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君に送る詩  作者: コウ
38/69

其の三十八(小噺風壱)

どうも、この世界の主人公は自分だと思います。それぞれがみんな主人公でそこには物語があるんだと思います。戯言です。

これはこれは昔の話


昔々、でも、そんなに遠くない昔

僕と誰かと誰かと誰かたちがいました。


ある時、僕は、君に会いました。

そしたら、誰かは君に

誰かたちは君以外になりました。


そうするうちに、君は誰かと仲良くなりました。

そしたら僕も、誰かと仲良くなりました。


でも、誰かは君にはなれませんでした。


君は君のままで僕は僕のままで誰かは誰かでした。


でも、誰かにとったら

君は君で誰かが僕で僕は誰かなのかもしれません。


それなら、僕が僕であるには何が必要なのでしょうか?


そんなことを考えていると、何故か

君になった誰かのことを考えてしまうのでした。

ありがとうございました。

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