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其の五十四(まだ)
どうも、ちょっとした事を忘れちゃうことが良くあります。一回やればある程度は忘れないのですが忘れた頃に忘れます。けど、ちょっとした時に思い出す事はいつも一緒です。戯言です。
切り忘れた爪が気になった午後三時
家に帰ったら切ろう
そう思ってまた忘れる
忘れようとしたことは何だったのだろうか
飲みかけた清涼飲料水の入ったペットボトルは
机においたままで
飲み忘れて捨ててしまう
流して捨てる午後八時
流したのはそれだけだったのだろうか
慌てて部屋を出た午前九時
遅刻することより目立つことが怖かった
他人の目線はそれだけで自分を傷つける気がした
蛇口をひねった午後十一時
バスタブに溜めたはずのお湯は
浸かる前に冷めてしまった
時間が経てば冷めるのが良いものはあるのだろうか
流れた時間においていかれた午前i時
きっと存在しているもの何てなかったんだろう
ありがとうございました。




