ふぅっとため息をついた。


「ジュリー……あの子、スマホ依存症なの。寮でもどこでもずうっとスマホいじってるもんだから、この間不注意で火事起こしちゃったのよね~」


「え、火事??」


「火事ってもまあ……屋台の屋根が焼けたくらいで、ジュリーも軽いやけどで済んだんだけど、修理代含めて、50万円借金が増えちゃった…」


「…気の毒に」


「そうよね、かわいそう。だけど私とは違って、あの子たちの借金は400万なの。緑の薬だから。……緑の薬って、要するにゲテモノ薬なのよね」


「ゲ、ゲテモノ…?!」


「ろくろっくびとか、吸血鬼とか、のっぺらぼうとか…化け猫とか……」


「ああ…!!」


納得した。同じ魔法少女でも、飲んでる薬が違うのか!!


ももてぃんの若返りの紫の薬は、500万。

まあ…ももてぃんの場合は、元の顔も可愛いから通用するわけであって……。


可愛くなる&ゲテモノになっちゃう薬は、400万。

なりたいゲテモノになれるという。

……てか、なりたいゲテモノってなんだよ!!(ツッコミ)


大石さんは、かなりの額をこんないたいけな少女たちから、せしめているわけか…。


「あと…もう1つの条件は…ね」


ももてぃんが……言いにくそうに言葉を紡ぐ。


「男の人と……S○Xしたら……魔法が解けちゃうの」


俺は、あんぐりと口を開けた。

これ以上ないくらい、すごく間抜けな顔をしていただろう。



「な、なんで?!」


「魔法少女はみんな……バージンじゃないといけないから……って」


な、なんやって~~~!!!


「キスすると、1万円借金が増えて、それ以上のペッティングやあれやこれやは5万円……。持田くん!ごめんなさいっ!」


がばあっと土下座をするももてぃん。


「だから私……500万借金返し終えるまで、あなたとS○Xできませんっ!!」


「…………」


衝撃事実だ……。

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